昨年の1月から執筆の論文が査読を通った。5月の黄表紙(日本建築学会)に掲載される。これで黄表紙は4本、都市計画学会1本で合計5本のトップ・オーサーだ。今回はコ・オーサーのJLL関西支店長の山口さんと分析をし、フローと論旨をとりまとめ、創造的で有意義な時間だった。しかし、休日が飛んでしまい、昨年は自転車クラブがご無沙汰になった。
今回は大阪市での移転の模式化とその理由を幅広く解明した。FMの会や、関係会社でのプレゼンを予定しています。
詳しくは下記のサイトで御覧ください。
http://www15.plala.or.jp/n7ohshima/oosaka%20office%20center%202.pdf
今回の論文はデータ数も574件と多く、大風呂敷が広がり、9ページにもなり疲れた。提出後は一種の虚脱感を感じている。これが最後の査読付の論文となるだろう。思えは、91年出版(共著)の新建築の「ウォーターフロントの計画とデザイン」( https://docs.google.com/file/d/0By9_5eJBeiyQQS1xVVA4dkFRaW8/edit )から24年、都市論として同じ論拠を実証した思いだ。具体的にはMITの修士論文、早稲田の学位論文と査読論文5本にある。内容は、都市の量的拡大や質的特化(クラスター)のマトリクスと変容過程だ。恩師、吉阪隆正先生の「生命の輪」と戸沼幸市先生の「人口尺度・密度」の影響がその基盤にある。
この齢になり、言ってしまったことをひとつひとつ実現化させ片付けているが、相変わらず忙しい