都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

ひとくち(大阪 西天満):関東炊で出汁が単調、建物が良い

2018-02-19 03:40:53 | 食べ歩き

 毎年恒例のSさんとのおでん探検で、今年はここ。

 大阪天満宮の参道で、陸渡御の順路でもある老松通を北に入った路地の角にある。立派な料亭のような建築で、厨房が仕切りの中にあり、その周りはカウンターになっている。2階の個室もあり料理旅館であったのかと思う。おでん屋としての歴史も長く、’55の創業というから70年余りになる。

 喫煙可の店でありカウンターの奥に座る。予約のみとなっているが、席を空けてゆったり座っている。

 御職の土手焼は、味噌がたっぷり、蒟蒻と筋肉の串、蒟蒻は固めで歯ごたえが良い、筋はちょっと固めで脂っこい。味噌だれには一味が効いて、お通しの大根につけてもうまい。

 がんもどき(ひろうす)は固めでどうも好きではないお味。関東炊きの手法で乳化させる順次煮込みのスタイルだが、出汁が単調で深みがない。

 若布、春菊、大根、玉子、シューマイなどを食べるが、どうもいまひとつ。お酒の燗や、焼酎のお湯割りは良かった。和んで、大組の架構の天井を見て会話が弾む。

 よかったのはコロ(800円)、大振りが1個で食べると埃っぽいような乾燥した鯨独自の昔のお味。歯ごたえもしこしこ。アラカン二人で懐かしむ。

 

 穴子の一本揚げ(860円)は、大振りで大味な穴子。天ぷらの衣が固めで浮き粉を入れているのだろうか。油っぽさもある。塩をもらって、てんつゆより合う。天つゆは薄目で大根おろしを入れ、それだけを飲んでもうまい。

 

 サーヴィスも良く、快適で1万円弱。しかし、関東炊きなら、中津にある常夜灯の羅臼昆布のお味をすすめる

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森元(大阪 西天満):ポーク・キーマとスパイシー・チキンのあいがけを寒風の中に楽しむ

2018-02-19 03:39:47 | 食べ歩き

 寒波で、中之島を渡るのが身を切る寒さ。開店前に並んでも寒い。ポーク・キーマとスパイシー・チキンのあいがけ(1,200円)にする。ポーク・キーマは鶉卵3つ入りで黄身だけ食べる。玉葱が多く優しいお味でほっこりする。スパイシー・チキンは、スパイスがたっぷりでソースは少な目、お肉を味わう。これに、いつものビーフを足して3種類で楽しむ。ビーフも玉葱が甘い、しかし辛く、お水をどんどん飲んで汗が出る。

 開店で満席、マダムは忙しいが雰囲気はゆったり。

 汗をかいて、寒風にさらされると寒いこと

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