都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

阪神梅本店は1階から入りにくく、不親切、うめだ阪急の案内は親切、特化しうめだ阪急と連携し、余剰スペースはオフィス転用を勧める

2020-12-10 02:02:23 | 都市開発

 阪神梅田本店にあるキタムラに財布の修理をお願いしようと、御堂筋線南口近くの地下から南に行くと入口が分からない。エスカレーターで1階に行くと「閉鎖」と書いてあるのみ。北に行くと工事車両の入口のみで、南に折り返し貫通道路を越したところにやっと入口を見つけ入ると、警備員二人から検温がある。ついでに「閉鎖」と書いてあるところに「南に入口があります」と書いたらどうかというと、警備員が「書いてある」とまくしたてる。実際、当方は迷ったといっても聞かない。2階から連続しているので上れというのみだ。

 さらに恐ろしいのはこの入口にフロア・ダイレクトリーが無くキタムラがどこか分からない。もちろん案内所もない。エスカレーターへの動線の案内もない。

 勘でエスカレーターの位置を探り、場所は婦人売り場のバッグだろうとあたりをつけ無事に3階のキタムラに到着、このお店はサーヴィスも良い。

 帰り、うめだ阪急に立ち寄ったが、出口の横に「入口はこちら」と表示がある。でる時も「入口」と大きくあり、横の「出口」と区別されていた。また、正確にPhysical Distance(Social Distanceは社会学での心理的距離などを言う https://en.wikipedia.org/wiki/Social_distance )と正しい英語で流石と感じた。

 阪神と阪急の百貨店の差は大きい

【追記】上記を阪神梅田本店にお送りした、2時間で返事が来た

分かりづらい案内や警備員の態度などご不便・ご不快な思い~誠に申し訳ございません~貴重なお客様の声・ご意見として関係各部署で共有~今後の店舗運営に活かして参りたいと考えております~真摯に受け止め今後とも精進して参ります~阪神百貨店ホームページ担当

 と型通りの返答で具体的改革の姿勢を感じない。担当者の名前もない。マネージメントに不安がある。梅田エリアはデパートのオーバー・ストアであるし、阪急に比べ阪神の優位性があるとも思えない。但し、食品売り場(実は道路の下 売上は食料品依存  https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31273200R00C18A6LKA000/ )、スナックパーク、阪神タイガース・グッズ売場は優位性を持つため、この3カ所を残せば良い。ナビオ阪急が阪急百貨店メンズ館になったように、阪神梅本店も阪急タイガース館にでもするのも一案と思う。デパートは縮小しオフィスに転用する方が収益も上がるし、カニバリゼーション( https://bizhint.jp/keyword/229492 )回避で阪急阪神ホールディングスの全体利益が向上する。阪神として納得がいかないなら阪急と分かれ相互乗り入れの近鉄と手を組む方策がある。

 黒と黄色のとらじまも、マルーンに代わる潮時か

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