★かんしゃくを起こしてばかりの「魔の2歳児」 落ち着かせる方法
『ナチュラルな子ども時代』(産調出版)という本によると、2~3歳児というのは、爆発的に意志が発達する時期なのだそうです。
だから、かんしゃくをしょっちゅう起こすんですね。
自意識が発達するにつれ、ここにいる「自分」と自分に脅威を与える「他人」がいるという状態になります。
「自分の意志」と「他人の意志」の対立に気づきます。
子どもの「意志の力のエネルギー」はとても激しいものです。
どんなに辛抱強くて理解ある親もついていけない…それが「魔の2歳児」(3歳の間もしっかり続く子も…)です。
この困ったおちびさんに、どう付き合えばいいのでしょう?
どうすれば、かんしゃくはおさまるのでしょう?
まず親は、この困ったちゃんぶりが、いつまでも続かないことを知っておかなくてはなりません。
4~5歳になると、「意志」は「創造的な遊び」という新しい方法で表現されるそうです。
それとわがままに見えても、愛情とサポートをたくさん必要としている幼児であることを片時も忘れるわけにはいきません。
かんしゃくを起こりにくくしたり、しずめるには、子どものエネルギーの出口を見つけ、積極的にそこにエネルギーを向けるように仕向ける必要があります。
わが子が2~3歳のころ、私が見つけたエネルギーの出口は、
・水遊び
・ころころ転がる遊び
・ふざけっこ
・豆の移し変えや砂遊び
・適度な散歩
などです。
本で紹介されていたのは、長靴をはかせて、水たまりでばしゃばしゃさせる、草の上で転げまわらせるなどです。
それでも、2~3歳の子どもはかんしゃくを起こします。
うちの子も、食事が気に入らないことからはじまって、作り直させたあとで、ひきつけを起すほど泣いていたことがありました。
幼稚園に上がるまで、夏の間は、毎日2回水遊びをさせていました。
水遊びは危ないので、注意してそばについていなければなりませんが、適度な疲れが、2~3歳児の激しいかんしゃくをしずめるのには効果ありますよ~♪
想像力を刺激する遊びを教えていくと、かんしゃくばかりの時期を早めに卒業するようです。