毎年夏帰省すると蔦島にいく。ミニバイクに乗り一時間で船着場につく。
出発は晴天の一時。
ギラギラの太陽を浴びながらだが、左側が海、右側が山が殆どなので気にならない。
二時に連絡船にのるがすぐつく。
最終の連絡船が四時四十五分。
周囲4キロの小さな島だけど遊ぶ時間は少ないと思いながらいつものコースへ。
去年は引き潮で普通は現れない砂浜まで現れて色んな貝殻を拾えたが、ことしは満ち潮で少しだけの収穫だった。
夏の蔦島は海水浴の人が殆どで山道に入ると人に出会ったことがない。
写真の左がウバメガシ、右後ろが赤松と観光地なのに自然に生えた植物ばかりで、小さくて可愛い実のつく珍しいタイミンタチバナやヒトツバの群生なども見られる。
潮風を感じ、今が盛りの木々の香りを嗅ぎながらの真夏の真昼の散歩は心地良い。
本当にやさしく穏やかな瀬戸の海と空を眺めながらいつももっとゆっくりしたいのにと思いながら後にする。
桃太郎石や天狗神社の石と自然石も大事にされているし神社も多い。
もう何年も通っているがいつも変わらない。帰るときは又来ようと思う。
一度友達と来た時連絡船の最終便を知らなくて取り残された。どうして帰ったか覚えていない。
一月に来た時は連絡船が通ってなくてガッカリした。
本当に色んな思い出の島だ。
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