都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

錦秋の桂離宮はゆったり、快晴で暑いくらい、落ち葉とどんぐり

2020-11-28 02:19:55 | 京都

 13:00に、11人案内は石井さんでゆったり、さりげないが知識が豊富だ。ゆっくり行くが、次の組が10分後という分散方式。

 紅葉は干からびているところもあるが、おおむね盛りでありがたい。陽射しも柔らかく、本日は透明度も高い。愛宕山がくっきり見えたくらい。

 御幸門先のいつも見る紅葉も色づき、秋を感じる。冬の枝、春の新芽と花、夏の実と青葉、そして秋の今を感じる。

 この時期はお昼でも太陽高度が低く影が長い。この光で見る霰零しは立体的に見える。外腰掛では蘇鉄の下にある石組の面白さに気がつく。荒磯を表しているようだ。手前の苔も復活して安堵した。

 松琴亭では屋根裏に移る水面の光が面白かった。さりげないが角で丸太のアベマキを十字に合わせて柱と一体化する仕事は見事だ。

 以前に赤い橋があったたもとの灯籠の横には手水があったのか、石組に気付いた。

 いつも見る、新御殿に陽があたっておらず、違う表情で面白い。池には鴨と鷺が多い。

 月波楼は掉尾を飾るにふさわしい景色だ。これほどの船を模した茶屋は他に思い浮かばない。L字型で山と海の景色を楽しめ、さりげなさがある。一番古い茶屋と聞いたことがある。観月会は無作為抽選で50倍から70倍の競争率とのこと。

 やはり桂は良いな、補修中の中村軒は水曜で定休、栗おこわが買えなかった

コメント
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