虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

ピッケの絵本の展示会 と絵本と物作りと算数の会 参加していただく方々です

2012-09-30 21:22:39 | 工作 ワークショップ

ピッケの絵本の展示会 と絵本と物作りと算数の会 参加していただく方々の発表です。

 

ハンドルネームを見つけた方は、コメント欄にメールを書いて申し込んでください。

非公開で見させていただいて、くわしい連絡事項を送らせていただきます。

 

 

 

応募していただいた方全員に来ていただきたかったのですが……残念です。

(応募したのに来れなかったという方々は、10月末と11月半ばに教室でブロック講座+算数の会 を開く予定ですので、

もしそちらに応募していただいた場合、優先的に来ていただくことにします。

ブロック講座の募集は、来週中にする予定です)

 

 

 

12月8日(土)10時~夕方

りーちゃんまんまさん  おにまんさん ikkoさん あぐちゃん はなえちゃん みゆちゃん せなちゃん

コラスカルさん だふぃめいさん  ここさん  ゆめかなさん  ひなママさん 

 

12月15日(土)10時~夕方

たろうままさん おにぎりさん ブルーミニィさん ふくさん ノンタンさん しょうくんママさん しましまさん

chimaさん 清美さん そうちゃんママさん るーままさん ソラサヨパパさん  

 

12月16日 (日)10時~夕方

よきままさん けんちゃん母さん  かいくんははさん  いり昆布さん  しょうまママさん とう子さん

kの母さん   はちごんさん  ミルクココアさん  ワーキングマザーさん cocoronさん  


科学クラブ   じっくり順を追って考えていく

2012-09-30 17:03:28 | 理科 科学クラブ

小学3年生の☆くんのマイブームは、分子モデル。

☆くん発の興味がみんなで共有できるように

分子モデルを作るキットを購入しました。

石や結晶と物作りが大好きな4年生の●くんがいっしょに遊びだしました。

別のグループは、ビー玉コースターを組み立てていました。

今回、みんなでした実験は、ガムとワセリンを使って作る「おばけ煙」と、

振り子の実験用具作りです。男の子同士、じゃれて暴れたので

何度か雷を落とすことも……。(3、4年生の男の子たちは体力が有り余っています……)

でも算数タイムになると、集中して真剣に問題に取り組んでいました。

問題はどれもかなり凝った入試問題です。急に勉強が面白くてたまらなくなってきた様子の4年生の●くんは、

みんなが遊んでいる間も問題を解き続けて、中でも特に難しかった問題を差し出して、

「家で続きが解きたいから、この問題コピーして!」と言っていました。

 

子どもたちが「われこそは……」といきいきと解いていたのは次の問題です。

 

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8cmの正方形とたて4cm、横10cmの長方形があります。

正方形と長方形の間は6cmあいています。

正方形は毎秒2cmの速さで長方形の方向に進みます。

正方形と長方形の重なった部分の面積が12㎠となるのは

何秒後か。

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千葉から教育制度を研究しておられる先生が見学にいらっしゃいました。

2012-09-29 15:25:50 | 教育論 読者の方からのQ&A

千葉から教育制度を研究しておられる古山先生(私塾とフリースクールを主宰しておられる方です)が

教室の見学にいらっしゃいました。

3歳9ヶ月の★くん、3歳10ヶ月の●くん、4歳5ヶ月の☆くん、3人のグループレッスンの様子を見ていただきました。

 

「この年齢の子たちが引き算をするのにびっくりしました。

レッスンを通して一度もネガティブメッセージが発せられない

ところがよかった」といった感想をいただきました。

 

☆くんが「飛行機を作る!」と色画用紙を選んで折り始めると、

「ぼくも」「ぼくも」と色画用紙を選んだ★くん、●くん。

作ったのは、鉄砲とネクタイなのだそうです。

 

まだまだ何を作ったのか教えてもらわないとわからないような

デタラメ工作ではありますが、本人たちなりにいろんな工夫を凝らしている大の自信作です。

よく見ると、飛行機にはちゃんと翼が2つあるし、

飛ばすために、下から手で持って動かすためのストローも取り付けてあります。

お友だちに作り方を教えてあげる時には、ちゃんと必要な本数ずつストローを用意してあげることもできました。

 

「ぼくは旗を作る」と作りだした●くんも、ストローの曲がる部分をカットして、

色画用紙の端っこに貼りつけていました。

そうですね、旗の棒は曲がったらダメだし、端っこについていますね。

(↑の写真は、地下鉄用のエレベーターを取り付けたくて、ブロックと格闘する★くん。)

 

2歳くらいから「なんちゃって物作り」を続けるうちに、

どの子も「このようにしたい」とイメージを抱いて、一生懸命試行錯誤して取り組めるように

なってきたな……と感じます。

また、わたしがお手本を見せる間、真剣に手元を見つめて

学びとろうとするようになってきました。

 

 

板をスライドさせると製品が落ちてくる工場の仕組み。テーブルにはベルトコンベアーの

仕組みを付けてあります。

 

●くんと★くんがテーブルの上のベルトコンベアーのシートを動かして遊んでいたので、

「先生が今から魔法を使うよ。机の上のところ全然触らないのに、ほらっ、動いて、製品が落ちていった!」と

テーブルの下からシートをいじって操作して見せると、

「魔法じゃない、ない。下のところ、手で動かしてるでしょ!」とたちまち見破られてしまいました。

どうやったら物が動くのか、どういう仕掛けが施されているのか、

言葉で説明するのも上手になってきています。

 

それぞれの子が自由に活動を選ぶ最初の一時間に、☆くんが紙コップにストローと鈴をつけて、

ベルを作っていました。

そこで、「今日は、音の箱を開けることにする?今日のお勉強は音にする?」とたずねると、

全員意見が一致しました。

そこで、音に関する実験道具類が入っている箱を開けました。

オルゴールや音叉や聴診器などで遊んだ後で、楽器作りをすることに。

 

「ギター」のようにはじいておとを出す楽器。

マラカス、太鼓、風船で作る耳に響く楽器などを作って、演奏して歌をうたいました。

 

最後に算数タイム。

アヒルさんたちをプールに入れたり、整列させたり、隠したりして、

数の世界と親しみます。

 

5羽のアヒルがいました。

 

「みんな目をつむっていてね」と言っている間に、

アヒルは何羽かおトイレに行っちゃいました。

 

残っているのは3羽。

 

「何羽おトイレに行ってるのかな?」という問題。

 

「2羽!」という★くん、☆くん。

「3羽!」という●くん。

 

「だったら、そっと確かめにきてね」とアヒルの隠し場所に●くんを誘うと、

覗き込んでみてから、目をまんまるにして、「2羽だった!」と大きな声で報告してくれました。

 

「前から何番目」「後ろから何番目」を問う問題は、3人とも易しいかった様子。

 

算数を学ぶ時間そのものは短いのですが、レッスンの随所に、自然に子どもの心に数や算数の世界が浸透するように

配慮しています。

レッスンが始まる時は終わる時には時計を眺めて、自分の身体を使って

時計の針を表現します。

工作や遊びの最中のやり取りでは、数の増減や形に対しての

感性が高まるように働きかけています。

 

 


おもちゃで遊んで、飽きて、おしまい……とならないように。おもちゃを通して子どもが成長する工夫 1

2012-09-28 14:08:53 | 虹色教室の教具 おもちゃ

虹色教室にはさまざまな種類のたくさんのおもちゃがあります。
そのひとつひとつのおもちゃについて、
「遊んだらそれでおしまい」「ちょっと遊んだら飽きちゃった」という結果で終わらないように
いろいろな工夫を凝らしています。
今回は、教室でどんな工夫を凝らしているのか
書いていこうと思います。
工夫 その1
 
おもちゃで遊んで興味を持ったら、易しいシンプルな作り方で
そのおもちゃを工作で作り、
その原理がわかるようにしています。

「どんな形をしているのか。どんな仕組みで動いているのか。
そっくりに作るにはどうすればいいのか。どんな素材を使えばいいか。うまくいかない時にはどうやって解決するのか」
おもちゃをよく観察して、身近にある材料で再現しています。
子どもが興味を持つものはさまざまです。先日もこんなことがありました。
工作タイムになっても、
「警察署のドールハウスで遊びたい」と言っている子がいたので、
「それなら警察署を作ってみる?」とたずねると、こっくりしました。
といっても、それほど大がかりなものを作るわけではなく
本人がこだわっていた
スライドさせて開け閉めする牢屋のドア部分を再現すると
満足していました。
今でこそ教室には多種多様のおもちゃがそろっていますが、わが子が幼い時は
ほとんどおもちゃらしいおもちゃは家に置いていませんでした。
その代わり、今と同じように、デパートのおもちゃ売り場で見かけたおもちゃが面白そうなら
それを手作りし、(なんちゃって手作りで、適当な出来上がりです)
いっしょに遊園地等に出かけた後は、子どもたちが自ら遊んできたアトラクションを
紙で再現して遊んでいました。そのためおもちゃはなかったけれど、
世界中のありとあらゆるボードゲームやおもちゃで遊んだなぁ~という懐かしい思い出があります。
おもちゃを選ぶ時、質の良いおもちゃか、安価なおもちゃか、たくさんある方がいいのか、少なくていいのか、
迷うことと思います。話の途中ですが、おもちゃ選びについて書いた過去記事を貼らせていただきます。
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子どもの個性に合わせたおもちゃ選び


おもちゃを選ぶとき、木製などの質の高いものを
与えなければならないか…というと
必ずしもそうではないと思います。
子どものタイプによって、おもちゃの質より遊び方や自由度が大切で、
100円グッズや紙があれば十分…という子もいるのです。

うちの子たちもそうでしたし、特に息子は、紙とえんぴつとハサミさえあれば
満足している子でした。教室の2~3歳の子にもこうした子はいて、
おもちゃの扱いは少し雑なのですが、
自分のこしらえた工作物は、
宝物のように大切にしています。
目で見るものより、想像したことや見立てたこと、アイデアやルールに惹かれるようです。

前回紹介した質のよいおもちゃにじっくり取り組むことも、
材質よりもその背後にある想像の世界に遊ぶことも

どちらも優劣つけがたいことです。

どちらが良いかでなく、子どもの個性と気質と学び方によっておもちゃ選びのポイントはずいぶん変ってくると思います。

お金のかかり具合も、雲泥の差ですが…。

感覚が優れていてクオリティーの高い材質やデザインのものに惹かれる子は、
1歳、2歳の子でも、ヨーロッパ製の木でできた教具を
何度も何度もやりたがったりするのです。

その繰り返しのなかで、ほんの少しのペグの高低や、
木製ビーズの形のちがいを見分けるようになります。
まるで指先に目がついているようで、そうした子の遊ぶ姿を眺めていると、
いつも、強い感動を覚えます。
そうした子は、遊ぶごとに数学的な感性が高まっていくようです。遊びながら科学の法則を学び取っていきます。

(幼児は幼いほど材質の違いに敏感なので、
まだ自分で選べないような小さな子に知育玩具を買い与えるときは、
できればプラスチックではなく、材質もデザインも色の配色も優れたものを
選ぶ方が良いように思ってます。)

一方、おもちゃの材質ではなく、
目に見えない価値に惹かれる子には、
おもちゃを与えるより、道具やアイデア(博物館や人形劇、工作物の展示会などに連れて行ったり、作品集やカタログなどをたくさん身近においておく)
や自由な時間や手助けや褒め言葉、いっしょに遊びに付き合ってあげることなどが大切だと感じています。
お金がかからない分、労力や配慮はたくさん必要です

写真は小学生の頃、息子が手作りしていたゲーム類(モノポリーらしい)の一部です。ゲーム好きなので、人生ゲームとかモノポリーなどを
気の遠くなるようなエネルギーを注ぎ込んで作っていました。
何百枚というカードの全てに、従来のゲームを参考にしながら…
自分で考えたさまざまなアイデアを盛り込んで
書き込みをしているのです。

息子にとっては、おもちゃの質よりも
自分の頭のなかのアイデアと作る過程に魅力があったのだと思います。

おもちゃの与え方について考えさせられるこんな話があります。

17回現代日本美術展大賞を最年少で受賞し、
テレビ番組の『ウゴウゴルーガ』や
音と光を奏でる楽器『TENORIーON』などを手がけ、
絵本の『100かいだてのいえ』の作者でもある岩井俊男氏の子どもの頃のお話です。
あるとき、母親から「もうおもちゃは買いません」と言われたのだそうです。
かわりに工作の道具や材料を与えられたことから
ものづくりに目覚めたのだそうです。

高価なおもちゃを買うもよし…。
おもちゃを与えないもよし…。

どちらにしても想像力と創造性に満たされた
家庭内の空気が大切なのでしょうね。

 

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工夫 その2

 ひとつのおもちゃでいろいろな遊び方を考えます。

 

たとえば、↓のリンクは「くもんのキューブ積み木」というおもちゃを使った遊び方の工夫です。

遊びだけでなく、小学校受験問題や小学生の算数の教具などにも活用しています。

 

★くもんのキューブつみき 虹色教室風遊び方!? 1

★くもんのキューブつみき 虹色教室風遊び方!? 2

★くもんのキューブつみき 虹色教室風遊び方!? 3

★くもんのキューブつみき 虹色教室風遊び方!? 4

 

このようにどんなおもちゃもいろいろな使い方をして遊んでいると、子どもの思考力や発想する力が高まってきます。

 

また、「新しいおもちゃがほしい」と思った時に、お家にすでにあるおもちゃに

少し手を加えたら、その遊びができることがよくあります。

 

例として、「豪華なドミノ」がほしかった場合、レンガ積み木とブロックを使って遊んだ時の様子と」

「カナヤック」のゲームを、「生き残りゲーム」を使って遊んだ時の様子を紹介します。

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ドミノは楽しく遊びながら、数に強くなったり、
指先の巧緻性が高まったりするよいおもちゃです。

おうちにあるドミノをさまざまな仕掛けのある
豪華な…??ドミノにする方法を紹介します。

デュプロで作る段差です。

台になるブロックを写真のように少しずつずらすことで、
安定した台ができます。

小さいサイズのブロックだとだとさらに細かいしかけも作れると思います。

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ハバ社のイヌイットの魚釣りをモチーフにした☆「カヤナック」
とうゲームがあります。
以前、おもちゃコレクターの方から、教室にお借りしていたのですが、
とても魅力的で子どもたちが大喜びで遊びました。

ただこのゲーム、つり竿が大きくて、先がとがっているので、
つい夢中になって他の子のしているのを覗き込もうとしたり、
つり竿を振り回したりすると危険なので、ヒヤヒヤ……。
それと、魚の代わりの金属の玉が、あまりに小さいので、
遊んでいるうちに無くしやすいという難点もありました。

そこで、生き残りゲームの盤とジオマグの磁石を使って、このゲームを再現。
イヌイットの世界の素朴な美しさはほぼ皆無……ですが、
子どもたちには大盛況でした。

100円ショップで売っている「ジオマグもどき」と、
お家の空き箱でも楽しく遊べるので、おすすめです。

魚釣りの竿にジオマグの棒を使うと、
かなり短い状態で遊べる上、
長い竿として使っているときも、磁石でついているので、危なくありません。

幼い子の魚釣り遊びにぴったりだと思いました。

子どもは魚釣り遊びが大好きですが、
おもちゃのつり竿は転んだり取り合うと危険なので、
安易に渡せないですから。


また、釣ったとき、金属の玉が磁石に引っ付いてくるのを、
子どもは喜んで数えます。
「落ちそうで、落ちない……」のって、ドキドキして面白いですよね。

生き残りゲームでカヤナック遊びをする場合、
金属の玉を穴の中に落として、仕掛けておき、(くぼみがあるので、きちんとおさまります)
自分の番のときに、レバーを動かして、魚を探しつつ
魚釣りを楽しみます。
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工夫 3

 

まだその遊びをするのは難しい月齢の時には、ルールを「赤ちゃん向け」「幼児向け」に変えて、

子どもが楽しめるレベルにしています。

 

★ブロックを買ったものの、ひっくり返して「おしまい~」です…

★ウルトラマンカードの遊び方♪

★「チケット トゥ ライド」 幼児も遊べる遊び方 1
★「チケット トゥ ライド」 幼児も遊べる遊び方 2
★「チケット トゥ ライド」 幼児も遊べる遊び方 3
★「チケット トゥ ライド」 幼児も遊べる遊び方 4

★「チケット トゥ ライド」 幼児も遊べる遊び方 5

★「チケット トゥ ライド」 幼児も遊べる遊び方 6

 

 


バランサープラスの使用レポートを、レデックス(株)のホームページに載せていただきました

2012-09-28 12:18:24 | 番外(自分 家族 幼少期のことなど)

レデックス(株)のホームページにバランサープラスの使用レポートを載せていただきました。

 

「虹色教室」からのメッセージ 1

 

「虹色教室」からのメッセージ 2

 

です。

よかったら読んでみてくださいね。

 


小学生の算数タイム  

2012-09-28 11:52:22 | 算数
過去記事です。
小学1年生と2年生の☆ちゃん、★ちゃんのレッスンです。
この日はふたりでドールハウスで遊びたいということだったので、
お人形遊びをしながら、
算数の文章題の学習をすることにしました。

私が遊びながら出題した問題は「最レベ 算数 3年生」から
抜き出した問題です。
(コピー用紙を半分に折ったものに、大きく書き直しています)

18人の子どもが並んでいます。列の真ん中に一人の子が入りました。
その子は前から何番目?

この問題のようにお人形で行列を作るのは、楽しいです。
1年生の☆ちゃんは、前と後ろから同時に数えていって、
真ん中にピノキオを入れることを考えました。
2年生の★ちゃんは、
「わかった~! 18÷2をして9と9に分けてから、
それよりひとつ後ろだから、1たして10番目でしょう?」
と、計算式を考えてくれました。
★ちゃんは最近教室に通いだしたばかりなので、まだ「かけざん」を
覚えていません。そこで、
「せっせっせ~」の手遊びをしながら、お友達とかけ算を暗唱する
遊びを教えました。

お人形遊びをしながら、学ぶ文章題の例です。

12人でマラソンをしています。Aくんは前から3番目でしたが、5人にぬかれてしまいました。今Aくんは、うしろから何番目ですか?

幼児用
お店屋さんの7人並んでいます。前から3番目の子は後ろから何番目?

3人の子にお菓子を4つずつくばります。お菓子はいくついりますか?

他にもお金も面積も距離の問題も、人数の問題も時計の問題も、
こうした遊びの中で楽しく学べます。
                        
 
                            


6台の自動車に3人ずつ乗って、高原に向かいます。
高原に着いたら、2人乗りの自転車で移動する予定です。
2人乗りの自転車は何台必要ですか?

今回も小2の★ちゃんは、即答6×3=18 18÷2=9
と答えることができました。

小1の☆ちゃんは、実際お人形を手で動かして、目で見て
答を導くことができました。


問題の出し方は、子どもが問題を考えるのが楽しいと
思えるレベルのものになるように
注意することが大切です。

また、お人形遊びそのものに自由に没頭することも、
子どもの能力を高めてくれますから、
学習の部分は、幼児なら遊びの1割程度、小学生なら2~3割に
とどめて、あまり干渉しない事が大事だと思います。


100円グッズでブロック遊びをレベルアップ

2012-09-27 22:35:52 | 100均グッズで学ぶ
100円グッズでブロックの世界をレベルアップする方法を
紹介します。

自転車に取り付ける点滅ライトです。
ひっかけがついていて、押すだけで
点滅ライトになる簡単なタイプがおすすめです。

ひっかけにわごむをかけます。
それで、ブロックで作った消防車やパトカーにつけると
ライトが点滅して迫力ある乗り物ができます。

100円ショップの点滅ライトは、
戦隊物や女の子のプリキュアグッズなどをブロックで作るときも役立ちます。
 
 
100円グッズのワインを乗せる台で、
観覧車を作りました。

形を見て、「あと2本補助線を足せば6角形になるな~」と
ひらめいて、
パパッと作りました。

子どもが作れるように
接続は全てゴム類でしました。

きちんと回転しますよ♪


お家のおもちゃに100円グッズを加えて教具にする方法

2012-09-27 22:33:09 | 100均グッズで学ぶ
イチゴケーキのおもちゃに
100円ショップのます目になった鍋敷きを加えると、
巧緻性を高めたり
かけざんを学んだりする
遊びができます。

がんばっていちごを並べて、
そ~と上に鍋敷きを持ち上げて…
 
きれいに整列したイチゴに感動!

3かける6は18

と教えます。

ピッケの絵本の展示会 と絵本と物作りと算数の会の募集について

2012-09-27 18:12:16 | 幼児教育の基本

 

ピッケの絵本の展示会 と絵本と物作りと算数の会にたくさんの方々から申し込みをいただいています。

そこで、ギャラリーとココプラザの部屋をお借りする日時を増やすことにしました。

 

12月8日 (土) 10時~夕方

12月15日(土)10時~夕方

12月16日(日)10時~夕方

です。

 

「お申込みいただいた方の中で、都合の悪い日がある場合はもう一度コメント欄に

書き込んでください。

 

 ピッケの絵本のDVDソフトを持っていない方(ギャラリーに飾る絵本や工作作品がない子は、

その日の午前中に作った作品をランチの時間から飾る予定です)

も参加していただけます。

 

 


ぶつかり合い から 興味の共有へ

2012-09-27 15:24:59 | 幼児教育の基本

 

 4歳になったばかりの●くん。

教室に通い始めた頃は、

なかなか活動に加わろうとしなかったり、

お友だちが近づくと追い払うような仕草をしたりしていた●くん。

いつの間にか笑顔が多くなり、お友だちに対しても優しく親しみをこめて

振る舞うようになってきました。

 

今回のレッスンでは、立体パズルやピタゴラスイッチ遊び、さいころを使うゲームや

工作など、頭や手を使う遊びには何でも飛びつく3歳3ヶ月の★くんのすることが

気になってたまらない様子でした。けれども、「●くんもしてみる?」とたずねると、

恥ずかしそうにお母さんの影に隠れていました。

(★くんのお母さんから、「前回のレッスンでした工作がとても面白かったらしくて、

この一ヶ月間工作三昧だったんです。その間に、急に自分に自信がついてきたようです」といううれしい報告をいただきました。)

 

「それにしても★くんがすることなすこと、●くんは身を乗り出すようにして見ているな」

と思っていた矢先にこんなことがありました。

 

 

 

 

 工作タイムに何を作るのかは、それぞれの子が、自由時間に遊んでみて面白かったことの中から見つけます。

 

 

 

●くんは、わたしの「図鑑を作ってみる?」という問いかけに「はい」と威勢よく手を挙げて、

 他の子たちが「はやぶさ」「線路とか……」など電車関連の工作をしたがっても、

「ぼくは図鑑」と意見を変えませんでした。

そういえば自由時間に●くんは、言葉を作るパズルで楽しそうに遊んでいました。

「言葉」や「文字」や「本」といったものに関心が出始めているのかもしれません。

↑ 

図鑑作りを始めた●くんはそれは熱心に切りぬいた写真を

貼りつけていました。

 すごい集中力です。はさみでていねいに切っていたのでとてもすてきな仕上がりになりました。

自分で自分のやり遂げたことがうれしくてたまらない様子で、自信満々の笑顔がいっぱい浮かんでいました。

 

すると、それまでは●くんが★くんのすることが気になってたまらないようだったのに、

今度は★くんが●くんの図鑑作りを真似して作り始めました。

そうしてお友だちといっしょに図鑑を作っているのがうれしかったのか、●くんはさらにニコニコ。

笑顔がこぼれていました。

 

3歳4ヶ月の○くんは、レストランの注文を聞く時に使う機械を作りたがりました。

メロディーが流れる装置を中に取りつけました。

 

お兄ちゃんたちのグループにいっしょに参加していた2歳4カ月の☆くん。

みんなが席に着いて工作に熱中しはじめると、自分も同じことをしたがりました。

あんぱんまんやどきんちゃんの絵が描いてある紙を切っては、「痛い!痛い!」

と言っています。