虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

今日が夏のブロック教室 科学クラブの最終日です♪

2009-08-31 08:53:36 | 生徒募集 イベント参加募集
夏の間、小さなボロ教室にたくさんの方々、子どもたちに集まっていただきました。
今日が最終日です。
予定より日数がずいぶん増えてしまったので、
どうなることかと思っていましたが、
どうにかなるもんですね

面白かった~!!です。

どんな子が来るか、どんな展開になるか
見えないわからないドキドキの連続……

とにかく面白かったです。
今回、フランス、アメリカ、長野、沖縄など、かなり遠方からの参加も多かったのですが、「楽しかった!来てよかった!またぜひ参加させてください」とおっしゃっていただきとてもうれしく感じました。

レッスンでとても人気があった内容は、ちょっと落ち着いたら
記事にアップしていきたいです。

今回、夏の科学クラブやブロック教室を開いた1番の目的は、

百聞は一見にしかず

で、記事だとなかなか伝わらない工作や教え方や接し方のコツが、

目で見れば瞬時に伝わるだろう

という思いがあったからです。

またコメントで言葉で説明していただいても
よくわからない子どもさんの個性やその可能性を伸ばすコツが実際会えば
わかるものも多いだろうと感じたからです。

それらの目的に関しては思った以上の収穫で、
参加していただいた方にも喜んでいただけて、
私も大いに勉強になりました。
気づいたこと、新たなアイデア、それぞれの出会いから学んだこと、
親御さんたちといっしょに話し合い考えたこと
いっぱいいっぱいあります。

またそれらを順番にアップしていきますね。それでは最後の
ブロック教室をがんばってきます♪

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子供を一時保育園に預けようと思っています

2009-08-30 22:42:34 | 教育論 読者の方からのQ&A
「いい反応をしてほしい 食いついてほしい~」の記事に次のようなコメントをいただきました。

常日頃、特に幼児教室なんかにいくと他の子がいい反応をしているともう本人にも直接「ほら!あれ見て」なんか言っちゃいます・・・
 今まで子供の行動を逐一観察し、行動ひとつに一喜一憂し怒鳴ったりもしてしまい、どうしてこんな小さい子に親を喜ばせる結果をもとめてしまうのだろうと思っていたところにこの記事がアップされ、現時点の子供ができる範囲を超え自分の理想ばかり追いかけ、子供の事を愛していても目の前のあるがままの姿を肯定することができていなかった自分がいることがわかりました。
子供にとって自分が自分でいていいということがわかるとそれだけで楽になるんですね。

自分自身も自己嫌悪に陥り子供を叩いてしまうようになってしまったので、子供の行動を逐一観察しないで済むように子供を一時保育園に預けようと思っているのですが(先月位から考えており夫や役場の保健師さんにも相談しました。)前の日の記事に保育園の弊害の記事もあり(もう4歳ですが・・)、子供の気づきや反応に一緒に共感してあげることができることができない、子供が集団の場で異常に緊張する内向型であることもあり自分、子にとってどうすればいいのかずっと悩んでいます。
嫌がる子供を保育園に預けるのも、自分自身が変わろうとせず自分勝手な行動ではないかと・・
子育てって考えれば考えるほど深みにはまりますね・・



子どもに期待してしまう、叩いてしまう、逐一観察してしまう、干渉してしまう、幼児教室で比べてしまう……

だから、ちょっと距離をとるために保育所に預ける

という考えは、言葉だけで考えていくなら
周囲も自分も納得させる響きがあるかもしれません。

でも現実には、「集団の場で異常に緊張する内向型であるという子」を、
初めての集団に入れるとなれば、
他の子についていけなかったり、チックや登園拒否や先生から個人的な注意を受けたり、その他のさまざまな問題が起こることを覚悟しなくてはなりません。

大らかで子育てに慣れている親御さんも
すごく悩む場合が多いです。

どうしても他の子と比べてしまうというお母さんの場合、
集団生活が苦手な子を集団生活させる場合、よほどの覚悟が必要です。

ただお子さんは4歳ですし、本来ならそろそろお母さんと離れて
お友だちと過すのも楽しくなってくる年齢ですよね。

でも私は、親御さんと子どもの関係がとても悪くて、
その問題を解決するために
集団の苦手な子を集団に入れる

というのは、それが問題の解決に結びつくのか、ちょっと気がかりなのです。
保育所の弊害の問題ではなく、

子どもさんがお母さんとうまくいっていないため、
自分や他人を信じる気持ちが育っていない
親への愛着が育っていない

という状態で、集団生活を始めることは、
子どもに大きなストレスをかけてしまい、
これまでできていたことができなくなったり、
お友だちへの攻撃になったり(ものすごくおとなしい子が豹変することがあります)
集団行動ができない、参加しない、
の原因となったりするのです。

いきなり集団に入れる前に、もしあればファミリーサポートなどに
短い時間預けてみて、親がリフレッシュするとか、

集団生活に向けて、
相談しやすい知人のフォローを受けながら親子の関係を改善していって
子どもが集団の場で異常に緊張するからちょっと緊張する

くらいにまで変化したときに集団に入れることを考えてみてはいかがでしょうか。

子どもが集団の場で異常に緊張する原因として、
お母さんとの関係もあるでしょうが、

自閉症スペクトラムに含まれる子である可能性もあります。
私が子育てに悩みを持っている親御さんや自分の育て方への罪悪感で苦しんでいる親御さんとお会いするとき、
子どもが
広汎性発達障がいやADHDなどを持っていて、
もともと非常に育てにくい子であることが少なくないのです。
育て方の問題を子どもの問題に
すりかえているようで気持ちがよくないかもしれませんが、
本当に発達障がいの子であったときには
子どもの抱える困難を理解してあげなくてはなりません。

今、とても辛いから、
集団に入れると楽になるかもしれない、
問題が解決するかもしれない

と期待するのはやめて、
自分の力で子どもとの問題を少しでいいから解決してみよう!
と決心することが、
一番いい解決法ではないでしょうか?
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写真は映画村に遠足で出かけたときのものです。




しっかり考えられる子になるための大事なこと

2009-08-30 13:31:09 | 幼児教育の基本

前回に引き続き、夏の科学クラブとブロック教室をしていて
気づいたことをお話します。

今回、たくさんの子たちと接してみて、
深刻な深刻な問題だ!!
と感じたことがあります。

それは1~3歳までの子の子育て環境が、

子どもが自分で考える
自分の感情で感じる

という仕事をほとんど奪い取ってしまうものとなっていることです。

ちょうど3歳の子たちのブロック教室をしていると、
3歳くらいの子というのは、すぐに物を奪い合うのですが、
そのたびにたちまちお母さんが
「貸してあげなさい」とか、「取ったらダメ!」とか
指示を出しているのです。

子どもには現場ですぐ教えるのが大事というのはわかるのです。
でも、はやく決着させたい気持ちと、親同士の遠慮が、
子どもから自分で考え判断する能力を奪った上、まちがった教育をほどこしている場合がよくあるのです。

☆ちゃんが★ちゃんのおもちゃを奪おうとしたとき、こんなことがありました。

たちまち☆ちゃんのお母さんが
☆ちゃんに「ダメでしょ~!」
★ちゃんがすんなりおもちゃを☆ちゃんに渡してしまって、
呆然とした顔をしていると一同「えらい~!」と言いながらパチパチパチ~!!
☆ちゃんに「ありがとうは?」
で一件落着~

これで……いいのでしょうか???

まず、★ちゃんは、次にどうすればよいか学べてませんよね。
★「ありがとう」と言えば、取ってしまってもいいのでしょうか?

また☆ちゃんは、何も考えずに
手さえ離せば褒められる
自分が我慢するのが正しい
という間違った対応を教えられてますから、今後、混乱して
自分で考えることを放棄してしまうかもしれません。

なら、こういう場面でどういう対応をすればいいでしょうか?

こういう場面って、その都度、状況によって変化します。
ちょうだい!っと欲しがってもOKな場もあれば、相手が赤ちゃんだから譲ってあげよう~という場合もあります。

まず、今の子どもの気持ちや欲求を言葉にしてはっきりさせる
認めてあげる。

ことがいりますよね。
奪おうとした子には、
「●●のおもちゃが使いたいのよね、●●したいもんね。
奪われそうになって、おもちゃをにぎってる子には、
「おもちゃ貸してほしいんだって。どうする?」
さらにぎゅっとおもちゃをにぎれば、
「今、貸したくないんだね」
最初の子に「今、貸したくないんだって」
そういって、あとは渡してしまうなり、嫌がって渡さないなり
子どもの判断にまかせます。

客観的に見ての善悪は、子どもの心の中で熟成されて
ゆっくり良い判断がくだせるように、徐々に教えていけばいいのではないでしょうか。

1~3歳の子にとって、物の奪い合いは
頭をフルで働かせるチャンスです。

でも「考えなさい」と言うのは矛盾しているのです。
指示を与えすぎず、考える子にしようと思いながら、

「考えなさい」という
指示を与えてすぐに答えを出させようとしているのですから……。

考えるという行為は
「考えなさい」と言われてするものではなくて、さまざまな場面にぶつかって
自分で解決したり、判断を下さなければならないとき、
しはじめます。
「考えなさい」という指示で考えようとすれば、
頭が空っぽになってしまいます。

それよりも子どものくだした結論が
たとえ「ベスト」でなくても、

今その子にとってそれが「ベスト」の答えなのですから、、
間違っていれば、
間違いを学ぶ良いチャンスが与えられたのだし……

といったんそれを認めることが大事なこともよくあります。

あとひとつ、「考える」ことの障害物となるものに、
「体験のともなわない知識」があります。
知的好奇心が強いことは良いことです。

でも、手で簡単なものを作るレベルに
意識を目の前の現実に向けられない子が、
大量の知識を持つことはとても危険なことでもあると感じています。
危険とまで書いたのは、私が軽度発達障がいの子らとたくさん接し、
そうしたさまざまな情報に目を通すことがあるからです。

軽度発達障がいの子の特徴は

「できることとできないことの差の開きが大きい」

ということです。

言葉は達者なのに極端に不器用、読書好きで図形はさっぱり~

すごく手先が器用なのに、言語面の発達がゆっくり、すごい作品が作れるのに言葉の理解力が弱い

といった感じです。
脳のタイプが一般的な子と少し異なるため、そうなるのです。

でも最近、親御さんが知識をインプットしようとする態度で
子どもと接していたり、語りかけ育児を誤った方法でしていたりするため、

発達障がいの子でないのに、

「できることとできないことの差の開き」が大きな子が増えているように思います。

目安として、4歳半~の子で、

知識は豊富なのに
ゴム鉄砲や簡単なコマを回すこと(ひものものではありません)ができない

場合、子どもの生活を見直す必要があると思います。
こうした子は頭が働くし、さまざまなことに敏感に気づく力があるのに、
実際には学校に入って、テキパキ動作することができなくて
自分に自信を失ってしまいます。

記憶するけれど
思考しない

という態度にもつながります。

思春期にがんばっている子 という本の中で明橋大二氏が、

大人が、もう一度遊び心をとりもどすこと。それがそのまま、子どもの
やる気を育てることになる

とおっしゃっています。
明橋氏はこんなこともおっしゃっています。

遊びに満ちていたはずの子どもの世界が、今は、指示され、命令され、強制され
る「仕事」ばかりになってはいないでしょうか。
それが子どもののやる気をそぎ、ひいては、学ぶこと、働くことに、苦痛しか感じられなくさせているように思います。


手作りプラネタリウムが大人気♪ 科学クラブから

2009-08-29 18:51:33 | 番外(自分 家族 幼少期のことなど)
今日は午前の4歳児のグループレッスンも
午後からの科学クラブも手作りプラネタリウムで盛り上がりました。

特に午後の4歳半~からの科学クラブは
このプラネタリウム作りがちょっと感動的な時間となりました。

今日の科学クラブは発達障がいを持っている子の参加が多かったので、
スタート時点で大騒ぎで、
このままグループが成り立つの?という騒がしさでした。
そこで、早めに親御さんに席をはずしてもらって、
忍者についての学習や、化学実験、レントゲン作りなどをしてから、
このプラネタリウム作りを始めました。

最初にボードに蛍光の星座のチップを刺していく教具で
星座作りをしていると、
難しすぎてうまくいかない子が続出!
しかしそれまでふざけて騒ぐことが多かった発達障がいを持った男の子だけが
それをとても立派に上手に仕上げたのです。
みんなできないのに、自分ができた!
という状況にその子は大喜びで、もう1枚!もう1枚!と難しい星座の
パターンにチャレンジしました。

ボードの星座作りにつまずいた子たちに
透明ファイルにスパンコールの星をボンドで貼って
星座作りをしてもらいました。
こちらは全員大喜び。
普段、自信がなくて気力がない~と相談を受けていた子たちも
どんどん難しい絵柄にチャレンジしていきます。
親御さんがもどってきたときには
静まり返ってみんな自分の作業に集中し続けていたので、

どのようなとき、子どもが集中するのか

見ていただける良い機会となりました。

このときのそれぞれの一生懸命な様子を見て、
今後、どのようにすれば、それぞれの子が集中して学んでいけるのか、いくつかのヒントが
見つかりました。

ひとつは、発達障がいのある子に、みんなと同じように出来るように
がんばらせるのではなく、
みんなよりできること、得意なことに気づいてあげて
それを伸ばし、自信をつけることの大事さです。

また、自信がつくと、次はどんどん難しい絵柄を選ぼうとする子の
姿から、自信のつく体験の大切さと
自己肯定感を高める必要を感じました。

もうひとつ、耳で説明されている段階ではうろうろしていた子が、
いったん作業の手順を具体的にマスターすると
じっくり最後までがんばっていたことから、

具体的にできる段階まで見守ってあげると
その後は「きちんとできる」
ということがわかりました。

ですから、発達障がいのある子が、
聞いていない様子で騒いでいるときに
叱りつけてやる気を奪わず、
まず手作業として(勉強であっても)何をしていったらよいのかわかる段階に持っていってあげると、
それからは静かに集中できる場合もよくあると思いました。

写真は(朝の4歳のグループのものです)手作りの星座シートを映して
プラネタリウムごっこをしているところです。
午後の科学クラブでは、星座ごとに季節を説明するのを
加えました。
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いい反応をしてほしい  食いついて欲しい~

2009-08-28 23:29:00 | 教育論 読者の方からのQ&A
この夏、科学クラブと、ブロック教室でたくさんの子どもたちと
過してみて気づいたことがあります。

いい反応をしてほしい、食いついて欲しい~と
子どもの一挙一動や表情を
熱心に自分のことのように見守っている親御さんの子どもは、

親御さんがいる間中、ポーッとしたり、気乗りしない態度をしるしたり
しているのです。

それが、親御さんが席をはずしたとたん
ナチュラルーに楽しそうに参加しています。

なぜ??

このことを考えているとき、
私はふっと
これまでの疑問が解けた心地がしました。

教室に子どもだけで通っている子や
お母さんが席をはずしている間、子どもだけで過している子で、
やる気のなさや、乗らない態度が気になったということはあまりないのです。
でも親御さんがいるときは、
そうした態度をしるす子はとても多いのです。

私と過しているとき、子どもたちは
元気にやる気を持っていろんなことをしているけど……
私が何かしたかな?
……何もしてないけど……そう考えていたとき、
ひとつ思い当たりました。

私は、基本的に子どもに
いい反応をしてほしい、食いついて欲しい~とは思っていないし、
子どもの一挙一動や表情で、自分自身の心まで不安になったりしないのです。

子どもはまず自分のスタイルでこの場を味わってくれたらいい~



集団の場で緊張する内向型の子も、
感情面が苦手な思考タイプの子も参加しているわけですから、
反応はまちまちで当たり前。

じわじわ~っとゆっくり楽しさを感じていく子もいるし、
無関心なようでもしっかり学んで帰る子もいます。
その子のペースに干渉しません。

でも私がそうした

あなたはあなたでいいよ。あなたはあるがままの姿でOKよ。

という気持ちでいたら(意識的にしているわけではありませんが)

子どもは評価する子どもを見つめる目がなくなったとたん
いきいきと積極的に取り組みだします。
子どもって、いい反応をして!と思っていると、
やる気のない不安が強い態度になりますが、

あるがままでいいよ!と思っていれば、

子どもはいきいきとその子らしい積極性を発揮するのです。

帰宅してから、これが面白かった、あれが面白かったと
興味の幅がグ~ンと広がる子が多いのです。

これは私ってすごいんだよ~というお話でなくて……

子どもがつまらなそうでも、楽しくなさそうでも、
そういう間があるからこそ、集中して楽しくてたまらない時間がくるんだな、
きっとささいなことにもたのしいことを見つけられるようになるはず……

と少しゆる~く力を抜いて、
子どもを親のまなざしから解放してあげると、

やんちゃやいたずらや間違いが自然にできるようになって、
それがクリエイティブに遊べる力へ、
向上心、学習への意欲へとつながっていく気がするんですよ。

この力を抜いてって、
親に自分でふんばるようにすすめているマミーさんとは正反対のことを言っているようで、
ある意味とっても近い気もちなのです。
力の入れどころが目じゃなくて、
身体にすれば良いというか……

日本の子どものやる気のなさの原因のひとつに……

絶対、「このどこにでも張り付いてくる大人のまなざし」が
あると思うのです。

一般人がテレビに出たりすると
自分に向けられるまなざしが気になって自然に振舞えないですよね。
あまりいつもいつもそれにさらされていると
子どもの中から魂が抜けてしまうんじゃないかな?と思えるほどです。

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ブロック教室の作品です。

2009-08-28 18:56:31 | レゴ デュプロ ブロック
巨大なメリーゴーランドです。


科学クラブの日は、子どもたちが照れ屋さんぞろいだったので、どんどん私が押してくスタートとなりましたが、自分からしたいことをどんどん発信してくるようになった子たち(だいたい2回目にはそうなってます)ほとんど子どもたち主体で活動をさせて私は裏方に徹しています。
途中、途中でここはみんなで学ばなきゃ!というときだけ、子どもたちを私の方に注目させてます。
また我慢して集中する時間、手作業にいとわず取り組む時間を設けるようにしています。


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ブロック教室の作品です♪ けんか勃発!

2009-08-28 18:00:49 | レゴ デュプロ ブロック
今回のレッスンで、大阪弁をしゃべるのは
エドくんと私のみ。
ふたりで会話するたびに漫才になってました。

「エドくん、ブロック教室には3歳からのクラスと4歳半からのクラスがあって、
ルールがちょっとちがうんだわ。
3歳からのクラスはブロック以外のおもちゃをいじっても、ちっちゃいからしゃーないな、まあいいよ、って甘めのルール。
4歳半からのクラスは~なんと!!!ブロック以外は触ったらダメなのよ~!ブロック教室だからブロックで遊ぶわけね。」

エドくん「やっやられた~!!」

「まず最初の30分はブロックで機械を作るための基本の勉強。その後は、自由に作品を作る時間をあげるから、ちょっとがまんしてなっ!」

エドくん「また~やっやられた~!!」とずっこけてました。

そんなエドくんですが。30分の機械の仕組みの勉強がよほど面白かったらしく、「ずっと勉強がいい!」と言い張ってました。
「大丈夫大丈夫、自由製作の時間もばっちり勉強はあるから…」
エドくん「よっしゃ~!!」

自由製作の時間に親御さんたちに席をはずしていただいた間、
このハーフのエドくんと京都や東京などから参加してくれていた他のお友達も
すっかり打ち解けてどんどん作品を作っていきました。

途中でブロックの奪い合いでけんかが勃発。

タイヤのあるブロック部品で長い列車を作っていた子に
「半分分けて!」と言う子。どちらもゆずれません。

でもそれぞれの言い分を良く聞いて「どうすればいいと思う?」とたずねると
子どもたちで解決していました。
私はあまりどっちが正しいとかどうしろとかは言いません。

とりあえず、それぞれの言い分を聞いて「そ~だよね、わかるわかる」とあいずちを打ってから、どうしたかったのか、どこに腹が立ったのか、解決策はないのか子どもたちに考えさせます。
「解決しなかったらお友だちにも相談しぃ~ね(大阪弁ですいません)」
けんかしてないお友達には、「もめてるみたいだから、いい方法があったら助けてあげてね」と言います。
すると、子どもたちなりに最善の解決法を考えて、その後とても仲良く遊びます。

今回の4人メンバーは、けんかこそしていましたが、私の手をほとんど借りず、
「こうしたら?」「こうしようよ~」とアイデアを出し合って
さまざまなものを作りました。

遊園地の巨大メリーゴーランド。
飛行場とそれに続く高速道路。
レスキュー車。
レスキュー隊の救命道具。
後は工作でヘリコプターの部品も作りました。

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へんてこな巨大将棋にチャレンジ♪

2009-08-27 18:43:29 | 番外(自分 家族 幼少期のことなど)
今日の4歳半~7歳の科学クラブには将棋が大好きな5歳の男の子が参加していました。
そこで、へんてこな巨大将棋で遊びました。

実はコレ……「何かに使えるかな~?と購入したものの、使い道が思いつかず家で眠っていました」と知人からいただいたペットボトルのキャップのでっかい飾りです。

恐ろしげな恐竜の面々……。首に飛、香、桂……などマジックで書きました。
わかりやすいように色もつけて……。

遊びは、将棋が大好きな5歳の男の子に将棋を並べてもらい、
本将棋ははじめてという子らに
盤の上のコマの位置を記憶してもらって
パズルのように置いていってもらうというものです。

むずかしいけどできそう……がちょうど楽しいレベル。

そこで、全部のコマを記憶するのでなく、
ヒントとして、ひとり分のコマのセットは盤上に残し、
「角と飛車は点対称の関係にあるのよ」と
言って目で確認させてからチャレンジしました。

この問題を食い入るように見ていた子には、ヒント側のコマの数もさらに減らして
楽しめるレベルの問題にしました。

記憶に関わる遊びはとにかくみんな好きですね。
遊び終えるころには、点対称という意味を少し理解していたようでした。
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秋のブロック教室 科学クラブの日程発表です(まだ完全ではありません)♪

2009-08-26 19:08:39 | 生徒募集 イベント参加募集
目の疲れが出ていて長い時間パソコン画面を見ていられないので、
中途半端な画面のままアップしていってます。
できれば人数は少なめに(3人くらいが理想)なので、
いったん日時調節をしてから、もう少し時間を設けて、別の日でも良いという方に変更をお願いします。

秋のブロック教室 科学クラブの日程発表です(まだ完全ではありません)♪

9月8日(火)2時~4時 3歳~4歳半 ブロック教室  
しんままさん  ゆっきぃさん まいままさん ゆうたママさん

9月21日(月)10時~12時 3歳~4歳半 科学クラブ
いちこさん  くみちるさん  ゆうたママさん タイママさん


9月21日(月) 2時~4時 4歳半~6歳 科学クラブ
 たけさん あさひさん  うささん  

9月22日(火)1時~3時 3歳~4歳半のブロック教室
タイママさん うささん いちこさん ゆうさん

9月22日祝(火)3時30分~5時30分 4歳半~6歳 科学クラブ 
はちbooさん  かおりんさん えどまむさん 

9月23日祝(水)2時~4時 ブロック教室 4歳半~6歳 
はちbooさん  ayakoさん

9月26日(土)2時~4時 ブロック教室  4歳半~6歳
ななママさん らんさん  かおりんさん ゆいみゆさん
 
9月27日(日)10時~12時 科学クラブ 4歳半~6歳
ななママさん ゆうなママさん りりママさん まろんさん

10月12日 祝(月)2時~4時 ブロック教室  3歳半~7歳
 あんもさん ひいらさん asibeさん まりままさん

10月18日(日)10時~12時  科学クラブ  4歳半~7歳
りっかさん きりんさん ひろさん

11月1日(日) 10時~12時  ブロック教室 
たくままさん sa-chi21 ぼくてんのママさん

まだコメントを完全にチェックできていなくてすいません。
名前がなかった方、3人以下の空いている日時で参加したいものがあればコメント欄で連絡をくださいね。

  日時調整へのご協力をお願いします♪

遠方から参加希望の方で2日連続希望や女の子が多いグループへの参加希望の方、コメントへの書き込みはないもののふだんレッスンに来ている方からの要望など、たくさんの方の要望と事情がありますので、
パズルを解くような方法(いったん複数の部分を同じ方で埋めておいて希望を聞いてから消去するなど)で、日時を決めています。

埋めておかないと、あとから希望が変わっても入っていただくことができないからです。でも早めに決定しないと旅行計画やチケットの取得に影響がでる方がいますので、
まだ計算途中の段階で、発表しています。

すごく見にくいまだ計算中の日程ですが、
ご自分のお名前を見つけたら、希望通りになっているかチェックして
空きのあるところで、良い日があればコメント欄でご指摘をお願いします。



 

4歳半~のブロック教室の報告です。ていねいな作業

2009-08-26 18:34:33 | レゴ デュプロ ブロック
今回、女の子の2人チーム、男の子2人と女の子1人チームに
分かれて作品を作っていました。
前回の、どんぐり装置は男の子2人と女の子1人のチーム、女の子の2人チームはドールハウスとプールを作りました。
最後には、プールサイドを美しく飾ってすてきな作品に仕上がっていました。

この分かれ方、
男の子2人と女の子1人チームは直感が優れた子(直感型の子だけではなく、おそらく内向思考型の直感寄りの子などがいました)

女の子二人は感覚が優れた子

で自然に分かれていました。
ブロック作品を作っていると、直感の優れた子たちのアイデアや
それを仕上げていく能力に目を奪われがちですが、
感覚がすぐれた子たちが、色やデザインの美しさを大切にしながら
ていねいに根気よく作品を作り上げていく様子も十分評価することが大事です。

中学入試の立体図形の問題などでは、
断面図のパターンをひとつひとつていねいに予測していくことが
大切です。
感覚の優れた子たちは、コツさえつかめば
こうした作業をいとわずに、正確に答えを導き出します。
それぞれの子の良い資質に注目して
自信をつけながら伸ばしていくことが大事ですね。

最後に風林火山のゲームをしました。
みんなとても喜んで参加してくれました。

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