表地を大島紬、裏地をお召地を使っての上着だがこの大島紬を使い襟の付いた直線立ちで型紙のいらない服シリーズの上着を作りたくて考えたデザインだ。
前に作った2作品は前哨戦ということになる。
裏地には父の形見のお召の着物地を使った。
そのお召の着物地は12年に甥の結婚式にきていくために作ったブラウスの残り布だ。
出来上がりが心配だった襟は前作で経験済み。
かなり思い描いていた形に出来上がっている。
後ろ。
二作目と違う箇所は総裏なので袖も折り返すと襟と同じお召の色が出るしミミを使っているので黒の縦線がでる。
袖と見ごろを綴じた脇部分を着物の羽織の脇が開いているように開けた。
丈70センチ。
銅線と黒と茶色の糸で作ったボタン。
銅線と黒と茶色の糸で作った後ろ襟飾り。
3点セットとして裏地なし、半裏、総裏の上着を作った時点で上着の布でバックを作りたくなってきた。
それにしても今日は一週間ぶりの晴天。
もうそれだけでワクワクと幸せだった。