今日は親しくさせていただいているブログのママラッチさん家の
4歳4ヶ月のラッタくんのレッスンでした。
ラッタくんは前回のレッスンの時遊んだ
Nゲージとダンボールの線路を出して、遊び始めました。
「駅が作りたい!」
「トンネルが作りたい!」と次々ひらめきますが、
作る作業の方はかなり適当で、
レンガ積み木をがちゃがちゃ重ねただけで
次の作業に移っています。
作業の細部こそ、手抜き工事ですが、
頭の中で想像している世界は確かなイメージがあるようで、
世界のお人形を並べ、高架の下にバス停を作り、
駅の後ろにショッピングセンターを作り(これも手抜きで、積み木箱におもちゃの果物を乗せただけですが…)
「次は動物園を作る」と
線路の先に、動物のおりを作りはじめました。
ラッタくんは内向直感型の思考寄りの子だろう…というのは
前にも書いたのですが、
このタイプの子はとにかく想像力に手先の器用さがついていかないのと、
感覚が苦手なのと、
実際、頭の中でイメージの世界を広げることにこそ、喜びを感じていることから、
その良い面を誤解されがちです。
誤解1は、ていねいに作らないことを、創造力の欠如と勘違いされる
誤解2は、飽きっぽい散らかしやと思われる
です。
誤解とわざわざ書いたのは、ラッタくんの仕事ぶりは、
私が4歳児さんではめったに見ることができない
創造的なエネルギーが溢れるもので、
主体的に自分で考え、自分で取り組み、イメージを膨らませ、
自分の作業に没頭する姿に
今後のラッタくんの目覚しい能力の伸びが目に見えるようだったからです。
子どもに教えたり、評価したりするときは、
外から目で確かめられることだけでなく、
頭の中のイメージする力の高さや広がりや持続性、発想力や
主体的な態度、ひとつの遊びへの熱心さなども
きちんと見る必要があると思います。
ポイントがずれた教え方をしていると、
(ラッタくんの場合でしたら、「もっときれいに作りなさい」と横から言ったりすることです)
「しなさい」と言われたことはこなせるけれど、
全身全霊をかけてひとつの作業に没頭できるようなエネルギーの弱い
ふわふわした自分のない子になってしまいます。
子どもにはさまざまなタイプがあるので、
それぞれの個性に合った
見守り方をしてあげたいですね。
web拍手を送る
4歳4ヶ月のラッタくんのレッスンでした。
ラッタくんは前回のレッスンの時遊んだ
Nゲージとダンボールの線路を出して、遊び始めました。
「駅が作りたい!」
「トンネルが作りたい!」と次々ひらめきますが、
作る作業の方はかなり適当で、
レンガ積み木をがちゃがちゃ重ねただけで
次の作業に移っています。
作業の細部こそ、手抜き工事ですが、
頭の中で想像している世界は確かなイメージがあるようで、
世界のお人形を並べ、高架の下にバス停を作り、
駅の後ろにショッピングセンターを作り(これも手抜きで、積み木箱におもちゃの果物を乗せただけですが…)
「次は動物園を作る」と
線路の先に、動物のおりを作りはじめました。
ラッタくんは内向直感型の思考寄りの子だろう…というのは
前にも書いたのですが、
このタイプの子はとにかく想像力に手先の器用さがついていかないのと、
感覚が苦手なのと、
実際、頭の中でイメージの世界を広げることにこそ、喜びを感じていることから、
その良い面を誤解されがちです。
誤解1は、ていねいに作らないことを、創造力の欠如と勘違いされる
誤解2は、飽きっぽい散らかしやと思われる
です。
誤解とわざわざ書いたのは、ラッタくんの仕事ぶりは、
私が4歳児さんではめったに見ることができない
創造的なエネルギーが溢れるもので、
主体的に自分で考え、自分で取り組み、イメージを膨らませ、
自分の作業に没頭する姿に
今後のラッタくんの目覚しい能力の伸びが目に見えるようだったからです。
子どもに教えたり、評価したりするときは、
外から目で確かめられることだけでなく、
頭の中のイメージする力の高さや広がりや持続性、発想力や
主体的な態度、ひとつの遊びへの熱心さなども
きちんと見る必要があると思います。
ポイントがずれた教え方をしていると、
(ラッタくんの場合でしたら、「もっときれいに作りなさい」と横から言ったりすることです)
「しなさい」と言われたことはこなせるけれど、
全身全霊をかけてひとつの作業に没頭できるようなエネルギーの弱い
ふわふわした自分のない子になってしまいます。
子どもにはさまざまなタイプがあるので、
それぞれの個性に合った
見守り方をしてあげたいですね。
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