みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

常設蜃気楼

2007-12-11 | ぴんぼけ


怪物の島(トルチェルロ)のところで、ヴェネチアのラグーナ(潟)は「水でできた砂漠、小さな島々は常設蜃気楼のようだ」と書きました。文字だけでは分かり難いので、下手なぴんぼけ写真をアップすることにしました

常設蜃気楼の一例はサン・フランチェスコ・デル・デゼルト(砂漠の聖フランチェスコ)です。

ここには1220年、オリエントから戻った聖フランチェスコが滞在、後には修道院がありましたが立地条件が悪いため15世紀に放棄され、19世紀半ばから再び修道院の島となっています。

水上バスの定期航路から外れているため「静寂の島」を期待していたのですが、団体が多く賑やかでした

上の写真は、カラフルに塗られた可愛い家々で知られるブラノ島の運河。ここから、島の漁師さんにボートを出してもらい20分くらい。島に近づきます。地中海地方の風景に独特の風情を添える糸杉でいっぱいの島です。


            


       修道院には手入れの行き届いた庭園があり、ラグーナを見渡すことができます。


            

         13世紀に聖フランチェスコが滞在した頃は、本当に静かだったことでしょう。



Wikipediaヴェネツィアの潟小さい島の多くは、まだ編集中。

Wikipedia聖フランチェスコ小鳥に説教したという伝説のある「環境保護」の元祖。

島のホームページイタリア語ですが、storiaとalbumをクリックすると写真が見られます。


猫の穏さん

2007-12-09 | 猫の里親募集


穏(しず)さんは、ブログ「猫と犬と」のKotokoさんに救われた猫さんです。「処分」のため動物指導センターへ持ち込まれたとき、ちょうど居合わせたKotokoさんに引き取られました。14才ということで、人間なら72才。

これまで長年飼ってきて、突然放り出すというのは無責任で残酷ですね。猫をダンボールのような使い捨て品と同一視しているのでしょうか。それでも穏さんは、人間になついています

昔、戦場で骨折など大怪我をした軍馬を長く苦しめないため、銃で即死させたというような話は、読んだことがありますが、平和な社会でのペットには全く当てはまりません

Kotokoさんのブログから、引き取りの経緯を下にコピーさせていただきました。

                 

14歳のおばあちゃん猫、穏さんの事について少し触れておきますね。
穏さんをセンターへ連れてきたのは飼い主ではありませんでした。
なんでも飼い主が(高齢で?)お亡くなりになり、自分たちはその飼い主の甥っ子に当たる人間で、今回はその飼い主の家族(息子さんかなにか?)からセンターへ持ち込むことを頼まれた、とおっしゃっていました(事実はよく分かりません)。
私も喉まで出掛かりました。
「もう少し頑張れませんか?あと何年でもないその命を、今ここでどうしても奪わなくてはいけませんか?ご自身に置き換えたら、面倒見切れないから死んでくれ・・・って言われたら・・・、どうですか?」って。。。
でも飼い主さんでも飼い主宅の家族でもない人に言っても仕方が無い、、、という気持ちと、センターの職員が隣にいたので、感情で喋るのをグッと抑えました。
今考えてみると、これで良かったのかもしれません。
無理やり連れ帰ってもらっても、穏さんが幸せかどうかはわかりませんから。
私、覚悟を決めています。
1年でも2年5年でもいつまででもずっと募集をかけ続けます。
そしてずっと面倒見ます。
「うちの子に」とははっきり言い切りませんが、覚悟はその通りです。
穏さんを通じてお伝えしたい事があります。
多くの人に伝えたい。
だからあえて募集を何年でもかけ続けようと思います。

                 

穏さんについて詳しくはここをご覧ください。


里親募集のお知らせ

2007-12-08 | 猫の里親募集

「ごまぐりもなか」のMichimichiさんが可愛い仔猫を5匹保護しています。詳しくはここから、またはブックマークの「ごまぐりもなか」をクリックしてください。
あんちゃんは病院検査の結果、里親募集は中止されています。
大福ちゃん、豆福ちゃんは、お家が決まりました
すあまちゃん、お家が決まりました



前回登場した濃いちゃんについてはここから。
濃いちゃんお試し中です。お家が決まると良いですね



「猫と犬と」のKotokoさんも、穏(しず)さん、夢ちゃん(女の子)、望(のぞむ)ちゃん(男の子)を保護しています。詳しくはここから、またはブックマークの「猫と犬と」をクリック。Kotokoさんのバナー、拡大したらボケちゃいました。ご容赦のほどを
夢ちゃん、望ちゃんは、お家が決まりました
暫くトップ固定しておきます。初めて複数画像がアップできました


追記:12月21日までトップ固定していましたが、状況が変わりましたので、日付を変えてバックナンバーに入れました。



イル・ポスティーノ

2007-12-07 | おきにいり

今回はちょっと宣伝です

ちょっと前のコメントお返事に、私の好きな映画俳優はフィリップ・ノワレと書きました。そのとき、本人の声を知らないと書きましたが、その理由に気がつきました。ノワレの映画は、いつもドイツ語吹替えで見ていたのです。

それで、イタリア映画「イル・ポスティーノ(郵便配達)」でパブロ・ネルーダを演じたノワレ本人がイタリア語を喋っているものと思ったのですが、これも吹替えでした。ネルーダの雰囲気に合ったなかなか良い吹替えです。

舞台俳優には動きが要求されますが、映画俳優の場合「動かない」演技が必要です。目だけで演技の出来るノワレは、まさしく映画の名優と言えるでしょう。ネルーダ役は、その真価を発揮したものです。

ネルーダに郵便物を届けるマリオを演じたマッシモ・トロイージも名優で、将来のイタリア映画界の重鎮と期待していたのですが「イル・ポスティーノ」撮影終了後3日目に心臓病で亡くなりました。関係者が撮影延期を提言したにもかかわらず、トロイージが続行を強く主張し押し通したのは、延期したら未完に終わることが分かっていたからでしょう。

この映画は1996年に上映されたのですが、何故か映画館へ行く機会がなく昨年ようやくDVDを買って念願を果たしました。日本でもDVDが出ています。

                

これが、日本で出ている「イル・ポスティーノ」のカバーです。

二人の名優が演じるネルーダとマリオの友情、孤島の素朴な島民、そして地中海の風景が見事です。

すでに心臓病が悪化していたトロイージは坂道を登ることが出来ず、坂道を登る後姿は代役です。

詳しくは次のサイトをご覧ください
allcinemaイル・ポスティーノ
Wikipediaフィリップ・ノワレ
Wikipediaマッシモ・トロイージ
Wikipedia舞台となった島サリーナ



日本食は健康食

2007-12-05 | その他


これは、自然食品・健康食品のお店にあったお寿司に関するパンフレットの一部をスキャンしたものです。

昔・・・と言っても20年くらい前、日本食は既に健康食として評価され、リフォームハウスと呼ばれるお店で味噌、豆腐、梅干、昆布・若布など様々な海藻類が売られていました。

オーストリア人の友達は、以前に食生活改善のため、色々文献を読み漁りました。その中に各国料理の比較研究があり、その本によれば、最も健康的なのが伝統的日本食で、第二位が地中海地方の料理。

確かに、塩分と白米を取り過ぎなければ、野菜を多く使い主に魚介類を蛋白源とする伝統的な日本食はとても健康的です。地中海地方の食事が第二位にきているのは、獣脂でなくオリーブ油を用い、魚介類も多く使われるせいでしょう。近年は寿司ブームとなっています。以前ブティックだったところに寿司バーが登場したり・・・もちろん、スーパーで海苔、わさび、酢漬けのしょうがなど売っています。

ちょっと前のことですが、スイスの友達が寿司バーには一度も行ったことがないと言うので、何故か訊ねると「ハイセンスを気取って高級ぶった人ばっかり行くから」とのことでビックリ

確か寿司って、ハイソサエティーから庶民まで誰でも気楽に楽しむ万人の味覚のはずですよね

目新しい外国料理を取り入れるとき、誤って解釈されることもあるという例でしょうか



ななみみず版エディプス王

2007-12-03 | ななみみず


ギリシャ神話のエディプス(オイディプス)は、恐るべき宿命を背負った人物です。

本来テーベ(テーバイ)王の息子なのですが、「生まれた息子は父親を殺し、母親と結婚する」という神託。

これを恐れたテーベ王から赤ん坊を捨てるよう命じられた従者は、赤ん坊を羊飼いに与えます。

この赤ん坊は、子供のないコリント王に引き取られ王子として育てられます。成人してから自分の出生に疑いを持ったエディプスは、神託を聞くためデルフォイ(デルポイ)へ赴きます。

ここで「父を殺し母と結婚する」という神託を得たエディプスは、自分の両親と信じるコリント王夫妻に不幸をもたらさないため家出します。この続きは落書ななみみず版エディプス王の通り。

物語では事態を究明するため執拗な探索が続けられ、真実が明るみにでると、母ヨカステ(イオカステ)は、絶望し首吊り自殺をとげます。

登場人物は普通の人間で、決して悪人ではなく、むしろ来るべき不幸を回避しようと努力するのに、恐るべき宿命に翻弄されるのです。自ら目をつぶしたエディプスのその後については、様々な説があります。

そのひとつは「アテネの近くに隠棲し世を去る」というもので、エネスク(エネスコ)のオペラはこの説を取り、宿命に打ちひしがれながらも、人間の尊厳を守って死んでゆくエディプスが描かれています。

上の落書は何年か前にエネスクのオペラを見た後で書いたものです。

人名・地名のカタカナ表記にも色々なバージョンがあります。

詳しくはここをご覧ください
Wikipediaオイディプス


 私の落書をアップすると、どうも写真より小さくなります。あまり下手なのでブログ作成プログラムが呆れるせいかも知れません。見難くてすみません(それが救いです) 



豪華な残念賞

2007-12-01 | おきにいり

古林海月さんのブログ「海月のそらみみ」1周年記念クイズがあり、あてずっぽの回答で応募したところ、なんと残念賞を頂きました。しかも、とても豪華版の残念賞。猫カレンダー、ふろしき、オシロイバナの種、またたび
そして、海月一家の絵葉書 どうも有難うございます

封筒には海月一家の特製切手付き。「米吐き娘」山田みのりちゃん、猫のコマさん、猫の母子家庭のハル母さんとナツ、アキ、フユの三兄弟、ウサギのばんじろう君、フェレットのネムさん 郵便局の黒いシマシマが目障り

           

古林海月さんのユニークな漫画「米吐き娘」は、前にも紹介しましたが、ここにもう一度アップいたします。

                    

  第一巻では、みのりちゃんが「もっとお米を食べよう」キャンペーンにドタバタと大活躍

                    

  第二巻では、みのりちゃんが、日本伝統の可愛い魑魅魍魎とドタバタ仲良くします