虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

名古屋工作イベント (色彩の美しさ♪) 4

2010-10-31 21:53:48 | 工作 ワークショップ
「どうしてこの作品はこんなにきれいなのかな?」
と子どもたちにたずねると、「ペットボトルのふたの色があるから」
という答え。
「美しい色のものを集める、美しい色と色を合わせて制作するように気をつけると、出来栄えがとてもきれいになるよ」と子どもたちに言うと、
うん、うんと納得していました。
黄色いカールした足の紫の生き物は、作者の女の子いわく「タコ」だそうです。

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名古屋工作イベント (ジューサーミキサー♪) 3

2010-10-31 21:48:36 | 工作 ワークショップ
ジューサーです。
今回の学習テーマの「まわす仕組み」を自分で上手に応用させています。
まわすとジューサーの中の切った色紙がまわります。

このアイデアには見に集まった子たちからも
感動の声が集まっていました。
作った男の子もとても満足げな笑顔でした。





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名古屋工作イベント (警察です♪) 2

2010-10-31 21:36:10 | 工作 ワークショップ
日本子ども銀行のATMの機械の中にもぐりこんでいた女の子。
警察で手錠にかかっています。

交番を作ってくれていた男の子は、
おまわりさんの帽子、おまわりさんのロボット、手錠などのさまざまなおまわりさんグッズをこしらえていました。
かわいい手錠ですね。





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名古屋工作イベント (日本子ども銀行のATM) 1

2010-10-31 21:04:50 | 工作 ワークショップ
名古屋の工作イベントに行ってきました。
お手伝いの方々、ご苦労さまでした
おかげでとても楽しい時間が過せました♪

小1の男の子がすべて自分ひとりで作った
日本子ども銀行のATMに列ができています。
機械の中から「通帳をお入れ下さい~」といった声が聞こえ、
指示通り入れると、お金が出てきます。

このATM……お金を引き出すのはもとより、
ATMの内部に入りたい子が続出して大人気でした!
作者の男の子は「ダメ~!」と言い張りながらも、小さい子たちにも
ちょっとだけ貸してあげていました。

名古屋の子どもたち、
「お勉強タイム~♪」と言うとワラワラ押しかけて、
「ぼくも!」「わたしも!」と、どの子も積極的に
参加する姿が印象的でした。

最初に段ボールの家の作り方や、からくりの作り方を説明したのですが、
どれにも興味しんしん。
教えている私が子どもたちの群れに
押しつぶされかけました~

イベントの報告は次回に続きます。





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11月6日、7日のココプラザに参加していただく方の発表です。

2010-10-25 12:19:33 | 生徒募集 イベント参加募集
11月6日、7日の工作イベントにいらしていただく方の発表です♪

11月6日(土)
りえりんさん  ゆうななさん korasukaruさん ぱんぱんぱんださん
とき母さん koro0113さん けんしんママさん あやねこさん
大阪さくらさくさん らっちゃんさん 澪やんママさん アニカリンさん
ぷくぷくさん tikaringさん ボンボンさん  シュンイチロウ母さん あさん
たかさん
11月7日(日)
Tママさん なおぱぱさん ひろぽんママさん ノンタンさん
がんもさん タイママさん  ジェニーさん   ようちゃんママさん
みみずくさん junさん みどりままさん さぶりえるさん ひよさん
ここママさん よしえさん すぅままさん ゆうたママさん まさやんさん
 レインボーさん
↑の方々は、コメント欄にメールと電話番号をお願いします。
くわしい詳細を送らせていただきます。
たかさん、見落としていました。すいません~。


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ブログを休止中なのですが、
工作イベントの後は、作品についての感想を楽しみにしている子たちがいるので、記事をアップしようと思っています。
ギャラリーの準備や他の仕事の段取りがついてきましたので、
東京での工作イベントが終わった後の11月末くらいから、
ブログをぼちぼち再開する予定です。
ブログを休んでみて感じたのですが、
ブログを書く時間が減らしたら、他の仕事をする時間に割り当てられるかというと、そんなことはなくて、
自由に思いついたことを書いてきたブログは、
ひとりでブレーンストーミングを
するような役割を果たしてくれていて、
書いただけ、いろんなアイデアや発想が生まれてくる場でもあったんだな
~ということを感じました。
ブログをどんどん書いているから、他のさまざまな仕事の流れも
スムーズになっていて、
意欲的に楽しんで取り組めていたことがわかったのです。

でも、だからといってブログの再開を急がない方がいい気もしているんです。
休みには休みの価値があって、
いつものペースに乗ってしまうと片付かない家の雑事がたくさんありますから。

それと、ちょっとゆっくりしている間に、
頭の中がすっきり整理されてきて、
子どもに算数を教える際の大事な骨組みや、
やりたいことや創りたいものの全体像が見えてきたということもあります。
ゆっくり休むのって大事ですね~♪

ブログの内容に関しては、読者の方々の意見を読ませていただいたり、よく考えてみたりした結果、今後も(11月末以降です)
自由にメモ帳感覚で続けることに決めました。


11月6日、7日のココプラザでの工作イベントについて

2010-10-19 09:20:03 | 生徒募集 イベント参加募集
前回のココプラザでの工作イベントに応募してくださった方の中で
抽選に漏れてしまったという方対象の工作イベントを開きます。
はじめての参加の方が多いので、10組までの少人数の工作イベントです。

11月6日 10時~12時
11月7日 10時~12時

前回、抽選漏れした方の中で、
参加を希望する方は、コメント欄で申し込んでくださいね。


ブログをしばらく休止することについて

2010-10-18 03:49:32 | 番外(自分 家族 幼少期のことなど)
もともとこのブログは、
私の日々の出来事や心に浮かんだ思い、読んだ本などを
メモすることと、
児童文学の作家になりたい夢を持っているので、毎日、とにかく書いて文章力をつけていくことを目的としていました。
が、続けていくうちに、たくさんの方に読んでいただくようになって、
考えを練らずに、思いつくままに主観的な気持ちをつづっていくという
私がブログに対して抱いているメモ帳の感覚と、
多くの読み手がいて、自分の考えが伝わるように『文章』として書かねばならない責任が生じてきていることの間の
ずれにとまどうようになってきました。

おまけに、自分の中では、物語や絵本、工作のアイデア集、算数の楽しい学び方の本といった単なるメモではないひとつのまとまった創作物を作りたい思いが日々強くなってきました。

それで、何度もブログをやめるか、休止して、
そうした創作活動に没頭したい
気持ちを抱きつつも、
「楽しみに毎日読んでくれている人がいるし……」
「いっしょに教材作りをしているスタッフに対して悪いから、勝手な行動はつつしまなきゃな」
「教室でやってみてよかったことなどは、言葉にして整理しておかないと……」
と考えて、自分の心に負荷をかけてきました。
それで、昨夜までは、ブログを休止することは考えてもいなかったのですが、
ふと、
「しばらくお休みしてもいいのかもしれない」とそれまで自分を縛っていたものをほどく決意をしました。

というのも、メモとして思いついたことを思いついたまま書くわけにはいかない……
読み手のことも考えて、説明不足に陥らないように考えをまとめなくてはならない責任が生じる量の読者数になっていることに、
今頃、ハッと気づいたからでもあるのです。

あまり深い意味はないのですが、
私は、生活するうちに、初心とか、本当の自分の夢や願い、気持ちというのを
見失うのがいやなので、
本を読んだり、仕事が一区切りしたりすると、
静かに自分の心を見つめて、「自分の夢や願い、気持ち」を書き留めておく習慣があります。
ブログをはじめる前は、日記帳に。
ブログをはじめてからは、ブログに書いてました。
後にならないとわからないのですが、心ってその都度、どうでもよいことに
執着しているものだからです。
自分の心であっても、
人間関係や出来事の中で、競争や見栄や遠慮や不安にからめとられて、
シンプルに自分らしく考えることができなくなっていることが
しょっちゅうありますから。

そうした心のお荷物を手放す作業を、無意識に、書きながら
やっちゃうわけですが、
読者が増えてくると、
そうした自分の主観をもとにした「書く」……
つまり「つぶやきのようなもの」
は、個人のブログでも、許されないんだろうなと感じました。

そうなると、これまでのようにレッスンがはじまるまでの
数十分間に、思いつくまま書き留めるというメモ風の書き方より
ずっとハードルのバーを引き上げた文章を書かなくてはならなくなって、
義務ではなくて、リラックスしたり遊んだりするためのツールだった
「本来の私にとってのブログの目的」が失われてしまうのですよ。

といって、腰をすえて、しっかり書くとすれば、
ストーリーをきちんと組み立てて、物語を書いていきたいので、
中途半端にブログの記事を書いていくのと両立するのはしんどいかな?
とも考えています。

いろいろ考えた末の結論なので、
楽しみにしてくださっている方には申し訳ないのですが、
しばらくの間、工作イベントの連絡についての記事だけアップさせていただきますね。

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算数オリンピックー灘中ー東大で身につけた「考える力」の育て方って? 3

2010-10-16 18:55:16 | 番外(自分 家族 幼少期のことなど)
前回の続きです。

『できる子供は知っている  本当の算数力』
      小田敏弘 日本実業出版社

から。
算数ができない子の7つの特徴は次のようなものでした。
①解き方は1つだと思っている子  ②失敗を怖がる子
③同じ失敗を繰り返す子      ④゛真面目゛な子
⑤自分が正しいと思っている子   ⑥日常の世界から離れられない子
⑦解くことに集中できない子

②の失敗を怖がる子というのは、幼児期の体験と深い関係があるように
思います。
著書によると、失敗を怖がる理由は2つ。

★失敗すると怒られるから。
★失敗した経験が少ないから。

親が失敗したことで怒っていると、それが算数ができなくなる原因ともなります。
試行錯誤してみることを恐れ、言い訳できる教えられた通りのやり方しかしなくなります。

失敗を怖がる原因のもうひとつは、失敗したことがないから。

教育の中で、「みんなができる」ということに主眼がおかれているようです。
教えられて自分で出来るようになることを目指すのでなくて、
その場で、みんなができてなきゃいけないといった縛りがあるように見えるのです。

失敗に関しては、③の同じ失敗を繰り返す子  
も現代の子どもをめぐる環境を反映しています。

失敗自体はよくても、失敗しっぱなしでは意味ありませんよね。

著者はエジソンの例をあげています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

有名な発明家エジソンは「私は失敗したことがない。
ただうまくいかない1万通りの方法を見つけただけだ」という名言をのこしました。
エジソンは、1万通りの違う方法で
問題解決に挑んだからこそ最終的な発明にたどり着いたのであって、
1万回同じことをやって同じ失敗を繰り返したわけではありません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
幼い子たちの遊び方を見ていると、失敗しても失敗に気づきもしない
ように見えることがよくあります。
たとえば、引き出しを引っ張りすぎて、ガシャーンと落としてしまったり、
乱暴に扱って、おもちゃを壊してしまっても、
それに目をとめることもなく
新しいおもちゃで遊びだす子がけっこういるのです。
「わざとじゃないし」「子どものしたことだから」と、
許してあげるのはいいのですが、
失敗を失敗と気づくという体験まで奪ってしまうのは
問題があるかもしれません。

失敗したからと、ガミガミ叱るのもダメだし、
失敗しないように、先手を打ちすぎることもダメだし、
失敗しても、気づきもしないほど、甘やかしたり放任したりするのも
よくありませんね。

幼児期に、たくさん自然に失敗が体験できるようにしてあげること、
失敗から問題解決のコツを学べるよう支えてあげることが
算数が得意な子に育てるポイントのようです。


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算数オリンピックー灘中ー東大で身につけた「考える力」の育て方って? 2

2010-10-16 09:02:45 | 教育論 読者の方からのQ&A

の記事の続きです♪

『できる子供は知っている  本当の算数力』
      小田敏弘 日本実業出版社

では、算数ができない子について、次の7つの特徴をあげています。

①解き方は1つだと思っている子
②失敗を怖がる子
③同じ失敗を繰り返す子
④゛真面目゛な子
⑤自分が正しいと思っている子
⑥日常の世界から離れられない子
⑦解くことに集中できない子

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上の7つの特徴は、私が子どもたちに接していて、つまずきの原因になると
感じていることと重なる部分が多いです。
この著書では、幼児期の接し方については
少しも触れていないのですが、
上の7つの困った特徴は、性格や能力というより、
幼児教育や幼児期の大人の接し方で身につき
がちな癖だと感じています。

たとえば、①解き方は1つだと思っている子
について、著者はこのように説明しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

算数の問題を「解く」うえで、非常に重要なものがあります。
それは「試行錯誤」する姿勢です。
ああでもない、こうでもない、うーん、どうしよう。

一方、その「試行錯誤」する姿勢を身につけるうえで最も邪魔になるのが、「何かを成し遂げるのに、正しいやり方は一つしかない」という考え方です。
(個人的な感覚ですが、ボードゲームやパズルが好きな子は、算数が得意な子が多いようい思います。これはそういったゲームやパズルで身につけた試行錯誤する姿勢を、算数にも活かしているからです)
               (『本当の算数力』より)       
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この解き方は1つだと思う

という思い込みは、

幼い頃に、自分で自由に試行錯誤しながら
身の回りの世界に関わるのでなく、
大人がちくいち、正しいやり方を指導して、それを覚えながら
他の子より少ない努力で、いろいろなことができるようになってきた子が
持ちがちです。

「解き方を忘れた」「解き方を知らない」という
のは根本的な勘違いから出てくる言葉。

いろいろやってみて、少しずつわかったものを集めて、正解に近づいていく、
答えを自分で作り出していくのが、
解くという行為ですよね。

算数が得意になるには、
いつもきまった手順でしていることを、たまには違った手順でしてみるなんてことも重要です。

幼児期には、

子どもの自由な発想ややり方を大切にしてあげること
と、
しつけるべきところ、教えることはきちんと伝えていくこと
の2つのバランスの取り方が大事なんですね。

②~の話は、またの機会に書きますね。


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算数に関する記事をまとめました♪ 5

2010-10-15 14:04:34 | 算数
☆数の敏感期、子供に何も働きかけないでも出てくるものなんでしょうか?

☆お買い物ごっこ 三歳児の算数の課題♪

☆大きな数を体感する工夫 ドッツカード教室50~60

☆ラミィキューブで数理パズルを作って遊ぼ♪

☆アルゴゲームで論理・数学的知能を育てる

☆計算力 数学的感性を育てるカードゲーム

☆100円グッズで2ケタの数に親しむ遊び

☆Q&A  歌で九九を教えることは 良いことでしょうか?

☆数えることの魔法 ☆ ☆ ☆





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