みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

よしの山

2007-12-27 | かーど&手描き


また粗製濫造のおんぼろカードです これは2006年用に2005年末に作りました。

2005年、辻邦生の「嵯峨野名月記」を繰り返し読んでいて、俵屋宗達が「金泥、銀泥のべた塗りが好きだった」というのを真似したくなり、ゴム版に適当にアクリル絵の具の金銀を塗り、銀の紙に押し付け山と雲のつもり

マーカーのピンクで吉野の桜のつもり・・・これを、つもり版画と言う

歌は西行の「よしの山こぞのしをりの道かへて まだ見ぬかたの花をたづねん」

内側には、この歌(の発音)をローマ字で書き、一応英訳を加えました。

On Mt. Yoshino, through a new route I shall visit other cherry blossoms which I have not yet seen.


                          
      

                 

本阿弥光悦、俵屋宗達、角倉素庵が夫々過去を回想するというスタイルで、戦国時代から江戸初期までが語られます。本能寺の変から関が原に至る過程も、京の町衆という距離を置いた立場から捉えられています。
三人の回想の中に嵯峨本(光悦本、角倉本)誕生の過程が浮き彫りにされる優雅な物語です。



Wikipedia嵯峨本