都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

北山エリア開発計画を訝る

2021-11-07 02:19:16 | 都市開発

 京都府が府立植物園を開発しようとしているが反対がある。https://www.kyoto-minpo.net/archives/2021/10/09/post-27130.php

計画案 https://www.pref.kyoto.jp/sposei/news/documents/kihonkeikakusaisyu.pdf はこれだが様々な問題がある

 半木の道は枝垂桜で憩いの場となっている。京都市の水と緑(枝垂桜も)の軸線でもある。その裏に施設開発は必要だろうか。

 どうして体育施設が要るのか、西京極になぜ集約しないのか、複合用途のはき違えではないのか。コンサート・ホールとの関連なら文化施設に絞りエリアとして集積を高めるのがあるべき都市経営だ。

 京都市が赤字なら京都府も赤字の波及があるのは当然だ。予算が厳しくなる折にこのような開発は必要だろうか。

 京都市に必要なのはICTなどハイテク産業だ。そのためのオフィスやR&Dを北山に作るというならまだ分かるが。

 北山通は高松伸を始め、バブル期派手な建築が並んだが取り壊され今はない。かつて進駐軍居留地でもあった北山のエリア的な開発計画が未だにない。住宅開発も中途半端だ。

 京都市と府で考え直して欲しい開発案件だ


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