耐え忍んだ夏が終わり、安らぎの秋は豊穣。この栗おこわを食べないと舌の秋が始まらない。830円は高いが、栗がごろごろ入っている。
売場のおねいさんと桂離宮の話が弾み、苔寺(西芳寺)の構成、秦氏の古墳、松尾神社と伏見稲荷の話など広がる。
秋を楽しんでいるのが心地よい
耐え忍んだ夏が終わり、安らぎの秋は豊穣。この栗おこわを食べないと舌の秋が始まらない。830円は高いが、栗がごろごろ入っている。
売場のおねいさんと桂離宮の話が弾み、苔寺(西芳寺)の構成、秦氏の古墳、松尾神社と伏見稲荷の話など広がる。
秋を楽しんでいるのが心地よい
夏用に洗えるとのズボンを2本買ったが、スリムなシルエットで格好は良いが動きにくい感じだ。さらに、前のジッパーが高いところで止まっており、小便器を使いにくい。見た目は良いが如何なものかと思ったら最近はこういうのが多く、ベルトを外して使うようだ。
変わらないトラッドのJ Pressがこれでは困る
久々に、美々卯の賑わいそば、夏だがかけうどんから。出汁がうまく、うどんに腰がある。蕎麦は細目ですっきりしている。
夏の特色は太刀魚のお造り。天ぷらの野菜は茄子と万願寺唐辛子。いつもの安心のお味で、個室は卓上にお茶が置かれるようになった。
話がはずんで、1時間とすこし。道修町通の陽射しはいまだにきつい
台風21号の通過した2日後に拝観。周りに、倒壊した木や飛び散った枝・葉が多い。賞花亭の裏の大木ももぎ取られたような惨状。桂垣沿いの川縁道路には枝・葉が集められ収集を待っている。
案内の女性の藤井さんは御所から、野村さんの薫陶がある。マイクを使い、キティちゃんの電気蚊取り線香も装着英語も堪能でドイツからの団体客にも対応。25人と少な目。
小雨のなか、石の表情が良い。平たい青石、丸っこい御影石など。
のんびり、藤井さんとも話をしながら。雨は落ち着く
移転してからは初めて、5年ぶりくらいか。
荊妻と11時丁度に並んで、一回転目の最後の席に着く。大人気のお店だ。aはハンバーグ(煮込みか)、エビフライ(大きい)、コールド・ポーク3枚で800円。Bはビーフ・カツで1,000円。これにサラダ、ご飯、牛肉コンソメが付く。
夫婦で乾杯。ビール(朝日のドライ:500円)でサラダを楽しむ。
ハンバーグは煮込み風でジュースは少なく、肉は大き目で玉葱多め、ナツメグを感じた。エビフライは大きく、衣が薄く、ぷりぷりとしてタルタル・ソースもあっさりで丁寧。コールド・ポークは厚く大きいのが3枚でオニオン・照り焼きソースがたっぷり。これはうまい。
ビーフ・カツはこの店の御職。なんともうまい半生の中身とやわらかさ。カリカリの衣にたっぷりのドゥミグラス・ソースの海。お味もよく、量も多く、この値段は信じられない。ドゥミグラス・ソースにかすかにカレー味を感じた。
ガルニは隠元、人参グラッセ、ガーリック味の巻きスパゲティと丁寧。特に、スパゲティは残りのドゥミグラス・ソースをさらえて楽しめる。
ご飯も食べてお腹一杯、荊妻は「ここは、今まで連れてきてもらった店でで一番良かった」と好評
台風21号と、この後の北海道地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。
昨日、朝の10時からJRも止まるというアナウンスがあり、本日は自宅勤務。京都を直撃で、午後南側は大雨大風。
外出は、大丸も髙島屋も閉店で、台風が来る前の朝に耳鼻科に行ったくらい。
埋立地の外周にあるコンテナ・ヤードの浸水や、関西空港の水没と連絡橋の船舶衝突など高潮と強風の被害が多い。低気圧と満潮が重なったからか。塩水での水没は、特に電気系統に障害が多い。15年位前の高松の高潮で地下の電気室の水没には半年から1年復旧に要していた。
蒸し暑い部屋に荊妻も休校で籠る。あららという夏だ。
爽やかな秋を待ち望む
お昼に手早くつけめんの小(830円)を食べた。全体にセントラル・キッチンかと思うような太い麺とこってりつけ汁で、まずくはないがうまくもない。胸がもたれるお味で、酢があれば良いと思った。
出汁の鮮烈なお味がなく、まとまりが良すぎる。麺も均一だが、旨みに乏しい。チャーシューも炙ってあるが柔らかさと潤いがない。
全体に持ち帰りを自分の家で作ったようなイメージだ。
それでもお昼は満員。こってり好きに向くのか若い方が多い
著者は都市計画の専門家ではないが、経歴から槇文彦さんの推薦もある。しかし、読む価値は感じない。ジェイコブスに対するモーゼスの研究としてのみ存在価値がある。また、文章が生硬なのも気になる
全体に当時の社会環境、モーゼス個人を取り巻く開発環境、経済、社会動向など「横」への言及がなく、モーゼスの生涯という「縦」のみの研究と位置付けられ、立体的・時間的展開に欠けている。
さまざまな問題点がある、これを列挙する:
・モーゼスは流行を追っていたのみ:当初の公園開発も当時流行に乗っただけではないか、「都市と緑地」にパーク・システムがあるが、ご存知だろうか ( https://blog.goo.ne.jp/n7yohshima/e/dfbc814acfc36b61fb626f5c33be3d10 )
・マストラの整備について、もともとアメリカは鉄道王国だったが1920年代の恐慌時に倒産があった。この後、自動車の普及(T型フォード:フォーディズム)、ハイウエイ政策(1956年)もあり車社会と転換した
・モーゼスの開発は、郊外インフラからマンハッタンの3本のハイウエイに入り、挫折したのは既存の住民利権・生活を考えなかったから→住民同意が開発の制限になるというNIMBY、BANANA,NOTEなどで「開発が潰えてしまう」と著者は懸念しているが、開発の合意形成が今の都市計画だ。開発者として、市民としてのモラルを疑わざるを得ない。
・地図が分かりにくい、資料としての価値が減じている
・個人の利権を確保するために公社を利用したのは現在でも懸念される。行政の外での立ち回りをより分析すべきだ
・ニュー・ヨーク世界博覧会( https://en.wikipedia.org/wiki/1964_New_York_World%27s_Fair )は失敗そのものであり、跡地利用( https://en.wikipedia.org/wiki/Flushing_Meadows%E2%80%93Corona_Park )を評価できるという見解には「緑地整備の成功」としか言えない
全体に開発者びいきの論調だが、インフラ整備というのはモーゼスがいなくても進んだと思われる。逆に、開発ありきの成功体験者が、アーバン・リニューアル時代(都心復興)での協調型のまちづくりに置いておかれたというのが実情だ。
時代の変遷、政治の変遷、都市開発の価値の変遷など立体的な利権の交錯と時代の変遷という多面性に欠けた著作だ
近所で所要があり、11:15に再訪。(早めに開けるらしい)
お昼の小ご飯ものセットは、基本のそば・うどんと中華そばのみできる、寿司3種盛も同じく。カレーうどんがうまいとのことで630円(税別)にする。
出てくるのが速い。肉うどんのカレー味で、出汁がうまく、葱がアクセントに。うどんは大阪独自で柔くたよりなくうまみがない。
これは独自のうまさがある。うまいような、懐かしいような、頼りないような。
(参考)
持ち帰りで、バッテラ2人前(9切れ 540円税別×2)を持ち帰る。結構重いが、暑い夏の夕方に良い。堺の深瀬壽しより、ほんわりしたすし飯と塩が強めの味わいのある鯖だ。
京都は37℃のため、34℃の神戸へ避暑に。1万5千歩あまり街をぶらぶら。
まずは、8時前に烏丸、十三から三宮へ。阪急神戸線は久々。三宮からフラワー・ロード(旧生田川)を下り、日本一短い国道を経て税関前に。大きく、海岸線を歩くがあまり面白くない。旧居留地を歩いた方が良かったかもしれない。途中に温泉と住宅などの開発用地もあった。
フランク・ゲーリーのFISH DANSEが未だにある、メリケンパークは広々しているが、緑が少なすぎる。水辺のデザインと集客は、拙著 新建築別冊(1991年)を参考にして欲しい( https://docs.google.com/file/d/0By9_5eJBeiyQQS1xVVA4dkFRaW8/edit )
ゆっくり歩いて、MOSAICへ。アジア系が多い。Umieはイオンでお店は洛西と同じのが多い。きれいで涼しい館内を通り、神戸駅から新開地に歩く。
荊妻は新開地のパチンコの多さ、舟券売場、路上の宴会という街の光景と、お好み焼き、焼肉、中華、立ち飲み、立ち食いうどんの多さに驚いている。なぜか、この近くは歩道に垂直に自転車を駐めている。台北に似ていると思った。新開地も湊川の付け替えで開けた映画歓楽街で浅草みたいな位置付けと解説しながら歩く。なお、福原は娼妓と芸者で栄えた色街。ここから長田は土地区画整理事業で生まれた、重工業で働く方々の住宅エリア。これに、小規模工場、アーケード商店街、色街も混在。
さらに、お昼は 11時に ゆうき でうまくて安い洋食に感動していた。
色々、歩きまわって新開地から帰洛。2時前でシャワーを浴びてひと眠り
楽しい半日だった
五山送り火も過ぎて、ちょっと秋めいた上町。うえまちに行くと臨時休業、ならばと、長堀を下って玉造まで15分歩く。
丁度、開店で醤油つけめん(830円)とチャーシュー(200円)で1,030円。麺は太目でもっちりしている。つるつる、しなやかな うえまち より食べごたえがある。つゆは、脂と雑味もあり醤油も辛めで力強いお味だ。上品ですっきりの うえまち とは差がある。つけめんなら うえまち が好きだ。
しかし、ここの醤油ラーメンは、太目の麺と力強さがありながらすっきりスープでなんともうまい。うえまち のラーメンは上品すぎてあまり食べたことがない。
得手不得手はお店によると思った。ここのスープ割もほっこりする。
広瀬旭荘の「天下の貨(たから)七分は浪華にあり、浪華の貨七分は舟中にあり」(原典:九桂草堂随筆)と言われたのは、堂島と中ノ島の米蔵。河川港である中ノ島あたりは船場に近く、、集散地かつCBD(都心)近接の米取引市場となった。この先物取引と集散地はシカゴと似ている。こちらのラサール・ストリートも先物の元祖で、投機的なアニマル・スピリッツで名を馳せた。
閑話休題、この著作は素晴らしい資料だ。知見は:
・米が幕府の生産評価単位→石高 35%が取り分
・先渡契約(Forward)から先物取引(Future)へ、証券化され米小切手(10石単位)
・信用は米方年行司が仲裁人、大坂奉行所、のちには幕府の関与
・豪商が米切手を担保に大名・旗本に融資→地方自治体金融
・空米小切手とモラル・ハザード、幕府による信用補完、民間の拠出要請→「選りきらい」(信用選択に)、入替両替(信用により交換)、不渡り小切手
・河岸:江戸(かし)、大坂(はま)、京都(川ばた)
・蔵屋敷の米俵搬出入は船入堀、雁木(階段状護岸)と瀬越船、
・見付で米の品質評価、実物チェックで「領国米ブランド」
・相場の旗振通信の禁止→抜け駆け禁止と情報の価値
政治(幕府)と経済(商人)、地方経済と中央経済、米と商品作物、時代の経済変遷など多面的な分析は読んでいて興奮する。
淀屋橋近くの会社に勤めた経験もあり、当時の賑わいが想像できる。
大坂から大阪に、そして今は活気がいま一つ。
五山送り火を終えて、初秋の気配で湿度が低い。ニュー・イングランドの夏を想い出す。
予約して、地下の店に降りると煙草の客が、カウンターに逃げる。
上は300円上がって、2,500円になった。愚妻は普通を(2枚付だった)
厚めでうまく、楽しめた。肝吸いの胆もうまい。愚妻はどぼづけの胡瓜と白菜に熱心のため当方のも分ける。ちょっと固めで蒸しがあまく、山椒は多い目で楽しむ。
愚妻は初めてだが、堪能したとのこと。当方もお腹一杯。
ビール(スーパー・ドライは嫌いだが)の中瓶を入れて、4千円程
洛中に帰り、夫婦ともお昼寝になるくらいお腹一杯
38℃越えが7日連続の7月から、8月になると台風が8つ目。百貨店も17時閉店など前倒しで、売上がはかばかしくないのもむべなるかな。
台風は、湿度が高く、湿度で気温も下がらず、風で窓も開けられずでエアコンだよりになる。あまり楽しくない。いきおい、読書かTVになる。
酷暑に加えて、台風連続とはなんとも嫌な夏で2018年を覚えておこう。この年は、情けないスポーツ理事関連トラブル(相撲、日大アメフト、アマチュア・ボクシング)と、対比する輝かしいアジア競技大会のバドミントンや水泳の成績を関連付けよう。
特に、アジア競技大会の水泳 イケイケ 池江璃花子はいいなぁ、泳ぎはしなやか、体つきは肩幅がごつく、表情が豊かでコメントも臆することがない
鱧すきを子供が五山送り火の夕方届けてくれた(9.500円)
早速、愚妻が段取り。五山送り火を待つ夕方は秋の気配。まずは、鱧の骨で出汁を取り、玉葱で甘みを出す。
具材は:うどん600g、鱧200g、小松菜、玉ねぎ、人参、ミニひろうす、南京、モロッコインゲン、椎茸、三度豆、ヤングコーン、生麩、薬味は葱、卸生姜、はものたれ(味噌に梅干しの裏ごし)
いつもの うどんすき は鶏と出汁のうまさだが、鱧すきは、鱧と玉葱と出汁ですっきりしているが圧倒的な旨味がある。なお、名残の脂がのった鱧と松茸鍋なども秋の味覚の王者でとてもうまい。
今回は、夏の疲れの中、すっきりとうまい。
子供に感謝、添えられた夫婦へのお手紙に涙