都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

日吉大社を散策:歩き回った、登山靴を選ぶべきだった

2021-12-01 02:54:56 | 趣味

 秋の晴天、比叡山ゆかりの大社である日吉(大)社( http://hiyoshitaisha.jp/about/ )、かつては八坂神社(祇園神社・社 https://www.yasaka-jinja.or.jp/about/history/ )を比叡山延暦寺の関係もあり末社として支配した歴史がある。

 奥の山頂にある金大巌(こがねのおおいわ)とその対岸の近江富士 三上山( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E4%B8%8A%E5%B1%B1 )の対比と楽しんでみようと6:00に烏丸御池を出発。自転車でと思ったが片道峠越え2つで20km、その上、山のなかを歩きまわるのは疲れると思ったからだ。

 Asics Field Walkerとモンベルの人工ダウンにL. L. Beanのウエスト・バッグに麦茶のボトルもさして快適だ。 

 山科で乗換、7:00にJR比叡山坂本の駅に到着。(500円)朝日が近江富士に近い。反対側の比叡山に向かい坂を上る。両側には延暦寺の里坊が並ぶ、道の両側には灯籠と穴太(あのう)衆の石積、紅葉と水路の水が透明で光りきれいだ。

 大鳥居をくぐり、神仏習合の山王鳥居をくぐる。拝観料300円だが、不在のためそのまま(帰りに支払う)、NHKが大掛かりなロケをしていた。

 西本宮と東本宮は、信長の焼討以降の再建となり日吉造( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E5%90%89%E9%80%A0  https://kotobank.jp/word/%E6%97%A5%E5%90%89%E9%80%A0-608441 )となっている。京都は焼けた社寺が多く、京都市街で一番古い寺は千本釈迦堂(1220年)位だ。舞台のような拝殿が多いと感じた。東西に分かれているのは祭りも関係あるようだ( http://hiyoshitaisha.jp/event/sannou/  https://www.city.otsu.lg.jp/material/files/group/16/rekimatikeikakupabukome2syou10.pdf )。( https://www.biwako-visitors.jp/event/detail/104/  https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/134784/1/98_143.pdf )

 裏の八王子山を上る。段差の大きい階段と急傾斜の坂道を上がること、20分弱でたどり着いた金大巌は磐座、舞台造(懸造)の祖と言われる牛尾宮と三宮宮に守られている。これが起源だと分かる。この坂と階段を神輿が登り、降りてゆくとは。山王祭で2つの宮は3月の第1日曜日から4月12日まで行宮(あんぐう)の役割を担っている。

牛尾宮(上七社):大山咋神荒魂(おおやまくいのかみのあらみたま)

三宮宮(上七社):鴨玉依姫神荒魂(かもたまよりひめのかみのあらみ)

 圧倒的な存在感であり、向かいには近江富士が対峙している。境内の各所にも巨石がある。

 下る途中の右側に神宮寺道の分岐があり、日吉神宮寺跡(遺跡)まで行く。大宮川へ降りようとしたが修験道らしく険しいためあきらめた。登山靴ならどうにかなったかもしれないが手袋も必要だ。往復して結構疲れたところに、段差の大きい階段でさらに疲労する。やっと三宮宮遥拝所まで降りる。

 帰りは下りで楽。一日で1万9千歩 97階登ったらしく、結構足にこたえる。

 滋賀院門跡の庭(https://garden-guide.jp/spot.php?i=shigainmonzeki&from=nearby )は小堀遠州( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%A0%80%E6%94%BF%E4%B8%80 )、遠州は近江富士を好んでいたと聞いている。疲れて次回拝見したいものだ。

 山科の熟豚で休憩とお昼、ニトリで買物など、帰りは市役所前で降りて三条など買物に。人出が多い

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