生えている状態で乾いたキクラゲです。今年は式根島でも東京でも採集しました。
下の方のキクラゲに茶色の綿状のものが垂れ下がっています。
持ち帰り取り除いたところ、小さい黒い虫と幼虫の棲家になっていました。
式根島で採集したキクラゲにもでんでん虫とかあと3~4種類の虫がでてきました。
どうした事か虫達の棲家になってはいても、食べられた跡はないのです。
キクラゲは「木耳」と書き耳の形ににています。
無味無臭ですが歯ざわりがよく色んな料理に使えますし、血液浄化作用があり高血圧等に良いそうです。この状態のまま雨が降ると水分を吸って、又もとのプルンプルンの状態に戻るのかと思うと、生死の境はどこだろうと思ったりします。
アクがなく量感的で煮物、和えもの、炒め物と色々使えるのに、普通に売られてないのが不思議です。通信販売では見かけます。
式根島野外教室では、アシタバの葉などと共に、大きめの葉を採集して、チーズや湯で卵を包んでたべます。
薬効もあり胃潰瘍等に良いそうです。
波打ちぎわに近い所で採集しました。
太陽の光をイッパイ受け、触ると痛い感じだったので、先の方だけを摘んできたのですが、よく茹でないと硬さが残ります。
味はあまり無いのですが、歯ごたえと色がいいので色んな料理に合うと思います。
針状なので小さく切るのは簡単なのでチヤーハンなんかに使うとキレイな緑色が入ったのが出来るかな?と思いました。
薬効として血圧を下げる作用もあるそうです。
野草の料理は余裕と素材に愛情を持って臨まないと美味しくは出来ません。
巡り合った喜び、採集する喜び、料理する喜び、味合う喜び買った食材には無い物がイッパイ有ります。
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