都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

4世代に思う

2023-03-16 02:28:28 | 教育

 テニス・コートに、こちらがテニス、荊妻が孫遊ばせている3世代。

 

 と思ったら荊妻の母が入院しているN病院から電話があり、骨折のためS病院での処置の手続きとの電話。

 たまたま近所でもあり、タクシーに3人で駆け付けると義母はやつれていたのに驚く。介護タクシーに事前に運ばれるストレッチャーに乗っていたのが義母だとは。S病院に着くまで義母の「痛い」とか「大丈夫かな」と言う弱気を励ます。

 手続きに1時間半程。丁度近くにコンビニや工事現場があり孫の食事や探検に。

 義母は老いによりできることが少なくなる。孫は色々新しいことを覚えていく。対比にたじろぐ半日だった。

 生命を感じ、重い体験であり心が揺れる。

 かくいうこちらもアラ古希、今のうちにやりたいことをし、残せるものを作らねばと思う

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本家柴藤(大阪 淀屋橋):久々のひつまぶしは流石のうまさ

2023-03-15 02:24:11 | 食べ歩き

 5年ぶりに予約して訪問。空いていた。最近は週休2日のスケジュール。

 2階の窓際で荊妻と二人。ひつまぶしのおひつBは4,305円に値上がり。(山葵多めにしてもらう)また、会食で無く、ゆったり来たのも初めて。まずはお茶がうまい。

 荊妻に食べ方を。先ずは4つに分け、よそって蓋をしておく。1杯目は山椒のみ。肝吸いの出汁もしっかりして肝もうまい。

 2杯目は山葵をたっぷり、これが好きだ。ご飯もしっかり炊けている。

 3杯目は、山葵、葱、海苔に出汁をかけお茶漬け風にして食べる。ここで追加の山葵と葱をもらって4杯目も同じくお茶漬けで食べる。

 荊妻もうまさに瞠目。直焼きの鰻はひつまぶし風に限る。また鰻自体のうまさと焼き加減も良い。お昼として、この味と量なら満足だ

 1階の支払いで、挨拶を。そういえばと思い出してもらえるのはありがたい限り。一時はインバウンドの観光客で混雑していた。

 何かと歩いて、19,300歩、4階登る

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執筆にはまる、エクセルにつかまる、合間にテニス

2023-03-14 02:27:06 | 都市計画

 先日のプレゼンでのパワーポイントのスライドを文章化しようと手を付けた。

 章立てと骨子はすぐにできた。しかし、難物がエクセルだ、データに陥穽があると発表できない。2015年5月掲載の論文などベース・データはあるが、年次グラフのデータ整備や再査に時間がかかる。データのやり直しでは、各年次の合計が合算年次に合うようにチェックするとピボットテーブルの順番違いや欠落部分の貼り付けと合算の食違いなど面倒だ。やりだすと解決するまで数時間と久々に眼が痛む。

 こういう「トンカチ仕事」はけっこう楽しい。文書を作り、図表を入れていくのは久々だ。今まで、査読論文5本を書いた頃を思い出す。図表の体裁や寸法を合わせるのもお作法だ。白黒が基本のため、カラーをグレー・スケールやパターンに直す。最後に図表のナンバーを入れよう。貼り付けも図や形式を合わせるなどコマンドがある。

 初めての査読論文執筆からは25年程になる。更に、学士論文1本、修士論文2本、学位論文1本と結構書いている。パソコンになってからの2本は楽だった。昔はグラフが手書き、データは縮小して貼り込みだった。

 T工務店の開発計画本部でも、プレゼン資料作成はCH焼きの地図にトリパブを打って、パントーン、レトララインを30°の刃のデザイン・カッターで切り取り、スプレー糊をうった写植をピンセットで貼り込んでいた。パワーポイントとエクセルの方が楽で修正も瞬時にできる。

 トンカチ仕事はお絵描きも似ている。表現の手段は共通だ。作業の過程、例えばテーマや何を描くか、どうやって、とかが楽しい。

 研究もデータから「発見」があり、さらにデータにより「証明」された時が一番楽しい。今回はロジックとデータのフローの確立したパワーポイントを文章化するといういつもの逆だ。(普通は論文をプレゼンとしてパワーポイントで説明するのが多い)この作業はけっこう難物だな。図のモノクロ修正、寸法合わせ、文章書きなど眼精疲労と肩凝りだ。

 並行して、集積の形成理論と東京からの副本社の種類・誘致手法も取りまとめるつもりだ

 パソコンの肩こりをテニスで解消というDays of Racket & Keyboard

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味万(大阪 南本町):天むすの持ち帰りはお得でうまい

2023-03-13 02:23:28 | 食べ歩き

 1個100円を5つ購う。小ぶりでちょっと見えるしっぽが可愛い。

 食べると甘さを感じる。軽いお味で5個はすっと食べられる。夕餉に豚汁と法蓮草のお浸しとあわせると丁度よかった

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Humankind 希望の歴史(ルトガー・ブレグマン):人の本質は善だが、暗い世の中の原因を探っている

2023-03-12 02:29:52 | マクロ経済

 ピンカーの「暴力の人類史」以来、現在は安寧な時代、暴力も減少という分析がやっと常識になりつつある。本著は、その裏打ちと何故暗い世の中になるのかを事例分析しており面白い。知見は:

・第二次世界大戦での一般市民の爆撃は「恐怖や士気の低下」を呼ばず、「落ちついていた」ため更なる爆撃につながった→軍隊同士の戦争から一般市民への攻撃による講和狙い 「戦争の未来」ローレンス・フリードマンに詳しい(おすすめ)

・ノセボ効果:根拠がないが効果が出る集団心因、認識バイアスやレッテル付けによるえこひいきの効果に似る、みんなが良いというから良いんだという心理の裏返し

・ニュースと現実は負の相関:平和なときほど、悲惨なニュース→悲劇のカタルシスか、人が犬を噛むとニュースになるのと似ている

・人間は猿より優れるのは社会能力、協力

・利己的な遺伝子はGM CEOウェルチやエンロンのCEOスキリングのRank and Yankは組織内の闘争を呼び、CEOらの強欲により会社は破綻する

・狩猟採集者を他者に支配されない(支配しない)、友情で分け与える、備蓄と貯蔵はしない→ベドウィンでも「なんで家に寄らない、ラクダを食べないのか!」というのを聞く「格差の起源」オデッド・ガロー:統一成長理論のトンデモ本に近いが

・文明は災い、定住により疫病が蔓延、支配体制が起こった

・モアイ像は部族間の争い(ダイヤモンド著)ではなく、ナンヨウネズミの来島による繁殖と災害(木の実を食べつくし、禿山に)、さらにヨーロッパ人の来訪による天然痘ウイルス、モアイは自然に倒れた

愛情ホルモン オキシトシンは友人への愛情と他人への憎悪の両面

・戦場でも銃を撃つのは1割くらい、頼りになるのも1/4、撃墜の約40%は1%のパイロットの戦果(その他は、撃墜しようともしない)

・戦場で無理に撃たされるとPTSDになる(ヴェトナム戦争が事例)

友情が戦争を進める、集団形成の共感と他集団への憎悪のジレンマ

・遠隔地からの攻撃が75%、見える敵に銃を撃つのは避ける

・恥を感じないソシオパスは1%、CEOは4~8%

・飲酒は好きではないが「他の人は飲むのが大好き」と思い込み、合わせることで二日酔いになる、人間の本性へのネガティヴな考えかたも同じでは

・資本主義は人参(金)、共産主義は棍棒(罰)に頼る

・金をもらうと善意の行為がなくなる、逆に金で善意が買えると思い支払う(保育園の遅刻ペナルティの罰金などが有名)

・遊びの逆は仕事ではない、鬱病だ:意義ある生き方のため遊ぶ

・共有地の悲劇は共有資産の独占もある、共感し共有する方が楽しいが障害が多い:特許など

・黒人と交流した白人は偏見が減る:接触仮説 知っている人には共感を抱く

 

生き方の提言:

・共感を抑え、思いやりの心を育てる:他人の心を共感するより、人がより良くなることする「思いやり」

・ニュースを避ける:ネガティビティ・バイアスがあり見れば見る程広告が儲かるしくみ

・人に手を差し伸べる:優しさは伝播する

 

 軽い読み物だが、面白い

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しゃぶ亭 西梅田店(大阪):不調の時でもゆったり夫婦で堪能

2023-03-11 02:23:04 | 食べ歩き

 11時に行くと、数人待っている。コロナ禍からの回復を感じる。豚W(うどんなし)とシングル、今日は蕪が入っている。

 ニンニクと葱たんまりで風邪気味を吹き飛ばす。荊妻と肉を分け合う。胡麻だれがいつもより濃く感じた。ご飯は2杯、最後は雑炊にして漬物2皿を入れるとちょっと塩っぱい。いつもはもっと食べられるのにだるさがある。

 南本町の萬栄まで行って、味万の海老天むす5個を買って帰ると1万5千歩、6Fと足も疲れる。

 頭の皮膚にビリビリする痛みがあり夕方皮膚科予約で行くと、帯状疱疹。どうりで食欲がいまひとつだった

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洛西のイオンに行く:行動観察など

2023-03-10 02:28:53 | 世情

 孫を連れて一度イオンに行ってみた。外は4℃と寒いのと、歩けるだろうというのと、阪急で近いからだ。

 休日の朝の10時半に行くと、まあまあの人の入り。見ていると

①子供連れの夫婦→アンパンマンなどのカートが人気

②若い女性(二人が多い)と男ども→マイルド・ヤンキーより上品

③ゆったりソファーにすごすシルバー夫婦→近所のマンションからくつろぎか

④カートを押すおひとりさま爺さん→どうして?

 買物より、空間や巡回、家(近くのマンションか)にいるより省エネ狙いかと思った

 フード・コートに行くと、30年前の新浦安のダイエーと同じ感じ。席取りなど「利己的」なものを感じた。さらに、別のフード・コートもあったが、ナショナル・チェーンしか入っていない。その割には結構高い、家で食べる方がうまいのではと思った。孫のお昼もあり早々に軽く食べた。

 孫は初めての通路とお店やエスカレーターと駐車場に興奮していた。大型書店があり、いい本が買えた。帰りの電車でずっと持っていた。

 飲食店も値段が高く、チェーン店主体、入れ替わりが多い。やはり、路面の商店街や個人のお店が好きだ。ショッピング・センターに車で行くのは、子供が小さいときだったと昔を思い出した。あの頃のダイエーはまだ力があった。

 イオンのスーパーにも行ったが、品数は多い、値段もそこそこ、買いたいものがなかった。たまに行くのは発見があるが、毎週は行きたくない

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グリル葵(京都 烏丸):カキフライは絶品だが、足を引っ張る煙草の臭い

2023-03-09 02:22:04 | 食べ歩き

 馴染みの店、ひさびさに開いている店を考え、雨の中に11時に入ると先客も後客もなかった。

 ここは二代でやっており、未だにマスターのご夫婦と息子。マスターがフライパンでその日一番に揚げた牡蠣フライ(1,300円)は7個、身の小さいものに薄い衣。牡蠣のジュースもたっぷり。これは瞠目するカキフライだ。素晴らしい

 ガルニもタルタル・ソースが別の入れ物になり、つけやすい。キャベツも水切りがしっかり。ポテト・サラダが横に

 ご飯は固め、味噌汁も出汁が良くなり具の大根千本なども増えた。

 いうことはないが、困りものはマスターの煙草。カウンター左手で吸う。その臭いがカウンター右手まで流れて、食欲を失い最後の牡蠣1個は無理やり食べた。

 良いものを作るなら、良い環境も留意すべきだろう、二次喫煙はご免だ

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真田太平記(12巻)池波正太郎を読む:当時の思い出が心をよぎる

2023-03-08 02:25:33 | 趣味

 帯状疱疹に罹患し、安静の1週間に読んだ。600ページの12巻のため、結構時間がかかった。週刊朝日の連載(1974年12月から83年4月の8年半 作者の50代であぶらが乗り切った頃)であり、定期購読をしていたが、司馬遼太郎の「街道を行く」とともに「延々と続いているな」と横目に見ていた。週刊朝日の全盛期でありデキゴトロジーも面白かった。

 今の世に生まれてよかったと思った。信長・秀吉・家康の時代は、人質と婚姻によりがんじがらめになり、意向を伺いながら策略があり、さらに思いがけない殺戮や戦いがあった。これはストレスの多い時代であり、信長と秀吉の豪奢志向も分かる。この時期の農民などはさらに不安だったと思う。中世は寒冷期でもあり農業生産は停滞し、政情も世界中不安定な時代でもあった。

 真田幸村と真田家の物語だが、

①草の者として忍び、お江がヒロイン(家康の忍びの者活用に対抗の位置付)

②真田父子と兄の関係、真田家の2回にわたる家康軍撃退(上田城攻めと関ヶ原の戦いhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E3%83%B6%E5%8E%9F%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84 )と大坂城冬と夏の陣の戦い( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%9D%82%E3%81%AE%E9%99%A3 )、徳川秀忠の真田分家への復讐につながる

③10年しか続かなかった豊臣は、建設と戦いに明け暮れ、家臣を育てなかった

④家康は家臣の組織体制構築と情報網の完備により優位な戦いと永続性を構築した

 と、経営論のような歴史を踏まえたノンフィクションからの分析と、「草のもの」という忍者の戦いというフィクションとアクションを縄のように織り込んでいる。

 また、「女という生き物は、何事につけても『よいことのみ・・・・・・』を、おもっている」という文中の見解も、江戸時代の「生み育てる女性と戦う男性」の区分に従っているかと思う。そのなかで草の者のお江は女性として特異な存在であり、現実主義的な判断と戦略・行動がある。さらに女忍びとして男の戦いの物語に一点の華となっている。

 「豊国祭礼図を読む」(黒田日出男)にもあるが、豊臣家後継の秀頼と淀殿の母子依存と高台院への反感、元部下の家康への嫌悪、さらに政治力とまとまりがない家臣の判断の先送りに苦々しさを感じる。関ヶ原の戦いの日和見状況、大坂城冬の陣の安易な講和という「だらだら」とした豊臣の没落の原因は秀吉の不運な世継ぎ問題が背景にある。

 かたや家康( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E5%B7%9D%E5%AE%B6%E5%BA%B7 )は組織構築を進め70代まで待ち大坂城と豊臣家を滅亡させたのは一貫した執念と戦略を感じる。

 

 本作は池波の人生観である「人の一生なぞというものは、まことに、はかないものだ・・・・・・」、「人の一生などわけもない」が文中にある。

 銀座日記の最後にも「ま、仕方がない。こんなところが順当なのだろう。いま、いちばん食べたいものを考える。考えても思い浮かばない。」とある。

90年5月に67歳に急性白血病により、入院後3か月で亡くなった。年初から山の上ホテルにて「足がもつれるのだ」と転倒していた。ちょうどこの頃留学しており、帰国してから知った。

 この年齢は今の当方とあまり年齢が違わない。

 毎日の飲酒と喫煙、スポーツはせず散歩程度に映画。生き方に「楽しみの追求」がある。

 しかし、晩年は有楽町にあった中華の慶楽(閉業)でも焼きそばにビールはコップ2杯と飲めなくなっていた。

 食べ物も、親子丼ともりそばなどの濃い「江戸の味」を好み、塩分過多と野菜不足であり健康的ではなかった。(個人的に思うが、天丼・親子丼や天ぷらそばにはお浸しなどをつけるのが良いと思う)

 働きながら書いていた名残か、遅く起きてお昼にご飯(第一食)、映画を観る、夕方の混む前に食べに行き酒を飲むか夕食(第二食)、仮眠を取り、その後仕事、夜中に夜食、朝方まで仕事し、眠る。不規則とも思えるが、締め切り前に原稿を渡すという自律と几帳面な仕事ぶりを聞いている。

 特に喫煙は缶ピース(50本 https://www.tabako-sakuranbo.co.jp/goods/goods-1035.php )というタールとニコチンの含有が高い煙草を最低1缶のうえ「キセルやシガレットホルダーに詰めて最後まで喫う」( https://macaro-ni.jp/32807 )と知った。これが急性白血病の病因になったのではと思う。( https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/7887.html )

 さらに、ここまで煙草を吸うと果たして食べ物の味が分かったのかと訝る。濃い江戸の味好みもそのためだったのか。部屋も服も煙草の臭いがしたと思う。

 この90年頃はオフィスの机に灰皿があった。ヘビースモーカーの灰皿は朝てんこ盛りになっていたのを女子職員が洗っていたのを思い出す。1992年のバブル崩壊後からオフィスは順次禁煙になり喫煙室が設けられたが、応接室やプロジェクト・ルームでの設計打合など煙で向こうが見えなくなっていた。その後、これらの部屋も禁煙になったが。

 また、寿司屋のつけ前でも煙草は自由で、難儀したのを覚えている。今では考えられないが。

 12巻読むのは、歴史も知っているため結構飽きて来る。池波のこの物語では無常を感じ、陰鬱な気分になる。色々、池波の思い出がよみがえった。

 今度は、続き物ではない「剣客商売」と「仕掛人・藤枝梅安」が未読のためそのうち読んでも良いが。元来、時代物、歴史物はあまり好みではない。昔の歴史から得るものはあるが、新しい観点の現代の産業や経済分析や都市計画関連の読みたい本を優先している。知見が更なる研究などに役立つ。

 池波ならエッセイが好きだ、ほとんど読んだ。週刊朝日連載(1972~3年)の「食卓の情景」などは東京への憧れにつながった。「昔の味」、「散歩のとき何か食べたくなって」、「銀座日記」もバラバラになるまで読んでいる。

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英多朗(京都 烏丸):2月のフェアはカレーラーメン、カレーとラーメンの合体は餡かけでうまい

2023-03-07 02:21:26 | 食べ歩き

 970円のフェアはミニご飯付き、チャーシュー丼を選ぶ。カレーラーメン(細うどんも選べる)は餡かけ風のカレー味、細麺にスープがからむからむ。もやしが歯ざわりの変化になり、大振りのチャーシュー2枚もおいしい。大量の小口切り葱も香りが良い。和風に大量の七味を入れるとこれがまたうまい。

 チャーシュー丼には卓上の練り輪切り唐辛子をまぶし、ラーメンの煮卵の黄身をかける。ゆっくりカレー・ラーメン汁を楽しみつつ、チャーシュー、黄身、ご飯を唐辛子のアクセントで食べると寒い冬でも汗が出る。

 ラーメンにカレーがかぶさり、まずい訳がない

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オフィス街のお昼の名店が閉業する

2023-03-06 02:23:56 | 世情

 リモート・ワークにより出勤人数が減り、オフィス街のお昼を食べていたお店の閉業につながっているようだ。

 淀屋橋から本町を歩いても焼き魚定食やニンニク・スパゲティなど懐かしい店が閉業している。人気なのはカレーかラーメンというもともとこの辺りに少なかった業種だ。(東高麗橋のカシミールや森元は前からあったが、コロンビア8、ボタニから増殖し始めた)

 名物だったシチューや焼肉の名店が特に少なくなっている。しかも夜の利用が少ないと聞いた。

 淀屋橋と本町に24年務めたが、お昼は楽しみだった。和気あいあいと食べて、食後にコーヒーを飲んでいたなぁ、今のT工務店社長のSさんはいそいそとショート・ホープを取り出して、セロファンを折り込んでから呑んでいた。

 後輩に聞くと、最近はスーパーやコンビニの弁当などが多いそうだ。御堂筋にも銀行の統合などにより1階に食品スーパーなどが増えた。お昼は外食と中食との競合にもなっている。

 残業するくらいなら、お昼も仕事しながら弁当を食べているようだ。

 働き方が変わった、残業が美徳(「お先に失礼します」の挨拶)と収入(年俸制になり残業手当が無くなる場合も)ではなくなってきたからだろう

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麺一盃(大阪 塚本):値上がりとお昼のお得が無くなり、乳化と脂、そして少ない量

2023-03-05 02:30:59 | 食べ歩き

 久々に十三からアーケード街を歩くと道を間違えてえらく遠回りになった。この辺りは淀川放水路の付替えや湿地などのため街区の区画が傾いている。

 閑話休題、久々に来るとお昼の大盛の無料が無くなり、値上。醤油魚介(さっぱり系)特製ラーメンの大盛は1,150円になった。

 口開けで左側の席で受け取ると、麺が少ない。しかもだまになりかけるくらいスープも少ない。さらに、端麗だったスープは半分濁っており脂が多く浮かんでいる。あっさりのはずであったが、結構重いお味だ。

 チャーシューも薄くなり固い。メンマは歯ごたえがうまい。煮卵の黄身はとろけるうまさだ。

 しかし、麺は前より味わいが無く、柔い。

 帰りはJR塚本から帰ったが、これなら白庵でうどんの方が良かった

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ネットと宅配便に感謝

2023-03-04 02:35:19 | 世情

 20年ほど前、酒の量販店まで自転車に350mlの炭酸水(ガラス瓶)段ボール箱2つを積んで買いに行くのが習慣だった。30分はかかり、しかも家まで持ち上げ運ぶ。今や、ネットで注文、600mlのPETボトルになっており玄関まで宅配便が運んでくれる。値段は今の方が安い位だ。

 長い蛍光灯も自転車で持って運んでいた。これもネットですぐに来る。買い置きの必要も無くなった。

 竿竹売も見かけないのはネットで注文できるからだろう。また、マットやラグなどもニトリなどから注文がすぐにできる。

 経済の外部性に頼るが、費用が安い。わざわざ行く手間が省ける。そのためか、デパートなどではつけてみないと、履いてみないとわからないような体験型の化粧品や靴を買いに行く。

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神戸元町別館 牡丹園 大阪梅田エスト店:牛バラそばと春巻きの定食で温まる

2023-03-03 02:30:14 | 食べ歩き

 2品のランチ(1,150円)を風邪気味のため、珍しく牛バラそばにする。さらに春巻きに。

 春巻きは熱いうちに辛子と醤油をちょっとつけて食べる。うまい、皮のしゃりしゃりと餡のどろどろが口の中で出会う。

 合いの手に、胡椒たっぷりに酢を足した、牛バラそばを食べる。しなやかな麺と、たっぷりのレタスなど野菜と肉がうまい。

 最後に、ゆっくりスープを味わう。うまさがあり、飲み干す。

 汗をかいて風邪の回復

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JR西日本の立往生事件の呆れた対応と組織、今までの事故からの未改革

2023-03-02 02:33:29 | 世情

 まずは、1月24日夜に立往生が発生、1月25日に近畿統括本部長のお詫び、そして同日、近畿運輸局より再発防止についての文書作成指示があると、翌26日に東京で社長がお詫び、近畿運輸局には2月17日に副社長が報告に。とこの時系列を見ると、近畿運輸局を重要視している組織と思わざるを得ない。

 対応にしても

①基準の見直し:気温が0度以下、降雪などが見込まれる場合に装置を稼働

②権限の現場付与:駅長が現地の状況を踏まえて稼働させるかどうかを柔軟に判断

③融雪器:「電気式」や「手動式」でも稼働時間がより長いタイプに切り替え

④乗客対応:復旧作業と乗客の救護準備を並行して行うほか、1時間以内に乗客を降ろすかどうか判断

 となっている。

④より、今までは「基準」がないため本部から指示に頼っており、乗客が数時間閉じ込められても対応しなかった命令体制が分かる。

 ①現地への権限付与もあいまいだ。駅長の責任にする尻尾切りかもしれない。駅長も駅間に止まればどちらの駅長の判断になるか分からない。むしろ、駅長と本部の連携構築が必要だ。本質を見極めない小手先の対応だ

 さらに、乗客に迷惑をかけたことが問題という意識が感じられない。お役所としか思えない、さらに、2月15日(水)17時からの「融雪器」の稼働準備により1時間程運行を止めたもの唐突な対応だ。羹に懲りてあえ物を吹くとしか言いようがない。

 福知山線での痛ましい事故(https://www.shippai.org/fkd/cf/CZ0200711.html )や、救急隊員をはねた事故( https://www.shippai.org/fkd/cf/CZ0200724.html )からまったく学んでいない組織と経営だ

 副社長会見( https://news.yahoo.co.jp/articles/a99ccecf0e69fe11a3fc437ec66400c482fd2b98 )では、閉じ込めを知人から知り、さらに近畿統括本部問い合わせの上、乗客避難を「助言」したとある。「長谷川(社長 https://www.westjr.co.jp/company/info/officer/ )にしても、私にしても、現地の状況をつぶさに知る立場にない。運行の指揮の権限は、近畿統括本部長や指令所長にある。私たちは命令する立場になく、無理やり命ずることがかえって現場を混乱させると考えた」というのは、代表取締役の言葉とは思えない。現場丸投げの体制のそしりを免れない。

 まったく呆れた、役員の人数を減じ、責任と体制を見直す方が必要だ

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