新年を迎えるにつき特別なことはしないがここは片づけ窓ガラスは拭き収穫した豆殻はとっておこうとか年末はいろいろとすることは多い。
そのうえ山小屋への遊歩道の階段の修理でかなり体も使っているのでまずは休めてあげようと5キロほど離れた場所にある三島の湯へ行った。
埋立地にある施設だ。
きれいな茜色の夕焼けが駐車場から見えた。
いい気分でお風呂へ入ると大浴場は”茜の湯”と呼ばれ万葉集の歌が書かれてあった。
”飯食めどうまくもあらじ寝ぬれども安くもあらじ茜さす君が心しわすれかねつも”と書かれている。
その中の”茜”からとった名前のようだ。
お風呂で万葉集の詩を読むことになるとは思ってなかった。
写して帰りネットで調べると少し言葉が違っている。
”飯食めどうまくもあらじ行き行けど安くもあらず茜さす君が心しわすれかねつも”になっている。
お風呂の名は燧灘を茜色に染める夕日をイメージしてつけたようだが解釈を読むとかなり意味が違っていた。
大衆浴場に万葉集はあまり似合わない。