外出から帰ってくると食卓の上に不気味な黒い塊が・・
すぐ魚と気が付いたがギョッとした。
まだ口をパクパクさせている大きなボラがでんと置かれている。
計ると58センチ。
洗い桶には入らない大きさだ。
一緒に置かれていたカワハギが小さく見える。
すぐそばにボラとよく似た小さな箸置きがボラと同じ姿勢でころがされていた。
釣師は自慢したかっただろうに、悔しかったのだろう・・・・・・。
電話をするとボラの口パクは2~3時間も続くそうだ。
口パクの間は料理できない。
それにしても頭の大きな魚だ。
この頭にギョッとしたんだ。
頭などは煮物に、半身は刺身に、骨付きの半身は3切れの切り身にして冷凍、その半身は蒸し焼きにし、みをほぐして酢漬けに。
2時間ほどもかかった作業だった。
野山や海で採ってきた食材は食べられるまでにするのに時間がかかるが楽しむ姿勢で臨めば本当に楽しい。