後ろより前の布が10センチ広く、それがドレープになり前の体の厚みもカバーするデザインになっています。
黄色の布はインドのカデーで手織り、手紡ぎです。
白っぽく写っているところは9月、清里の野外教室の時採集したアブラチャンの葉で染めました。
一緒に写っているのはアブラチャンの実です。採集した時は、まん丸で、淡いグリーンのピカピカした実でした。
型紙のいらない服は長方形のつなぎ合わせで着物と同じ様にピタッとたためます。
写真の色は実物とはかなりちがいます。実物はエンジがかった黄色です。
アブラチャンの枝はカンジキに使うそうです。
それを知った時、曲げて使う物を作りたいと思って作ったのが、取っ手です。
ツヤのある茶色の枝がアブラチャンの枝です。合わせているツルと同じ様に曲がりました。
染色した糸や布、ラフィアでつなぎ取っ手を作りました。
縦25センチ、横22センチのフクロです。少しグレーがかった麻布をヤブマオで染めた布を使いました。
止め具は備前の土で焼きました。
穴を二ケ所明けてねじった物ですが、
穴を開けると言うだけで色んな使い方ができます。
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