香川照之は最近CMでよく見かけ、夫婦で「売れとるなぁ」と言っていた。突然の銀座クラブのセクハラ騒動で降板とイメージ悪化に。急転直下とはこのことだ。
驕れる平家も久しからずとは思うが、本人の増長と周囲のやっかみがあり、不祥事により頂点から落ちるというパターンは多い。
同類で、突然辞任したENEOSホールディングスの代表取締役会長だった杉森務も同様の酒場の狼藉だ。
古くは、大阪府知事の横山ノックがセクハラで退任( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E5%B1%B1%E3%83%8E%E3%83%83%E3%82%AF )や、舛添要一の公金問題から都知事辞職( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%9B%E6%B7%BB%E8%A6%81%E4%B8%80 )、次の猪瀬直樹もクリーンを標榜しながら5千万円の献金問題により1年で辞任( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%AA%E7%80%AC%E7%9B%B4%E6%A8%B9 )。イケイケで成り上がり、他人は批判するが自分に甘いというのが共通点、また成り上がり身の丈を忘れ不幸になったように感じる。
その他、汚職ではIRの秋元元議員、今回の電通関連などある。安倍の「モリ・カケ・桜」は闇の中になってしまったが、これも我が世の春の時期に起こった
会社では電通のイメージが悪化の一途だ。前は、高給かつモテルというホイチョイ・プロダクションの漫画でのイメージがあったが、パワハラ残業自殺事件、本社売却のうえに、東京オリンピックではOB含め汚職の殿堂の様相を呈している。
さらに三菱電機や東芝、日野自動車など、自殺や不正会計、工場の不正など成り上がった大企業の「闇」が指摘され、就職の人気にも影響をしている。長すぎる春が、ややこしい「様式化」した組織になった事例だ。
身の丈を知る、己に酔い調子に乗らない、落とし穴かもしれないと疑う、穏やかな将来を見据えるなどが教訓になろうか