セッティングしてから3か月。たまたま子供が留学で2週間居ないのもあり、14日間×14時間くらいで200時間鳴らし込んだ。
モーツアルト主体で、ブラームスの小編成やロン・カーターのバッハのピチカートなど。やや大きめの音量にした。75㎜ヴォイス・コイルのWウーファーは鳴らし込みにバスレフで使っているが100Hzくらいにピークがあり、「ぼうぼう」と膨らんでいた。ダンパーの軟化が進んだためかカーターのチェロも生々しく自然になった。ヴァイオリンが固いのはほぐれてきたが、倍音がいまひとつ、オイストラフが力強すぎ、ハイフェッツに面白みがない。T380はD260 と同系列の分割振動型のツイーターでありエージングに時間がかかる。
思いついて、常用しているオルトフォン7Nの電源コードを付属のものに替えると、まとまりが良くなる。オルトフォンでは音像が立体的だが、高音の尖りと低音の締まりがあったが調味料の効き過ぎがあった。練れたAudience80でもDENON PMA SX1のきつさを感じた。電源コードが一因のようだ。付属品は良いバランスでなるがこれもエージングしてみないと分からない。こちらの方が、古楽器も嫌味なく鳴る。オルトフォンの電源コードは渋いS10-Ⅱには調味料として良かったが、DENON PMA SX1には不要のようだ。電源コードを選ぶとしたら太目で7Nが良いかも知れない。今後の楽しみだ。
なお、スピーカーケーブルはAcotec(現Acrolink) 1040と6NのYラグだが癖が無く不満はない。7Nのケーブルが現行だがどれ位の差があるのか分からない。
替えるならCDとアンプの間のケーブルかな(60㎝)今はAcrotecの1万円位のを使っているがこれも中庸で不満がない。今のセットなら味付けのないラインが良さそうだ。
DemagnedizingのCDは効果的で、音場、音像、帯域とも広がる。目が覚めるようだが、当面は頻繁にやるのが良いようだ。脱磁後は鳴り方も開放的だ。理由は分からない。
非常に滑らかでいつまでも聴きたいという音だ。しかも、楽器の分離が良く、立体的で音像が立つ。あと少し両端のレンジが広がると、高域の囁きと低域の音圧で空気感が良くなる
二重盲検法にならい電源ケーブルを試した、オルトフォン7Nが低音の締まり、バランス、ただし高音のきつさはあるが、圧倒的に良い。音像と音場も確かだ。