リモート・ワークにより出勤人数が減り、オフィス街のお昼を食べていたお店の閉業につながっているようだ。
淀屋橋から本町を歩いても焼き魚定食やニンニク・スパゲティなど懐かしい店が閉業している。人気なのはカレーかラーメンというもともとこの辺りに少なかった業種だ。(東高麗橋のカシミールや森元は前からあったが、コロンビア8、ボタニから増殖し始めた)
名物だったシチューや焼肉の名店が特に少なくなっている。しかも夜の利用が少ないと聞いた。
淀屋橋と本町に24年務めたが、お昼は楽しみだった。和気あいあいと食べて、食後にコーヒーを飲んでいたなぁ、今のT工務店社長のSさんはいそいそとショート・ホープを取り出して、セロファンを折り込んでから呑んでいた。
後輩に聞くと、最近はスーパーやコンビニの弁当などが多いそうだ。御堂筋にも銀行の統合などにより1階に食品スーパーなどが増えた。お昼は外食と中食との競合にもなっている。
残業するくらいなら、お昼も仕事しながら弁当を食べているようだ。
働き方が変わった、残業が美徳(「お先に失礼します」の挨拶)と収入(年俸制になり残業手当が無くなる場合も)ではなくなってきたからだろう