に付き合いました。
年中さんともなると、設定が細かくて
面白いです。
最初に、女の子3人で、
何の役をするかでもめていたものの、プリキュアたちの役ともうひとつふつうの人間の役の設定がいるそうで、
お母さん役が決まったあとで、「私、小学生をするわ」という子、「なら私、小学6年生をする」という子。
負けじと、ただの小学生から、「じゃあ、私も5年生にする」と修正する子。
すると、お母さん役の子が、
「小学2年生になったら、ひとりで学校に行かなくちゃダメで、帰りもそうなのよ。泣いたらダメだし、それと、登校班なんだから」
と、小学生役の子を、
ちょっとうろ覚えな小学生情報で諭してしました。
「先生、悪いのの役してよ」とせっつくので、
「イヤよ!悪者なんて!
先生は、スーパーにお買い物に行ってる途中で、財布を見つけて、
拾おうとしたら、財布から煙が出てきて、それが怪物だったから、
ハートキャッチプリキュア!助けて!って叫ぶおばさんの役ならするわ」
と言ったら、「それして!」と大喜びです。
そして、私が、かごを手におばさんの役をし、財布を見つけたふりをして、
「あ~煙が!助けて、ハートキャッチプリキュア!」と呼ぶと、
3人が飛んできて、「エイ!エイ!エイ!」と、
ビームのようなものを出してやっつけてました。
それが、えらくあっさりした戦闘シーンなんですよ。
殺虫スプレーを虫にひと吹きって、感じにしか見えないんだけど、
「えっ?もうやっつけたの?」というと、
「そう。ねぇねぇ、先生。スーパーにお買い物に行ってる途中で、財布を見つけて、拾おうとしたら、財布から煙が出てきて、それが怪物だったから、
ハートキャッチプリキュア!助けて!って叫ぶおばさんの役してよ~」
と、やたら細かい設定まで覚えていて頼んできます。
そこで、
「会社に行こうとして、電車に乗ったら、
駅にカバンを置き忘れたことに気づいて、戻って、カバンを持とうとしたら、煙がモクモク出てきて、カバンが怪物に変身して、ハートキャッチプリキュア!助けて!って叫ぶお父さんの役ならするわよ」
と言うと、
大うけで、おなかを抱えて笑い転げていました。
社会のこととか、人の生活とか、
年少さんの頃にくらべて、観察力や理解力がアップしていて、
いろんなシチュエーションを考えるのが楽しくてたまらないんですよね。
その後、3人は、
さまざまな「くどいシチュエーション」を考え出しては、
笑いこけ、相変わらずあっさりした「エイ!エイ!エイ!」という戦闘シーンでした。
そういえば、この子たち、数ヶ月前に、おもちゃのキャリーバックを引っ張りながら、海外旅行ごっこをしていました。
そのときは、空港のロビーで、
携帯電話で、ホテルに空き状況をたずねると一杯だと言われ、
いろんなところに電話をして、事情を説明して泊めてもらおうとする設定で遊んでいました。
てっきり旅行慣れしているのかと思って親御さんにたずねると、
海外に行ったことはないのだとか……。
この時期の子たちの世界観……面白いです。
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声優?さんらしき方からコメントが……
ひどい・・・・・。 by プリキュアの声優(本物)
……ごめんなさい。
プリキュア、一度も見たことがないので、
こちらもあまり見たことがないうろ覚えの『地獄先生ぬーべー』(古すぎ!)の
イメージで遊んでました。
娘と息子に記事をチェックしてもらったところ、
「最悪……そりゃ、怒るわ~」
「これはヒドイ……これは、ないで……」
と大受け。
プリキュアファンの皆さんも、ごめんなさいね。
とりあえず、web拍手のボタン押した後での、コメントですし……、
プリキュアの声優(本物)さんが、
あんまり怒ってないことを祈っています。