次の目的地は2回目の訪れになる河野美術館。
江戸時代などの古い書や絵を見ることができるありがたい場所だ。
同行の妹のきんかんともども時代物小説にはまっているので前回以上に興味しんしん。
同時代に書かれた書や絵をながめながら感慨ひとしお。
大事に守られてきて見られることに感謝。
今回は9月に94歳で亡くなった山口淑子の原稿用紙に鉛筆で書かれた字を見てしっかりとした美しい字だと思いネットで調べてみた。
時代背景が戦時中だとはいえすごい生き方をした人だ。
思わず河野美術館でミュージカル鶴姫伝説のチラシを手に入れた。
鶴姫は18歳で亡くなったが同じく時代が生き方を左右したと思う。
チラシには”戦いの連鎖を断ち切るために戦った姫がいた”と書かれている。
私は第31回野草(イエツァオ)展に鶴姫伝説をベースに”つる姫””安成” と二人を創作したが同じようなとらえ方でミュージカルも作られているようだ。
帰りにはもちろん鈍川温泉森林館より運ばれた温泉による西条武丈温泉経由で帰った。