穏(しず)さんは、ブログ「猫と犬と」のKotokoさんに救われた猫さんです。「処分」のため動物指導センターへ持ち込まれたとき、ちょうど居合わせたKotokoさんに引き取られました。14才ということで、人間なら72才。
これまで長年飼ってきて、突然放り出すというのは無責任で残酷ですね。猫をダンボールのような使い捨て品と同一視しているのでしょうか。それでも穏さんは、人間になついています
昔、戦場で骨折など大怪我をした軍馬を長く苦しめないため、銃で即死させたというような話は、読んだことがありますが、平和な社会でのペットには全く当てはまりません
Kotokoさんのブログから、引き取りの経緯を下にコピーさせていただきました。
14歳のおばあちゃん猫、穏さんの事について少し触れておきますね。
穏さんをセンターへ連れてきたのは飼い主ではありませんでした。
なんでも飼い主が(高齢で?)お亡くなりになり、自分たちはその飼い主の甥っ子に当たる人間で、今回はその飼い主の家族(息子さんかなにか?)からセンターへ持ち込むことを頼まれた、とおっしゃっていました(事実はよく分かりません)。
私も喉まで出掛かりました。
「もう少し頑張れませんか?あと何年でもないその命を、今ここでどうしても奪わなくてはいけませんか?ご自身に置き換えたら、面倒見切れないから死んでくれ・・・って言われたら・・・、どうですか?」って。。。
でも飼い主さんでも飼い主宅の家族でもない人に言っても仕方が無い、、、という気持ちと、センターの職員が隣にいたので、感情で喋るのをグッと抑えました。
今考えてみると、これで良かったのかもしれません。
無理やり連れ帰ってもらっても、穏さんが幸せかどうかはわかりませんから。
私、覚悟を決めています。
1年でも2年5年でもいつまででもずっと募集をかけ続けます。
そしてずっと面倒見ます。
「うちの子に」とははっきり言い切りませんが、覚悟はその通りです。
穏さんを通じてお伝えしたい事があります。
多くの人に伝えたい。
だからあえて募集を何年でもかけ続けようと思います。
穏さんについて詳しくは
ここをご覧ください。