展覧会期間中泊りがけで来てくださった人とは早起きして開く前に散歩に出かける。
今回は桜の開花に遭遇。
花の撮影が得意なsakuraさんと城山公園へ。
先日名古屋城見学へ行ったので川之江城がいつもと違って見える。
金のしゃちほこを見てきたので瓦のしゃちほこも目に付いた。
城山公園では海を借景に花見ができるいいポイントが数か所ある。
海岸へ降りると素材である流木が採集でき汁ものの出汁になるカメノテやマツバガイも採れる。
華やかな花を咲かせる桜の木だがすごい生命力も感じる。
幹が裂けた箇所から根のようなものが生えていたし苔むした古木だが新しい枝が胴吹きしていた。
赤い芽吹きのモミジが桜の花と違った華やかさだ。
花見時期の公園でも早朝は静かだ。
展覧会期間中だから早朝にしか出かけられないもののいい時間を過ごせたと展覧会に感謝する。
前日は山小屋へ行った。
一週間ほど前満開だと思っていたコブシの花が一層華やかに咲き誇っていた。
手に届くところでも咲いていたので摘んできて果実酒を作るため焼酎に漬けた。
8年ほど前金生町暮らしを始めたころネムの大木の根元に1メートルほどのヤマザクラが生えていたのが成長し、今年は花が咲きそうだと思っていたがいい具合に初咲きを見られた。
早咲きで赤い芽吹きの葉と一緒に咲く種類だった。
sakuraさんにあまり見ることのできない池の底の工事を見せてあげたかったがもう池になっていた。
この土手ではカンゾウが採れる。
今が旬。
泊り客の人たちには食べていただけるしお土産にもなる。