教室の棚を大工さんに作っていただきました。
入れたいもののサイズに棚を調整してもらったら
これまで外にはみだしていたものがすっきりおさまりました。
片付けやすいです。
教室の棚を大工さんに作っていただきました。
入れたいもののサイズに棚を調整してもらったら
これまで外にはみだしていたものがすっきりおさまりました。
片付けやすいです。
100円ショップの立方体(10個100円)で
算数のパズルを作りました。
問題用のシートを作っておくと
子どもたちが自分で問題を作るのを楽しんでいました。
くわしい作り方等は
虹色オンライン算数教室のおまけブログで解説しています。
(おまけブログとは、虹色オンライン算数教室を購入いただいた方に見ていただける鍵付きブログです。見ていただく方法については、こちらの記事で書いています。)
「親ができるのは『ほんの少しばかり』のこと」
山田太一 PHP研究所
という本を読みました。
まえがきに次のような文章が綴られていました。
「うまれて来る子の性別も選べない。容姿も頭のよさも性格も健康も、あるがままに受けとめるしかない。
その上で『親ができること』をさぐりさぐり、
なんとか一緒に生きて行く。
その一緒の歳月では無論、親は子供に影響をあたえるけれど、その影響の大半は意識的な『子育て』によるものではなく、親の『存在』が避けようもなく
あたえてしまう影響だというように思います。
いくら『教育方針』などというものを持って教育に励んでも、結局その親の器量以上のものを、子供に伝えることはできない。
ほうっておく親とそれほど大差はないどころか、ほうっておいた親の方が
『よき影響』をあたえてしまうというようなことが、
いくらでもあるのが子供と親との関係だと感じています。」
「うまれて来たときから、子供は他ならない『その子』です。
他の子と交換可能な個性のない存在ではありません。(略)
親ができることは『ほんの少しばかりのこと』です。親の力の限界を知り、
その中でどう生きるかというのが、子供との関係の基本だと思います。」
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子供は個性をもってうまれてくる存在だから、
どこまで行っても、その子はその子。
子供には親の持っている以上のものを伝えることはできない。
そうした言葉を目にすると、
がっくりして、子育てに励む気力が失せる方がいるかもしれません。
一方で、「そんなネガティブな意見は信じない、親の努力次第で子供の将来は豊かになっていくはずだ」と憤慨する方がいるかもしれません。
私は、たくさんの子供に会えば会うほど、
「確かに子供は、交換可能な個性のない存在ではないな」と感じています。
0歳児でも、はっきりとした
どの子とも交換することができない個性を放っていますから。
それなら、「いくら『教育方針』などというものを持って教育に励んでも、結局その親の器量以上のものを、子供に伝えることはできない。」という
考えに対してどんな思いを抱いたのかというと、
「それは真実なのだろうな。
子供をこれこれこういう風に育てたいと思ってがんばっても、
何もしない方が良い結果が待っているのかもしれない。
でも、親が子供との関わりの中で、自分の視野を広げ、
人への理解を深めて、学ぶことへの愛情に目覚めていくなら……
そうして自分自身の器量を大きく育てていくなら、
自分があたえることができる最上のものを伝えていくことができるだろう」
というものでした。
虹色教室で期待通りに成長してくれない子にやきもきして、
悩んだり、叱ったり、あれもこれもといろいろなことを試したり、
イライラしたり、愚痴をこぼしたりしていた親御さんが……
(たいていの場合、親御さんが困惑するのも、ごもっとも……と思われる
子供のやる気のなさや頑固さや困ったちゃんぶりがあるものですが)
この子は、こういう子なんだなとあるがままに納得するときがあります。
その上で、「気持ちが優しいし、素直な性格だ」「こういうときは、きちんとしている」「ユーモアがあって、明るい」などと、子どもの良い面を見つけて、
自立をうながしながら、適度に手助けしはじめる方がいるのです。
すると、それまでダラダラ~グタグタ~していた子が、突然、意欲的にがんばりだすことがあります。
いきなり良い成績を取り出すまでにはならなくても、
その子の個性的なすばらしさが輝き出して、子供のグループの中でも
一目置かれる存在になりはじめることがあるのです。
「親ができるのは『ほんの少しばかり』のこと」の中で
山田太一氏が、次のように書いておられました。
「歩き出したら、片時も目をはなせない。そんな厄介な存在と暮らして
幸福感があるのが不思議でした。
勿論、うんざりして、いなくなってくれないかな、と願ったことも
何十回かはありましたが、何十回ぐらいですんだのは、
子供の可愛さでした。
子供の可愛いのには、何千回も感嘆しました。
すべてが小さくて、しかしぜんぶそなわっていて、無力すぎる故に
抗しがたくて、
ほんとうに生物というものはよくできている、
ちゃんと親の苦労にむくいるように
子供をこんなに可愛くつくってあるんだ、と見惚れました。」
子供って、生きているだけで、
そこにいるだけで感嘆するほど可愛いものです。
でも、子供に、今この場で、いろんなものを求めてしまったり、
自分の子育てに自信が持てなかったり、
親が自分自身の価値を認めて、自分を大切に扱えないときには
子供を可愛く感じられなくなるかもしれません。
でも、そういうときは、「子供がこんな風にしてくれたら……」とか、
「子供がこんな子だったら……」と思うのでなく、
まず子供を可愛く思えない自分の気持ちを認めて
自分をいたわってあげるといいのかもしれません。
そうして自分に素直に向き合えば、
自分の器量が少しだけ大きくなりますよね。
そうすれば、少し大きくなった器量で、
子供に接することができるでしょうから。
私は前にも書きましたが、ADDの特徴をたくさん持っているので、
調子が良いときに限って、自分でも信じられないようなミスをしがちです。
私が調子が良いときというのは、いろんなことを抱えすぎて、
頭の中がいっぱいいっぱいになっているときでもありますから。
そうしたミスをするたびに、
自分で自分に裏切られたような気持ちになるし、
何をしても無意味だという気持ちに飲み込まれそうにもなります。
でも、私は自分がそういう特徴を持っていなかったら、
もっと子育てで間違った方向に進んでたんじゃないかな
とも感じているんです。
うちの子たちも、遺伝なんでしょうけど、同じような失敗が多い子なので、
小学生くらいの頃は、
「何度言ったらわかるの?」「何回ミスすれば気がすむの?」
と喉元までそんな言葉が上ってくるような失敗をたくさんしていました。
でも、私は責める代わりに、
失敗が続いたとき、「どうしたら自分はダメな人間だとやけを起しそうになるときにも、正直に自分の欠点を見つめて前向きにがんばれるのか」
「どうしたら、何度失敗してもチャレンジし続ける勇気が持てるのか」
を伝えるようにしてきました。
それは私がADDの特徴があるからこそ、何度も何度も、
自分の能力に絶望しながら、
その度に、
何とか気持ちを立て直して、自分にとっての最善をつくす方向に
一歩踏み出そうとしてきたからなのです。
それがどんなに苦しいことが、よくわかっているので、
わが子がつまずいたときには、
子供が自分で問題を見つめて、欠点を乗り越えていくまで
大らかに待ってあげることができました。
それで、私の子にすれば、同じ年齢のころの私よりずいぶんしっかりしているし、それぞれの子が何にひるむことなく
自分の可能性を広げ続けることに一生懸命なので、
うれしく感じています。
(↑3、4歳の子どもたちは、途中からルールを無視して
より高い棒の上に到達することを目指していました。)
Taloというボードゲーム。
ほしいほしいと思いながら値段が高いので、
購入を先延ばしにしていました。
ゲームについての解説をしてくれているブログがありました。
http://asakumogure.blog23.fc2.com/blog-entry-618.html
先日、ゲームのルールを解説してくれている動画を見たのをきっかけに、
「やっぱりほしい!」と思い立ち、教室にある数の棒の積み木を
使ってこのゲームができるようにゲーム盤を作りました。
さっそく3~7歳までの子どもたちにと遊んでみたところ、
想像した以上の盛り上がりでした。
(子どもたちが遊びやすいように
少しだけルールを変えています。)
棒状の積み木がない方は、レンガ積み木や三角柱などのいろいろな形がミックスしてある積み木を
使っても別の楽しみ方ができると思います。
本来のゲームはふたつのさいころを振って
足し合わせた数の分だけ積み木をもらうのですが、
教室では12まである大きなさいころを使っています。
(100円ショップで購入した組み立てるタイプのさいころです。)
さいころで7が出た場合、(2と5)の組み合わせでも(3と3と1)という組み合わせでも
合わせて7になればいいということで数の棒を手にします。
それをマス目のボードに置いていき、
1段ずつ上がっていって10段目を目指します。
実際のTaloゲームには、ゲームとしても
細かい縛り(相手を飛び越えられなかったり、1段だけしか上れなかったり)
がありますが、教室では
階段状に上るならいくらでも上を目指せるルールで遊んでいます。
その方が子どもが
うまく数を分解してより多く上ろうとしたり、いくつ上れそうか
真剣に考える姿があるからです。
遊ぶうちに、数を足し合わせることに
高い関心が生まれていました。
2歳児さんたちはさまざまな活動に真剣に取り組みます。
でもそうした意欲を引き出すには、「あれで遊ばせよう」
「これを教えよう」という関わり方は逆効果になります。
虹色教室でしている幼い子たちの意欲を引き出すための工夫を紹介しています。
2歳3か月のAくんのレッスンの様子です。
2歳の子とする工作は、子どもがやりたがる
えんぴつで自由に描くこと、はさみで切ること、セロテープを使うこと、(無駄遣いが多いですが)
紙コップの底にえんぴつで穴をあけること、などに付き合いながら、
大人も子どもといっしょに簡単な工作を楽しむのがいいかと思っています。
大人のする工作は、子どもの興味関心に合わせて、
その子にわかりやすい工作見本となるようなものだとよりいいです。
Aくんが紙の丸を描き、わたしが折り紙でトンネルを折りました。
ゴムをつけて、トンネルに電車を入れると飛び出すようにしています。
Aくんは、穴に物を詰め込むのが大好きなので、
穴にビー玉などを入れると、重さでコップが下に下がる
しかけを作りました。
下がったら、重りになったものを出して、ひもを引っ張ってもとに
戻します。こうしたシンプルなしかけにAくんは
興味津々です。
虹色算数オンライン教材のおまけブログ(鍵付きです)で
という記事を書きました。
(おまけブログとは、虹色オンライン算数教室を購入いただいた方に見ていただける鍵付きブログです。見ていただく方法については、こちらの記事で書いています。)
小2のAちゃん、Bちゃん、Cちゃんのレッスンで。
3人とも算数の文章問題はかなり難しいものまでこなせるように
なっているので、今日は算術パズルをみんなで解いて遊ぶことにしました。
1種類の数字で数式を作る算術パズル 「Tchisla」です。
無料で遊べるアプリです。興味ある方はぜひダウンロードしてみてください。
という記事で、遊び方を紹介してくれています。
記号の数そのものは数えるほどだけど、小学生では習うことはない
数学の記号も扱うので難しいかな、と思ったのですが、
!(階乗)、√(ルート)、^(累乗)
などの扱いもすぐ覚えてパズルを楽しんでいました。
この算術パズル、「できるだけ少ない数の同じ数字で数式を作る」というルールです。
たとえば、2という数を「3」という数だけで、「3」をできるだけ少なくして
数式にすると、3!/3
となります。
26=4!+√4
といった答えを作ることができるようになった
Aちゃんは、すっかりこのパズルに夢中で、
「もっと解きたい。絶対、このアプリを入れて!」とはしゃいでいました。
計算をするのではなくて、計算式を自分で探し出すところが面白かったようです。
Cちゃんは、自分なりの数式をたくさん発見しました。
「こうすればいいんじゃない?こうじゃない?」とアイデアを出しながら、
じっくりと問題を解いていました。
Bちゃんは、初めて見る数学記号に慣れないようでしたが、
がんばって取り組めました。
これから教室で学年を超えて遊べる
パズルになりそうでうれしいです。
今日のBちゃんの工作。左右の透明ポケットに
問題のカードを入れて、うま答えがマッチングすると、
豆電球がつく仕掛けです。
完成にはいたりませんでしたが、豆電球がきちんと着いた時は
感動しました。
↓Aちゃんのいらいら棒。
↓Bちゃんのいらいら棒です。
東京でのレッスンのお申込みどうもありがとうございます。
23日の日曜日のイベントのみ参加いただく方
うえたこさん
23日(日曜日)~24日(月曜日)に参加いただく方
なーちゃんさん
パンプキンさん
たゆうたんさん
コメント欄にメールアドレスと参加者の本名、年齢などを書いてください。
非公開で見させていただいて、くわしい詳細を送らせていただきます。
年少のAちゃんと年中のBちゃんのレッスンで。
プラ板で遊びました。
お家の形の型紙を作ってから、プラ板上で型紙をなぞって
作りました。
↓Aちゃんのお家。とてもすてきです。
Bちゃんもせっせとお家作り。
Bちゃんは、お家のそれぞれの面のパーツがどの部分に
あたるのかやその面にどんな絵(ドアなど)を描けばいいのか
よく理解していました。
プラ板は四分の一くらいに縮みます。縮んだ後、
工作用ボンドで立体になるよう貼りあわせました。
ひとつめのお家ができるとすぐに次の作品作りにチャレンジしていました。
Bちゃんが作ってきてくれた本を紹介します。
文章はBちゃんが考えて、お母さんが文字にしています。
絵はBちゃんです。
すてきな絵本ですね。
Bちゃんのお母さんから「ひらがなの練習を始めたのですが、嫌がるんです」という
お話しをうかがったので、この日は「ひらがなと仲良くなる」ことを学びの
テーマとしました。
教室ではA4の半分のA5サイズのコピー用紙を
使って、学習クイズのカードにしたり、解答用紙にしたりして
います。そのA5サイズの紙を使って名札を作ることにしました。
(このサイズは、初めてする文字の練習やひっ算の練習などの
意欲を高めてくれるんです)
最初に「し」や「く」といった書きやすい文字を練習した後で、
お父さんやおばあちゃん、お友だちの名前など
大好きな人の名前を紙にのびのびと書いて
名札を作りました。
名札はパンチで穴を開けて、ひもを通しています。
名札の下の部分にかわいい形のパンチで穴を開けていいことに
していると、喜んでたくさん名札を作りました。
難しい文字のある名前も積極的に練習して、上手に書けるようになりました。
小学2年生のAくんのレッスンで。
ビー玉のレース場を作りました。
スタート地点のストッパーは、
紙の裏に串を貼って、その両端を洗濯ばさみで挟んでいます。
洗濯ばさみに木の棒をセロテープで貼ると、とても魅力的な
スタート地点のストッパーになりました。
これを上にあげるとビー玉がいっせいにスタートします。
せっせと割りばしを貼り付けるAくん。
大成功!
募集の人数に達しましたので、募集を終了します。
お知らせです♪
昨年、親しくなった東京の方々と
今年の2月23日(日)~祝24日(月)に
東京のユースホステルでこじんまりした集まりを開く予定です。
親子で工作をしたり、算数が面白くなるような体験をしたり
してゆっくり過ごしていただこうと思っています。
あと一組のお母さん(申し訳ありませんが、今回は部屋の関係でお父さんの参加が難しいです。)
とお子さんを募集しようと思います。
オンラインの算数教材を買ったものの
どうやって子どもに働きかけたらいいのかわからないという方も
ぜひご参加してください。
東京でのユースは、私の旅費も含まれるので、
参加費が関西での開催より割高になります。
【大人1名+子供1名⇒32,000円】
大人1名追加で+13,000円、子供1名追加で+8,000円、幼児1名追加で+6,000円です。
※食費別途(みなで夕食のお弁当と朝食のサンドイッチを購入しています)
東京でのユースは、定期的に行っているものではありません。
ですから次回のお問合せ等にお答えすることができません。
よろしくお願いします。
参加を希望する方は、ハンドルネームとお子さんの年齢と性別、それからお住まいの地域を
コメント欄に書いてお申込みください。1週間以内にブログにて来ていただく方について
お知らせします。