金生町生活を始めて毎年楽しみにしている切山のヤマザクラを見過ごしてはならじと行った。
セイザエモンサンのお墓の後のヤマザクラの大木は満開、ヒメユズリハは新緑でいいコントラストだった。
今回初めて花見のため愛宕山入り口より大谷山入り口まで行ってみる気持ちになり驚いた。
平家遺跡保存会、真鍋潤さんの案内でのハイキングではよく歩く高速道路並に建設費がかかったと言う道路の急斜面の谷にはたくさんのヤマザクラが満開だった。
桜はかなり気をつけて見ないと咲くまで見過ごしている。
完全に見過ごしていた。
いいポイントがありバイクを降り歩き始めたら次々といいポイント出現。
不思議なことに県境を越えると香川県側には見るべきヨシノザクラは無い。
愛宕山入り口のヨシノザクラは貫禄充分だ。
4月8日の花祭りの時には本当に咲くのかと思うほどだった木も満開。
バックに写る法皇山脈を越えた場所に一昨日行った新宮がある。
ほぼ毎日下のより切山へ散歩している人は満開は3日ほど前だったといっていたが彼は愛宕山入り口より大谷山までの道に咲くヨシノザクラは見たことが無いそうだ。
明日行ってみるとか。
”この時期の散歩は至福です。”と言っていたが西行の詩を思い出した。
”願わくば桜の下にて春死なん、その望月の如月のころ”
西行のころは桜と言えばヤマザクラだった。
ヤマザクラでないと詠えない詩だと思う。
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