金砂湖にかかる赤い橋を渡り右へ行くと富郷キャンプ場で、左へ行く国道319号を走り市道を通り堀切峠を越えて金田の町へ出るコースが走りたい道だ。
歩きたい道は歩け、座りたい場所に座れ、小雨の降る中を走りながら、迷ったが橋を渡らないで319号線に入った。
もう何日も雨が降ってないと言うのに道路沿いのセメントで固めた斜面にはみずみずしい苔がびっしり生えていた。
金砂湖沿いの道で今年は湖の水が多いからかな?。。などと思いながら走っているうち、濡れた服も乾いてきた。
この写真は金砂湖の遊歩道から撮ったもので、送電線が通っている所を走っていることになる。
国道といっても殆どすれ違う車も無い緑の中を時々ノリウツギやクサギの花が咲いているのを目で追いながらしばらく走っていると人家が現れる。
大きな廃屋や人の住んでいそうな家、別荘風な建物もあるが人の気配はない。
何箇所かバイクを止めてゆっくりしたい場所があったが、もう湖が見えなくなりそうな小さな石橋の上で、お茶を飲んだ。
途中分かれ道があった。地図で見れば一目瞭然で想像もわかないが、山道を走っていると、この又奥にどんな人里があるのかと行ってみたくなる。
湖も見えなくなりしばらく走ると65番札所の奥の院の下の道にでる。
子供の頃はもっと下に道があり、奥の院に行くには長い階段を登った。
ここからは本当に遊ぶ為によく通った道だ。
堀切峠を越え川之江の町が見晴らせる場所に出た時は青空も現れた。
山道なので雨に降られることを心配しながら8時出発で14時着。
「どうしても」の思いがかなえられた有り難い日でした。
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