よかったらのぞいてみてくださいね。
モンテッソーリ教育のおうちでできる働きかけや、100均グッズでトミカタウンを作りました の手作りトミカタウンで実際に遊ぶ様子を紹介しています。
「自己肯定感を育む」ことについて書いた記事を、カテゴリーにまとめました。
>> 自己肯定感を育む(記事一覧)
例えば、こんな記事が入っています。
・セルフエスティーム(自己肯定感)について思うこと(1〜5までの連載)
・自己肯定感は褒めると上がる?(1〜2の連載)
・子どもの自尊感情を伸ばす5つの原則(1〜5までの連載)
・・・などなど。
興味がある方はのぞいてみてくださいね。
100円均のカレンダーで算数クイズという記事(鍵付きです)を
虹色オンライン算数教室のおまけブログで新しくアップしました。
(おまけブログとは、虹色オンライン算数教室を購入いただいた方に見ていただける鍵付きブログです。購入者の方が見る方法については、こちらの記事で書いています。)
お盆休みを利用して、100円グッズと道路柄のマスキングテープを使って、トミカタウンを作りました。
(道路柄のマスキングテープは、キャンドゥやAmazonなどで売っています。今回はAmazonで買ったものを使っています)
↑ダイソーで売られている強度の強い空き箱。
100円ですが子どもが乗ってもつぶれません。
その空き箱を使って、子どもが自分のアイディアを試したり、よく考えたりして遊べるおもちゃを作ることにしました。
箱の一面のサイズの工作用紙で型紙を作りました。
穴の位置は、家にある他のおもちゃと組み合わせて使えるように調節しています。
自分で手作りする良さは、手持ちのおもちゃとの互換性にあります。
また、それぞれの子のちょうどピッタリの必要に合わせられるのもいいところです。
道路のマスキングテープを貼って、芝生風のシールを貼るとこんな感じです。
木にシールを貼って作った道路を斜めに差し込むことができるように、箱の上部の道路の端っこは数cmずつ切り込みを入れています。
また、マスキングテープがはがれないよう、上から透明のテープで包みました。
箱に穴を開けただけのシンプルな作りですが、道路の差し込み方で様々な遊び方を工夫できます。
箱の道路の端に切り込みがあると、↓の写真のように斜めに道路を差し込むことができます。
↓道路の端の切り込みはこんな感じで入れています。
↑で作った箱の穴や天井のサイズに合わせて、1歳児でも自分で扱えるエレベーターを作りました。
小箱(今回はドリップコーヒーの空き箱)をエレベーターにして、筒状の箱の中を、上から手を入れて、上下させます。
丸い穴を開けたエレベーターを手で引っ張り上げて上下させる仕組み。
理解力に合わせて、ひもで引っ張り上げるエレベーター、ひもで巻き上げるエレベーターなども作る予定です。
空き箱を使って操車場も作りました。
トンネルは、ガムテープの芯にマスキングテープを貼って作っています。
横から中をのぞけるようにしています。
このトミカタウンで実際に遊んでいる様子を、こぐまくんの知育日記◆虹色教室mini◆というブログのこちらの記事→ 【モンテッソーリ教育】感覚の探求 1
に書いています。
よかったらのぞいてみてくださいね。
障害ではなく個性なのだとわかっていても、宿題をさせたり、遅刻させないだけで、毎日が修羅場。
わが子の良さはわかっているけれど、必要最低限のルールだけは守ってほしいし、「やらなきゃいけないことならばさっさとやる」ということを、いつになったら分かってくれるのか……心が折れそうです。
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という悩みをうかがうことがあります。
修羅場となっている現状から抜け出し、子どもが自分の問題に、自分で向き合っていくようになるには、どうすればよいのでしょう?
いったん、これまでの経緯と今の様子と、今後の可能性を整理して考えてみると良いかもしれません。
上の悩みを打ち明けてくださった方によると、お子さんは園で何度か先生から指摘を受けて、発達検査を2度受け、発達障害はないと診断されたそうです。
ここで大事なのは、子どもさんの気がかりを、たくさんの子どもの世話をしている園の先生も指摘しているという点です。
つまり、この子に必要最低限のことをさせることは、保育や幼児教育のプロにとっても困惑するものだったはずなのです。
ですから、この子に必要最低限のことをさせるだけでヘトヘトになっている親御さんというのは、一般的な親御さんより神経質なわけでも、子どもに過剰に期待しているわけでも、しつけが下手なわけでもないことがわかります。
そのことを、親御さん自身が納得して、それでも子育ての責任を果たしている自分をねぎらってあげる必要があると思うのです。
検査をして明らかなハンディーキャップがなかったということですから、気持ちを切り替えることの難しさや、不器用さからくる作業の遅さや、嫌なことを後回しにしようとする態度や、時間にルーズで動作が鈍かったりするところは、一朝一夕には直らないけれど、本人が自分で自覚して直していかなくてはならないところです。
同じ親御さんが、次のようなエピソードをつけくわえておられました。
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それでも、入学と同時に一番問題が少なくて簡単そうな通信教育を始めて、そちらは週3回ほどやっていますがそれなりに楽しそうに取り組んでいます。知らない間に理解力もついていました。
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このエピソードからわかるのは、
ゆっくりではあるものの、できることはがんばっていこうという前向きな努力はする子だということです。
でも、できないことがある……ということです。
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必要最低限のルールだけは守ってほしいし、「やらなきゃいけないことならばさっさとやる」ということを、いつになったら分かってくれるのか……
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と親御さんが、子どもの愚図ぶりにやきもきするとき、親御さんの外の人間から、「親が、最低限のことを子どもにきちんとやらせてほしい。ちゃんとした親をしてほしい」と期待されると苦しくなることと思います。
もし、学校から帰宅するなり、ランドセルから連絡帳と宿題を取り出して、テキパキとすることを済ませ、ついでに明日の時間割まで合わせてしまって、「宿題は少ないから、お家のワークもしたいな」と言うような子を育てているとすれば、誰だって楽して立派な親ができるわけです。
そうでないから、毎日、苦労をしても、苦労をしても、報われなくて、親としての自信がぐらつくのですから。
でも、この状況は、子どもの側にも言えることなのです。
「やらなきゃいけないことならばさっさとやる」ことを心地よく感じて、集中することが苦にならないような脳に生まれて、手先も器用で、テキパキ動ける体に生まれたならば、自分から進んで、するべきことをこなしているはずですから。
「あぁ、割にあわない……」と感じても、自分の身体も脳も取り替えることは不可能ですから、思い通りにならない身体や脳を持って生まれても、それを受け入れて、がんばっていくしかありません。
宿題の塗り絵をグズグズするようなとき、「これくらいのことができない」と冷たく突き放すのではなく、塗り絵くらいは少し手伝ってあげて、そうした温かい雰囲気の中で、ほんの少しだけでも成長した部分を見つけていっしょに喜び合っていると、子どもの側も、小さな進歩に気がつくようになって、自分を励ましてがんばれるようになっていけるかもしれません。
苦しい努力をしている子を攻撃しても、0か100かの捉え方になって、全てを投げ出してしまうのがオチですから。
イヤイヤやっている子には、嫌な作業の中にも、小さな楽しみや進歩の喜びや面白いところがあることを、身近な大人が関わることで、気づかせてあげることが大切だ思っています。
<関連記事>
1~3歳の子が楽しめる工作を紹介します。
このくらいの年の子はひたすら紙をまっすぐに切っていきますよね。
そうして切った長い紙を、切込みを入れた紙に写真のように通します。
目鼻をつけると、髪の毛になります。
「さんぱつ屋さんごっこ」です。
髪がどんどん伸びてきますから、自由にはさみで切ってくださいね。
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読者の方から、こんなアレンジで楽しんだというお話がありました。
梨や桃などを包んでいる網状の緩衝材を1本、1本、ピリピリはがして遊んでいた3歳の女の子。
紙に顔を描いて貼り付けて、「さんぱつ屋さんごっこ」をしたそうです。
ハサミで切ると、サクッ、パツンと心地よく切れるそうです。
<関連記事>
★いろんなものが作れます >>1~2歳児にピッタリな紙皿工作
★子どもとの工作をぐっと楽しくする小ワザ >>工作を楽しくするアイディア
日高敏隆氏の『生きものの流儀』という著書に興味深い話が載っていました。
簡単に要約して紹介しますね。
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著者が当時の成城学園小学校の先生だった庄司和晃先生からうかがった話です。
ある日、庄司先生は子どもたちに画用紙を配って「さあ、アリの絵を描いてください」と言ったそうです。たちまちイメージできたらしい子もいれば、まだイメージをさぐっている子もいたそうです。
できた絵を見ると、アリの身体は頭と胴体のふたつに分かれていて、人間がイメージしている「動物」の姿であって、たいていの女の子はそのアリにリボンまでつけていたのだとか。
次に庄司先生は、子どもたちひとりに1匹ずつ、「実物」のアリを渡して、「これがほんもののアリだよ。今度はそれをようく見て、アリの絵を描いてください。」と言ったそうです。
すると、驚いたことに、実物のアリを見て描いたはずの絵でも、その多くは依然としてアリは胴と頭、足は四本だったのだとか。
著者はそこに人間のイリュージョンというものの見たような気がしたということです。
どの子も実物はちゃんとまじめに見ているはずなのに、実物が自分の思っているように見えてしまい、それ以外のものは、存在しなくなっているのです。
庄司先生は、その後、「……よく描けてきたなあ。えらい、えらい。だけど、アリの体ってほんとに頭と胴体しかないのかい?」とか、「じゃぁ、その六本の足はどこに生えている?」といった会話を通した指導をして、もう一枚、子どもたちに絵を描かせると、子どもたちの絵はより正確なものになりました。(が、依然、赤いリボンをつけている子らはいたようですが)
「イリュージョンが修正されるには、これだけの手間が必要なのだ。しかも現実の生きたアリが手もとにいるのにである」と著者は人間の持っている錯覚や幻想のもつ意味と力が少し理解できるようになったと述べています。
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先に紹介した話で面白かったのは、実物を見た後で、最初の動物もどきのアリの絵から、頭、胸、腹、そして6本の肢という昆虫の姿に変化させることができた子というのは、一枚目の絵を何度も描いたり消したりしていた子どもの場合に多かったという著者の発見です。
何でも、一枚目の絵を太い鉛筆で自信満々、頭と胴、四本の肢と描いた子の絵は、実物を見ても何一つ変わっていなかったそうです。
この話を読んだ数日後の小学2年生の女の子ふたりのレッスンで、気になる出来事がありました。
この2年生の子たちは、もともと観察力があって、思考力も高い子達です。
そのうちの子のひとりは、2年生になったあたりから、長文を読んで理解する力が伸びて、中学入試向けの和差算や植木算や旅人算などもひねった問題でもテキパキと解けるようになってきました。
それで、これまでは虹色教室で月に1回、そうした問題に触れる程度だったのですが、お家でも最レベの最高レベルの問題を中心に予習をしてくるようになりました。
わたしはこの子がやる気と自信に満ちて学習に取り組むようになったこと自体はうれしくて、その意欲を大事に育んでいこうと感じた反面、ちょっと気になる態度が引っかかるようになってきました。
お家で学んでくる際に、正しい式を教わってくるようになったためか、問題を見たとたん、複雑なものでも数字を操作して、正しい公式で解こうとする姿が目立つようになったのです。
でも、少し前なら、紙に絵図を描いてみて、考えこみながら解いていたのが、問題を見たとたん、数を正しい公式にあてはめるようにさらさら解くようにもなっていたのです。
そこで、その子がお家ではしていない3年生の最レベの問題から、一部を取り出して、下の写真の図↓を描いて、緑色の線の部分、直径2センチの円の中心が描く線について、長さをたずねたところ、「18センチ?ん、20センチかな?」とでたらめなことを言いました。
何度もよく見るようにうながしても、緑の線が18センチの線より長いということや、20センチよりも短いということに気づけません。
この子は、本来、とても観察力があって、直観がよく働く子ですから、この線の違いに気づかないわけはないのです。
でも、「小学3年生のだと難しいに違いない」とか「やったことがない問題は解けないに違いない」とか「算数の問題は、そこにあるどれかの数字を言えばいいはず」といった思い込みが邪魔をするのか、素直に絵が見れなくなっていました。
難しい問題をさらさらと正しい式を立てて解けるようになると、周囲から「すごい~」という賞賛を浴びることが多くなります。
すると、子どもはうれしくて、がんばる意欲を見せるときがあるのですが、その時期の周囲の大人のフォローやサポートがとても重要だと思っています。
「すごい~」と言われることにばかり心が奪われると、絵図を描いて、試行錯誤して、自己流の間違った式を立てるより、「最初から答えを見て、暗記してしまえばいいじゃん」という態度に傾きがちになるからです。
そうした時に陥りやすいのは、意味を理解せずに、「こういう言葉が出てくるこういう問い方の時は、この数からこの数を引いて、それにこの数をかければいいんだった」といったわからないままに丸飲みするように解く癖がつくことです。
そういう癖がつきはじめている時の危険信号は、現物を見ているのに、自分のなかのイリュージョンに自信を持つあまりに、現物を正しく見ることができなくなっているという状態だと感じています。
線が長いか短いか、素直に見るならすぐにわかるのに、「前にどんな解き方だったかな?」と記憶をさぐる作業に忙しくて、目の前のものが見れなくなる場合があるのです。
もちろん、意欲的に学習し、長い文を理解して解く力が伸びること自体はいいことで、それを認めて、褒めて、大事にしてあげなくてはなりません。
でも、その時に、子どもが問題を自分で具体物を操作して説明できるほどわかっておらず、自分で絵図をきちんと描いて、自分の間違いを修正できるほど成長していないにも関わらず、式さえ暗記すれば、そちらが正しい答えなんだよ……と教えこんでしまうことは危険なことだと思うのです。
正しい式を覚えるのは、まず問題の意味が正確にわかって、自分で自在に操作できるようになってからで十分で、わかりもしないのに、正しい式だけかけるようになると、自分がわかっていると錯覚して、さっぱり応用のきかない力をつけてしまうからです。
前回の記事にe-com子育ての羊先生から次のようなコメントをいただきました。
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ヒトの五感というのは脳で処理をする過程で、
記憶や経験に影響されるというのを聞いたことがあります。
アリの絵の話は、ヒトが見たいものを見るという例ですね。
実はまだブログでアップしていない記事で、公式をわすれたから解けないという生徒の話を書きました。
公式から離れて考えれば持てる知識で解けるのにです。
「正しい解法」という枠に囚われている生徒が多いように感じます。
その原因を作っているのは大人なのですね。
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羊先生のブログで、
という記事を読んでとても共感しました。
京都産業大学の永田和宏教授の 「今の若い人は、現実の世界から何かを引き出すという訓練を全く受けていませんね。」という指摘からはじまる考えさせる文章や、JT生命誌研究館館長 中村桂子氏の「教育や学問では一人一人の状況に応じて対象から引き出すものが違ってくるところが大事なのに、どんな子供も同じことから同じものを引き出すように仕向けている風潮がありますね」というこちらも現在の教育問題の急所を突く指摘と取り上げて、羊先生がわかりやすく解説してくださっています。
ぜひ、ブログに遊びにいってくださいね。
前回の記事で、教室の子が意欲的に学習に取り組むようになると同時に、目の前の事実が素直に眺められなくなる事態が起こったという話を書きました。
「デジタルからデジタルへ」情報を変換することを覚えるほど、目の前の現実の世界や自分が向き合っている対象を正しく読み説いて、そこから価値ある何かを生み出していくことは難しくなりがちです。
でも、だからといってプリントや本で学んだり、その子の能力を超える概念に触れたりすることが悪いわけではないはずです。
羊先生がおっしゃる通り、「正しい解法という枠に囚われるあまり、公式を忘れると解けなくなるような原因を作る」 大人の態度に問題があるのではないでしょうか。
日本大学医学部教授、マイアミ大学脳神経外科生涯臨床教授などを経て、
06年から日本大学総合科学研究科教授をしておられる林成之氏の著書
『子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!』(幻冬舎新書)に、
0~3歳、3~7歳、7~10歳以降の脳のために良い子どもへの働きかけ方が載っていました。
簡単にまとめて紹介しますね。(読みやすい本ですから、ぜひ著書を読まれることをおすすめします)
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0~3歳は、脳の細胞が増え続ける時期で、未熟な脳に負担をかける知識の詰め込みはNG。
将来的に才能が伸びなくなる原因を作ります。
理解力や思考力、記憶力を存分に発揮するための最初のかぎは、「興味を持ち、好きになり、感動すること」です。
人間の脳が「好きになる力」をつけるのに大きな役割を果たしているのが、お母さんの役割です。
3~7歳は、不要な脳の細胞が死んでいく「間引き」の時期。
脳神経回路網は、間引きが適切に行われるほどほどよく発達し、「勉強やスポーツのできる脳」の基礎固めを目指します。
適切に「間引き」し、脳神経伝達回路網のベースをしっかり作ることが重要なので、知識やテクニックを教え込む時期ではないのです。
この時期は、脳の機能や本能、心を鍛える際の妨げとなる「脳に悪い習慣」をやめることが大切です。
<脳に悪い習慣>
★物事に興味が持てない 感動しない
子どもが「面白くない」「つまらない」「そんなのどうでもいい」などとしょっちゅう口にしていたら要注意。
興味や感動は、脳をしっかり働かせるための鍵です。
★「無理」「できない」「大変」など否定的な言葉を使う
子どもの口から否定的な言葉が出るのは、楽をしたい、失敗したくないといった自己保存の法則が働いているから。
否定語が脳に及ぼす影響は、とても大きく、すべてA10神経群が情報にマイナスのレッテルを貼る作用があるので、口にするだけで脳の理解力や思考力が落ちます。
★よく「後でやるよ」と言う
★集中できず、途中で違うことを考える
★だいたいできたところでやめる
★人の話を聞き流す
★人をバカにする 尊敬できない
★学んだことを確認しない
★自分が失敗したことを素直に言えない
★損得を考えて手を抜く
7歳~10歳以降の勉強は、自主的に勉強させることが大切です。
この時期、子どもに「勉強しなさい」と言ってはいけないそうです。
子どもを思えばこそ出る「勉強しなさい」。でも、「勉強しなさい」は封印しなくてはなりません。
特にある程度発達した子どもの脳にとっては、このような指示・命令は ”百害あって一利なし”だからです。
もちろんただ放っておけばいいわけでもありません。
自己報酬神経群の機能を高めつつ、うまく子どもを導くためには、「よい質問を投げること」が有効です。
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<虹色教室からの補足>
否定語を口にするだけで脳に悪影響があることがわかっても、「そんな言葉を使ってはだめ」と注意することで、子ども達の口から否定語を減らすのは大変です。
「しなさい」と指示するのでは、「楽をしたい」という自己保存の法則が働くだけですよね。
学んでいることの中の興味深い部分に大人も関心を示して、子どもの意見や発見に耳を傾けることが大事だと感じています。
おはじきや折り紙などを使って、見て、触れて、自分の頭で主体的に考えられるようにしてあげると、「無理、できない、大変」という言葉は減ってきます。
また、失敗することを恐れずにチャレンジするために、何度か失敗するであろうチャレンジをする前に、「失敗しても、くじけず取り組めた」という時に渡す「レベルアップした、進化した」などと書いたメダルを用意しておくのもいいです。
言葉で繰り返し励ますだけでも、失敗を気にせず、我慢強く取り組む姿勢が身に付いてきます。
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学ぶことが好きになる工作遊び
1歳から小学生までの内容が全て入っています。簡単に、楽しく、学ぶ力を育む工作を紹介しています。