都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

江戸堀 木田 讃岐うどん(大阪):肉カレーうどんがさらに濃厚、うどんもより滑らかに

2021-12-16 02:43:43 | 食べ歩き

 飾って頂いている絵を秋の柿に取替に、10:30から並んで口開け。N社の後輩2人(一人は東京からで初めてのため「生醤油うどん」に)もお呼びしてゆっくり歓談する。おでんやうどんの揚げたのをつまみ楽しむ。当方はいつもの肉カレーうどん(950円)。おまけの天ぷらも頂き感謝。うどんはより滑らかになった。カレー汁は濃厚で、浮かぶ青葱と煮込んだ玉葱がうまい。肉もたっぷりで、麵を食べた後、しみじみとカレー汁を味わう。前はこれにご飯をつけていたが、数年来ダイエットで止めている。本当は、カレー汁とご飯の相性は抜群、卓上のキューちゃん漬けがあう。

 孫の写真などを見せて、みんな歳をとったと感じた。初めて来た2010年からもう11年

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東京探検(2):歩いて疲れたが、ビルの多さと開発に驚いた、友人と旧交を温めた

2021-12-15 02:47:38 | 趣味

 朝は渋谷の中華で広東麵、うまい。渋谷のビルとダンジョン( https://shibuyaplusfun.com/district/ )に迷い宮下公園( https://www.miyashita-park.tokyo/ )も見る。低層部は商業と呑み屋街。五反田のグリルFでハヤシ・ライスをMビルの友人と。恵比寿に回って虎ノ門の再開発を見る。東京の開発はすごいとしか言いようがない。

 京橋に戻って小休止、東十条のやきとんに行く。清潔だが親父がうるさい。銀座を歩いて早めに帰る。

 

5日目 谷根千へ:2万3千歩、10階

 ホテルをチェック・アウト。荷物を預ける。

 根津の朝蕎麦に行く。ぶらぶらあるいて、上野公園を横切る。動物園の行列が長い、パンダ人気で事前予約とのこと。

 日本橋髙島屋が10:30開店で回りのビルを見る。裏の武田薬品ビルも髙島屋が買い取っていた。三國屋で10時から座って、髙島屋のビル(旧N生命保有)と村野藤吾のリニューアルをみて、メールなども片付ける。10人限定のうな丼は丁度良い量だった。

 伊東屋に行くと、裏のKビルからGビル(銀座中央通)7階紙・絵具などと5階筆記具、4階ルーズ・リーフなどが移転。Kビルには手帳が移転と使いやすくなった。品揃えは今一つなのは、今や手書き図面でなくCADだからと思う。

 クリスマス・オーナメントを見て回り、和光や松屋なども行くが、教文館で良いのを見つけた。ギンザ6はテナントの入れ替え中で今ひとつ

 後は、銀座の天龍で御土産餃子を買う。そして、新幹線、帰洛。

 Rem Hotelは立地(Location, Location, Locationだ)が良かった。3,500円/泊は安いがシャワーのみはいまひとつ。デザインは扉が危険と感じたところもある。タブレットは不要、TVで代替できる。寝具の質は高い

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Slurp(京都 烏丸御池):塩ラーメンは油少な目がお気に入り、唐揚げも衣を一部取ると軽やか

2021-12-14 02:42:30 | 食べ歩き

 お昼の990円の定食は、塩ラーメンと唐揚げ・ご飯のセットが好みだが、油が重い。今回、塩ラーメンの「油少な目」にすると、スープの味や柚子の薬味の味が引き立って、しかも健康に良い。おすすめです。

 唐揚げも衣ばかりの時があり、できるだけ衣を剥がしてカロリーを抑える。マヨネーズに一味をたっぷり混ぜるとうまい

 日曜日はランチが少ないため観光客にも人気、5名とかが多い

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東京探検(1):歩いて疲れたが、ビルの多さと開発に驚いた、友人と旧交を温めた

2021-12-13 02:45:27 | 趣味

1日目 立石の呑兵衛:2万歩、12

 まずは八重洲の開発に驚いた。特に日本橋あたりの高速道路付け替えもあり大型再開発が多い。Coredoの裏など超大型だ。東京駅前八重洲通の両側も再開発だ。しかも民間主導の第一種だ。

 N社の後輩と探検に。京成立石駅( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%8B%E7%9F%B3_(%E8%91%9B%E9%A3%BE%E5%8C%BA) )の南北は再開発予定のようだ。アーケードの木造密集状態だが、お惣菜やフライ屋、肉屋など公設市場のようだ。酒都立石というのと再開発のせめぎあいがある( https://www.tokyo-np.co.jp/article/140805 )

 立ち食い寿司を食べて、近くの図書館で歴史を探る。宇ち多゛を体験して、常連とシルバーの食欲に驚く。

 銀座に出て、煉瓦亭夜の部の口開け、カキフライ食べながら話が弾む。

 京橋のレム・ホテルまで歩いて帰る。便利だ、但しシャワーしかない、3,500円/泊は安い。

 

2日目 上野で3軒振られる:1万8千歩、9

 荻窪の丸長で10時から並んで口開け。チャーシューワンタンメンを賞味。

15:00予約の上野ゴッホ展は、クレーラー・ミュラー・ミュージアム所蔵品だった。現地は2012年に訪問した。その時、出品されていない作品もあり楽しんだが。

その前に行こうと思っていた国立西洋美術館( https://www.nmwa.go.jp/jp/index.html )はコルビュジェの原案に戻す工事で閉館中。それではと歩いて行った国立近現代建築資料館( https://nama.bunka.go.jp/ )も閉館時期、東京藝術大学大学美術館( https://museum.geidai.ac.jp/ )まで閉館で3たて。

 夜は日本橋でT工務店繋がりの4人会で痛飲、楽しい

 

3日目 中野や早稲田を歩く:1万4千歩、13

 雨に降られる。西荻窪のはつねに10:40から並んで口開け。チャーシュータンメンは上品でうまい。清潔な店とすっきり味は関連する。

 中野で降りて、ブロードウエイのオタクと時計の店を見る。近くに東京建物の屋台骨を揺るがした中野セントラルパーク( https://tatemono.com/project/vol04/?iad2=main07 )もある。

 早稲田に行って、よしおかでつけ麺と思ったが、漱石山房記念館(https://soseki-museum.jp/  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A5%E6%B1%9F%E6%AD%A3%E4%B9%8B )を300円で鑑賞。漱石は子規と25歳の時京都の木屋町で遊んだ記録があったと思う。

 丸ノ内OAZO関連の知り合いである丸ノ内ホテルの社長を訪問、1時間半歓談。雨天でもあり京橋のホテルに戻り、小休止。

 17:30に新橋で馴染みのT工務店の友人と会食。小体な店で女将と話し3時間半楽しく。

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メサベルテ 茨木店(大阪):栗の食パンは秋を楽しめる

2021-12-12 02:44:07 | 食べ歩き

 長岡天神駅の横が本店。茨木のレトロなアーケードの阪急本通り商店街にもある。近くには、あっさりラーメン290円 喜楽 https://tabelog.com/osaka/A2706/A270604/27109898/ や いつも人だかりの立ち食いソバ280円の たつみや https://tabelog.com/osaka/A2706/A270604/27023929/ などがある。

 玄米食パン(4枚切り、280円+税)、栗たっぷり食パン(小ぶり 450円+税)を買う。

 玄米パンはもっちりで、玄米が変化になり健康的なお味だ。栗のパンは、確かに栗たっぷりで生地もこくがありバランスが良い。

 ちょっと、朝食が豪華になった

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ハラタチ日記:京都中心部では歩行者、特に観光客のマナーが悪い

2021-12-11 02:47:49 | 世情

 最近、京都の街なかに観光客も増えて洛中の田の字地区( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E3%81%AE%E5%AD%97%E5%9C%B0%E5%8C%BA )でも、20km/h制限の道路だが歩行者天国のようになっている。

 自転車で走って特に怖いのが

①後ろを見ずに(急に)斜め横断

・これは追突しそうになる、注意しても何が悪いというそぶりだ

②スマホ歩きで急に横断

・道が分かって、即行動のようだが観光客に多く、飛び出しに近い

③写真を撮るため、後ろに下がり道路の真ん中に出る

・写真に夢中で回りを見ない、しかも後退であり注意がない

④渋滞の車の間から突然横断

・サイドステップかと思うくらい、急ブレーキしかない

⑤子連れの横断

・店を見つけて急ぐ親の後ろに、子供が走って道路横断など、手をつなげよ

その他、焦っているのか目前を斜めにかすめるように幅寄せして商用車の駐車なども怖い。逆走(右側通行)の自転車(おばさんと高齢者が多い)も迷惑だ。

 このように、ひやひやが多いが、南北の道では新町、室町、東洞院あたりが特に問題だ。迂回のしようがないため、上記の歩行者と状況、特に観光客(ガイドブックか歩きスマホ)を見かけるとゆっくり走るしかない。するとUberなどの配達自転車が追い抜いていくが。

 どうにかしてくれ、観光地であるが生活空間でもある

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らぁめん真(大阪 茨木):白醤油チャーシュー大盛はなんともうまい

2021-12-10 02:43:22 | 食べ歩き

 すっかり気にいって、11時に行くと5人の行列で15分待つ。白醤油チャーシュー大盛(1,200円)にする。

 今日は、まずスープ、そして葱とカイワレ、大葉と薬味を足して味わう。素直で脂があり、ぼんやりしているが優しいスープ、これに葱とカイワレが入ると味がきりっとする。さらに大葉を足すと風味が軽やかになる。

 今日のチャーシュー6枚は厚めで、肉の部分に柔らかな噛みしめとうま味があり堪能した。

 麵もやさしく、太目で滑らかと好みで、粉の味も良い。メンマとともに最後までゆっくり楽しむ。

 最後に、鳴門1枚と海苔1枚で〆にする。

 もてなしもよく、味も良い。お気に入りだ

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朝日を受けた東山の立体感と彩り

2021-12-09 02:46:58 | 京都

 色々、体力を使いすぎてちょっと休養。8時過ぎの東山は朝日を斜めに受けて立体的に見える。さらに色合いが赤も入り多彩で錦秋を目の当たりにする。錦秋の眼福だ。

 空が薄い青、雲が動く。東山の後ろに低い雲が連なり上部が陽を受け輝く。今井美樹の「空に近い週末」を想い出す。

 銀閣寺にでも行こうかと思うが、たまった本もありゆったり読み進む。Dynaudio Focus 340 を鳴らしAccardoのヴァイオリンを楽しむ

 ゆったりした、朝の時間

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店屋の味と矜持のある店で五目麵が好き:行きつけの兪 が閉店予定とは

2021-12-08 02:42:18 | 食べ歩き

 大体、お昼は麺類が多い。昔は美々卯で組(先にもり蕎麦、声がけできつねうどん)が多かったが、最近は野菜たっぷりの五目焼きそば・汁そばが好みだ。

 MSGたっぷりの町中華といわれるのは好きではない。店屋(もの)の味だが、くどく、食後に喉が渇く。あれは学生時代おいしいと思った味だ。

 よく行く、兪 という中華はホテル出身で20年近く通っている。ここは、上品と町場の間の位置付けだが飽きない。MSGも少な目でスープもしっかり採っている。

 白菜、青梗菜、青菜、袋茸、竹の子、海老と鶉の卵が必ずひとつずつ、そして烏賊と豚肉。感心するのは、芥子酢と胡椒(言わなくても持ってくる)がありさっぱり楽しめる。

 大阪では、今はない三番街店とその後通った堂島店の青冥の五目汁そばほどこの12年程お昼に食べたものはない。酢と胡椒たっぷりがお決まりだった。

 その他では、北浜地下の龍門(近くて便利だった)や梅田のどんたく(独自系)の ちゃんぽん や、梅田 別館牡丹園などもとても良い。

 ラーメン類は、モヤシと葱がたっぷりか野菜を足せないとあまり食べない。そのため、蕎麦やうどんは野菜不足のため、江戸堀木田か京都五条の春日井のカレーうどん以外あまり食べない。

 パスタは、前田珈琲の昼の持ち帰りナポリタン(珈琲付で550円)がうまいが、量が多い。半分は冷凍して付け合わせに利用する。

 うまい五目汁そばか焼きそばがお昼にあるとしあわせだ

 と書いたら兪 が12月26日で閉店、その後は未定とのこと。四条高倉の餃子がうまかった禧龍もとうに閉店、煌庵(マダム紅蘭の息子が運営、今は系列だった煌力という担々麺店のみが残る)も味が落ちこの前閉店した。

 お気に入りの中華がなくなるのはつらい、かといって王将ではMSGで飽きる

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京都駅前の日本郵便など再開発:高さ60mはどうか、整形敷地でのオフィス開発が京都の将来に貢献

2021-12-07 02:44:50 | 都市開発

 東京や大阪駅前など鉄道と郵便の関係があったため駅前には郵便局があった。現在、大阪郵便局跡は隣地を含め再開発工事中( https://shutten-watch.com/kansai/13188 )だ。

 次は京都ということか、隣地の京都駅ビル駐車場を取り込むのは分かるが、角の日本生命京都ヤサカビル(弥栄自動車が底地所有、建物は新借地で日本生命が所有)も取り込み四角い街区開発とすべきだ。( https://www.google.com/maps/place/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E9%A7%85/@34.9866742,135.7567577,19z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0xb61a446e74a21c08!8m2!3d34.985849!4d135.7587667 )建物形状は入隅のない整形かつ大型となりオフィスビルとして優位性が高まる。

 だが、都市再生特別地区指定により高さ60mと容積率1,100%には疑問がある。60mの高さはかつて京都駅ビルと京都ホテルだけに認められたものだ。京都駅ビルは京都南北の「壁」となり京都市街の南北を空間として、心理的にも隔てている。( https://saitoshika-west.com/blog-entry-8075.html https://www.post.japanpost.jp/life/realestate/assessment_kyoto.html )

 加えて、ホテル誘致について、京都駅前はビジネス・ホテル立地であり、プレミア・クラスは観光の利便性と京都らしさから烏丸御池(地下鉄東西線で嵐山と東山へ)や東山あたりにある。京都の発展と「都市再生」のためには用途をオフィスと低層商業に限るべきだ。

 今やオフィスは四条烏丸(対面営業や医薬、祇園関連の食品・飲料などの業種が多い)よりも京都駅前シフトとなっている。京都駅前でのオフィス空室率は低く賃料は高い。これは京都市街周辺に本社を構えるICT関連企業(京セラ、日本電産、任天堂、村田製作所など)への営業や連携を求める企業が多いからだ。

 更に言うと、オフィス、商業、ホテルの垂直複合(MXD)は、エレベーターなどの縦動線の区分、空調区分(DHC(化粧品ではない)利用でも商業は2管式用意など面倒)、搬入や車回しの取合い、構造・セキュリティ区分など面倒なのはハルカスを見れば分かる。(建設費と管理費が高額になる)

 京都駅前にビジネスの核ができるのは望ましい、京都市は「ホテル」の呪縛から脱却すべきだ。水もの観光よりもICT産業育成だ。京都には対応できる企業と学生がある。

 これまでの、観光利権志向の安倍・菅、漆と茶道で隠された元投資銀行のアトキンソン、和服の門川大作京都市長が三つ巴になったホテル・観光客数増加策は観光公害とオーヴァー・ルーム(ホテル旅館余り)に終わった「厄災」だ。半面、秋でもホテル旅館が取りやすくなり、選べる利点がある。ゆったりした、質ともてなしと味や体験を相応の価格で楽しめる国内観光がこれからの京都の重点だ。

 京都は、地に足がついた産業育成と京都大学の人材活用に軸足を移し、オフィス開発を進めるのが方策だ。京大の周りにオフィス・パークはないが、MITの隣接では関連するゲノム企業進出しオフィスの集積がある。我が国の産学連携や集積(クラスター)形成は遅れていると言わざるを得ない。

 京都市はR&Dの民間投資を促進させる方策と都市開発・金融の専門家の参加が必要だ

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丸亀製麺 京都市役所前店(京都):きつねうどんはぬるく、葱は固くうまさがない

2021-12-06 02:40:00 | 食べ歩き

 急いでいたのもありこちらできつねうどん(470円)にする。甘きつねは冷えたのを容器から出してうどんにのせる。

 食べるとぬるい出汁だ。きつねをなぜ温めないのだろうか。きつね自体もふっくらしていない。また、葱は、切ってから時間がたっており瑞々しさがなくごわごわ。天かすを入れてムジナうどんにして、七味もたっぷりでさっさと食べる。

 麵も昔より味わいがないと思う、これで470円は高いと感じた。美々卯のきつねうどんは千杯以上食べたがいまや825円(京都駅店)だ。差額の455円を喜んで支払いたい

 一食の楽しみを失った、あくまで急いでいるときの利用だ

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店と客は相互にお店を支え鍛え、柔らかいもてなしに昇華させる

2021-12-05 02:57:42 | 趣味

 銀座に行くと、伊東屋の裏の別館(画材など専門性が今も残る)に寄り煉瓦亭に行く。50年近くの習慣だ。池波正太郎の銀座日記にも影響されたが、煉瓦亭のハヤシ・ライスとカキフライが洋食経験の根幹をなす。最近は数年に一度しか行けないが行くといつも会計の時「いつもありがとうございます」と覚えられている。

 若い頃は、ポークカツに別キャベツ、ビールで最後にハヤシ・ライスだったが、今は無理だ。この店との関係で、お客が店を支え、育て、そして店が応えるというのが分かった。

 店とお客の柔らかなつながりと気遣いがあり、しっとりしたもてなしと味わう楽しみという循環になる。

 今では、煉瓦亭のお昼の終了間際、カツレツの上やカキフライなど別キャベツ、そして小ハヤシ・ライスを楽しみ新幹線に乗る。昔あった、国際ビルの香味屋(佐藤店長の時代)の洋食弁当も良かった。

 良い店は家族の思い出になる、味ともてなしが子供にも記憶され受け継がれる。

 関西では、浅井食堂の浅井さんや江戸堀の木田さんなどが馴染みでますます旨くなっている。阿倍野の明治屋や三宮のステーキ みやす 、川端二条の赤垣屋など代替わりもある

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ギョウザ オウショウ 烏丸御池店(京都):焼きそばとニンニク激増餃子で満腹

2021-12-04 02:52:39 | 食べ歩き

 日曜日のテニスのあと、お昼を探すとあまりない。久々に王将で焼きそばとニンニク激増し餃子と思って訪問。11時過ぎだと空いておりカウンターへ。

 焼きそばにはお酢をたっぷり、芥子も3つ程入れる(もっと入れれば良かった)。お酢でMSGが緩和されてうまい。但し冷えるのが難点だ。

 餃子はお酢胡椒と餃子タレ・お酢・辣油の2種にするが、ニンニクが効いている分タレの方が馴染む。

 合計737円だが、お腹一杯になる。王将の餃子は大きく安い。店もきれいで落ち着く

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バブルの経済理論(櫻川昌哉):バブルの分析から低金利時代と我が国の今後の成長を鮮やかに分析した大著

2021-12-03 02:56:35 | マクロ経済

 8年を要した大著であり、早稲田の2年後輩にあたる教授は大先生のはずだが、例え話や脚注(特にP464 大隈重信の経験と早稲田の教育)も面白い。

 論理展開も明解で読んでいると知的興奮がある。但し、マクロ経済や経済史が分からないと理解できない内容で専門家向けだ。

証明の対象は:

・命題1:利子率rが経済成長率gより小さいとき(資金が割安なため)合理的バブルが起こる

・命題2:合理的バブルの定常状態の経済は効率的資源配分をしようとする

・命題3:定常状態の経済では合理的バブルはGDPの一定割合で均衡する

 

 知見は:

・リーマン・ショックは住宅バブルと証券化商品のバブルの二重構造

・チャールズ・キンドルバーガー「熱狂、恐慌、崩壊」(Manias, Panics and Crashes)1970年代が参考になる

・1980年代、ソロモン・ブラザーズがMBS(Mortgage Backed Securities)を証券化の始まりとして販売、ABCP(Asset Backed Commercial Paper)「21世紀の融通手形」で資金調達し更に証券化商品を購入する循環

・ハイマン・ミンスキーは生まれるのが早すぎた:ヘッジ、投機、ポンジー・ファイナンス

・バブル資産の取引は贈与であり、交換ではない(戻ってこない:国債の発行と貨幣需要(タンス預金))

・中国は家計と企業の貯蓄率は50%を越え、自国内での運用とする官製の不動産バブルになっている→事実上固定相場と自国独自経済運営のため資本の移動禁止(国際金融のトリレンマどおり https://en.wikipedia.org/wiki/Impossible_trinity )

・バブル代替仮説:総バブル=土地(地価)+国債(政府債務):「期待の連鎖」→現在は国債バブル

・不動産は供給の価格弾力性が低い(急に造れない)

・転職市場の未整備(と終身雇用)が日本企業を保守化、人材や組織の変革を邪魔した

無形資本(知識資本など)はアメリカで6%→15%に30年で増加、ICTなど推進。担保になりにくい。R&Dでも研究開発者人件費が半分でしかも流動的な転職もあり組織管理が難しい

証券化すると、債権回収がおろそかになる、値が上がっているうちは良いが、下ると危険(返済不能に)

・ABCPはB/Sに下駄を履かせた状態で、子会社(SIV Structured Investment Vehicle: Shadow Banking(実態不明で隠せる))が負債としてのABCP(短期)と資産としての証券化商品(長期)の購入:流動性リスクが高まる

・日本の不良債権処理の本格化は2002年2月「金融再生プログラム」とバブル崩壊から10年後(110兆円)と遅れた→実際は裏で処理が進んでいた、大体完了してどうしようもないのが判明した分というのが実情だった(当時の裏を知るものとして)

・欧米だけが証券化商品を買った、新興国は安全資産で運用

・「良いゼロ金利」への移行は、インフレ期待の形成と貨幣需要(116兆円のタンス預金)が縮小を待ち利上げが良い(ゼロ金利には戻らないとはっきりさせる)

・日本国債には政府債務残高との理論が成立しない「国債利回りパズル」:運用能力の低い国内機関投資家が割高な価格で国債を買い続けているから(政府が市場を骨抜きにした)→財務企画など新しいことに挑戦はしない、エリートは自分を守るため前例主義

・2025年の財政黒字には消費税を13%に、但しコロナ禍のばらまき財政投資でさらに上乗せが必要

・MMTは国債残高を膨張させ、財政再建のための政治的圧力から長期的成長への財政支出は制約を受け、成長は減速する。

・「金融の劣化」金融の劣化がバブルを呼び、その後の企業内部留保の増大など過剰貯蓄が国債や現金の受け皿「経済の贈与化」につながった。外部資金依存が減り、金融の劣化は続き低金利も続く

・日本人の致命的欠点は国際的な枠組みを信じすぎ、独自性がない、秀才は多いが「空気」で決まる

 バブルのみならず、今後の我が国の「劣化金融」への対応と企業の「無形資産重視」に向けた改革の必要性についても述べており視野が広い。

 論理を楽しめ、痛快だ。おすすめだが経済の専門家向け

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手打うどん春日井(京都 五条大宮):風邪にはカレーうどん大盛、しなやかなうどん

2021-12-02 02:51:51 | 食べ歩き

 東山が錦をまとう、山装う秋。なぜか鼻が詰まり風邪気味。こういう時は、カレーうどん大盛(800円+200円)と思い、こちらに11:10に並ぶと2番目。陽射しを浴びて、11:30の開店を待ち、窓際のお気に入りの席に座る。紙エプロンで飛び跳ねに武装。

 カレーうどん大盛は丼も大きめでたっぷりのカレー汁。3切れの鶏肉は皮と取ってありあっさり。大量の葱で白いところは斜切り、青いところは筒切りと切り分けている。鶏と葱はあう。

 大量のお揚げ(おそらく近くの まるまん謹製)とともに、しなやかな麵をつるつる味わう。風邪が汗とともに去っていくのを感じる。出汁は柔らかく、味わいがある。最後に、七味をたんまり入れて汁をゆっくり味わう。

 たおやめのお味だ。

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