Go To Travelで予約。海が真ん前で、和室(布団で寝る)は久々だ。コロナ禍でもあり、仲居さんが給仕する部屋で食事になった。畳に座るのは結構苦痛だ。
夜は、懐石料理とあり梅酒から口取りが色々、莫久来(ばくらい 海鞘と海鼠腸)がうまい。お酒は旅館の伊豆山で軽め、300mlを夫婦で楽しむ。吸い物はアレルギー変更で胡麻豆腐、白木耳、手毬麩で出汁がしっかりしていた。真ん中に汁物を入れるのはお酒で乾く喉がほっとする。
御造りは真鯛の皮霜と鮪の中トロが良かった。鮑の踊り焼きもバター・レモンの香りと柔らかさがたまらない。
炊き合せは関東風でちょっと濃いめ。鰆のカラスミ焼は一口位で食べやすい。
最後に、ロースを鉄板で焼くステーキは3切れ、バターを3等分してガルニとともに食べるとたのしめる。ご飯も石川県産で粒立ちが良い、ちりめん山椒で食べたが半分までしか食べられず。青さ海苔の味噌味留椀がほっとした。
最後のラ・フランスのコンポートも和んで、宮崎出身の仲居さんと話が弾む。
朝食もお部屋で。
鯵の干物がうまい、身が厚くしっとり脂がある。青さの雑炊も熱々で良かった。結局3杯飯になった。
常連客が多いと聞いたが頷けるお味ともてなしだった