虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

算数をテーマにしたお祭りの屋台

2015-07-31 13:34:18 | 算数

小学2年生の女の子たちのグループレッスンで、算数をテーマにした

屋台を作って遊びました。

 

スーパーボールすくいの代わりのペットボトルのふたすくい。

すくった数で得点計算。

 

アイス屋さん。なぜか、バニラアイスがやたら高い。

このグループの妹ちゃんが、100000円のアイス券をプレゼントされていました。

この券で、100円のいちごアイスがいくつ買えるか考えました。

 

くじびきもあります。

 

算数タイムに立体の展開図とシンプルな旅人算を学びました。


「ひとつのことにじっくり関われる」素地

2015-07-30 09:54:25 | 日々思うこと 雑感

小学3年生の女の子たちと

空気の圧力で水を飛ばす道具を作って遊びました。

 

うまくいかないとき、「こうかな?」「こうじゃない?」とあれこれやってみて、

やっているうちに「そうだ、こういうことやってみよ!」と閃いて、ためしています。

一人の子のアイデアで、ストローの先に空気の吹き込み口にプラスチックのコップ

を取りつけてみたら、うまくいきました。

 「遊び」に近い自発的な活動のなかで何かに夢中になって関わると、

学習する時の考える力の持久力が変わってきます。

 

理科実験や工作の後で解いた「つるかめ算」などを面積図で解く問題。

 

集中して頭を使うような遊びをした後は、

見たことがない問題を解くときに、柔軟に多角的に考えて、

自力でやりきろうとする態度がアップします。

 

「もっと問題を出して!」とやる気が高まっていたので、

つるかめの足が200近いケースなど大きな数で問題を出しました。

 

すると「結局大きい数になったって、筆算する時に(ケタが)増えるだけでしょ?」

と自分なりに基本を応用させて解いていました。

 

そういう姿を見ると、「あれもこれも」と将来役立ちそうな知識を詰め込んだり、

技能を訓練するよりも、

 「ひとつのことにじっくり関わることを楽しめる」素地を養うことが大事だなと

思いました。

 

それは「うまくいかないとき、わからないとき」に簡単に他人に頼ったり、

放りだしたりしないで、自分で試行錯誤をしていくことにつながります。

 

子どもの遊びの世界を豊かにすることは、

そのまま子どもたちの学力の向上につながっていくことを今回も強く実感しました。


小学生の子たちの算数学習の様子

2015-07-28 09:50:08 | 初めてお越しの方

小学生の子たち(主に1~3年生の子らです)と算数を学んでいるときの様子を

いくつか紹介します。

 

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 <帯分数や分母の異なる分数が分かるようになる『分数ゲーム』

小学1年生の子らと分数ゲームを作りをしました。

 

紙皿を2つに切り分けたもの、3つに切り分けたもの、4つに切り分けたものを

数枚分ずつ作って、ケーキやピザの絵を描いたらできあがり。

サイコロにシールを貼って、2と3と4の数字を書きます。

(サイコロを加工するのがめんどうな時は、普通のサイコロのままで遊んで、

2と3と4以外が目が出た時に振りなおすのでもOKです)

 

<遊び方>

サイコロを振って、3が出たら3分の1のピース、

2が出たら2分の1のピースを取っていき、

1枚のケーキ(ピザ)を作った方が勝ちです。

 

勝った人は、1と2分の1のカードを手にして、

1と2分の1を目指してゲームを続けます。

 

写真では、勝った子が2を目標にしてゲームを続けているところです。

 

帯分数は習ったときに、できるようになっていても、

しばらくすると、どうやって仮分数に直すのか忘れてしまう子が多いです。

こうしたゲームをしていると、

直観的に2分の1+4分の2=1といった

計算がわかるようになってきます。

また分数の理解が進み、分数のたし算、ひき算、かけ算、割り算などが

できるようになっていきます。

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<表に整理すること と 規則を見つけだすこと>

小学2、3年生の科学クラブのレッスンで。

メンバーのひとりの☆ちゃんが、「お家でしたけれどわからなかった」という問題を

持ってきてくれました。

小学2年生用の問題集(『スーパーエリート問題集』)に載っているものだとはいえ、

東京学芸大附世田谷中の入試に出た過去問でなかなか難しい規則性の問題でした。

ちょうど科学クラブの子たちは、実験のデーターを表に整理することや、

表から規則的なルールを読みとることを大切にレッスンをしていますから、

実験後の学習タイムにみんなで取り組んでみることにしました。

まず、大きな紙に図を描きなおして、並んでいる奇数に番号を打ちました。

 

それぞれの番号にある数を書き込んでから、

どのように数が変化しているのか、その数を求めるためにはどんな式を作ればいいのか

アイデアを出し合いました。

 

科学クラブの子らはどの子もこうしたルールを見つけだすのがとても得意なので、

「できるからやらせて!」「ぼくがやりたい!」「わたしが!」と難なく

書き込んでいました。

が、わたしがいじわるにいきなり、「それなら、100番目はどう?」と

たずねると、1+2×(100-1)のところを、1+2×(101-1)と

間違えていました。数が大きくなるというだけで、何となくこんがらがりますね。

 

その後、1列目、2列目、3列目それぞれの一番最初の数につけた番号を調べて、

その番号の求め方の規則についても考えました。

 

↑ ■くんは、30列目の1番最初の数についている番号を

当てることができてうれしそうでした。

答えは、1+2+3+4+5………+29+1

で求まります。

 

プログラムロボットで遊んでいます。(左端の円柱形のおもちゃです)

一度壊れてから、子どもたちが線をつなぎなおしているので、元の形と異なります。

ロボットで紙コップを倒すコースを作っていたのですが、良い写真が残っていません。

 

■くんがブロックで作ったゲームで■くんと☆ちゃんが遊んでいたのですが、

「ルール違反をした」とか「こんな小さなスペースで試合の仕様がない」とか

「そんなルール聞いていない」とか「サッカーでの罰則は、このゲームでも

あたり前に守るべき」とかでひと揉め。

 

そこへ●くんが、「何揉めてるの?」と仲裁に入り、

どうすれば解決するかいっしょに考えてあげていました。

 

ルールをもう一度確認しあい、ゲームのサイズを大きく作りなおして

一件落着です。

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<2年生の子らと規則性>

小学2年生の女の子たちのレッスンで。

数ヶ月前から算数の力がしっかりついてきた女の子ふたり。

文章題なら最レベの3年生の複雑な問題もスムーズに解けるようです。

ひとりの子が、「でも、これはさーっぱりわからなかった」と言いながら持ってきて

くれたのが、中学入試用の規則性の問題が載っている問題集です。

三角形が積み重ねてあって、「三角形が81枚になるときは、何段目の時か?」

といった問題です。

こうした規則性の問題は確かに難しいけれど、一方ではいくつの子がチャレンジしても、

パズルやゲームに似た解く楽しさを満喫できる問題だとも言えるのです。

足し算さえできたら、後は紙に書きだしていく方法さえ工夫すれば

答えにたどりつけるのですから。

 

そういえば、息子が

「難問を解くということは、汎用性の高い基礎的な事柄をしっかり身につけること

でもあるよ」とつぶやいていたのを思いだしました。

 

こうも言っていました。

「難しい問題を解いても意味がない、易しい問題をたくさん解くべきだって言う人は

多いけどね。でも東大や京大の数学の問題のように難解だと思われている問題は、

実際には、数の世界の基本中の基本を扱っているというか、

数学のそれぞれの問題の本質的な意味を理解しているかどうかを問うているところが

あるよ。だから、センターの問題は小学生に解かせても意味がないけれど、

東大の問題なら小学生の解かせてみたたら楽しめるんじゃないかって問題

がけっこうあるよ。

体系的な知識の積み重ねや訓練で解くのではなく

直観的な洞察力を使って解くものが主だから。遊びの要素が濃いのかな。

といっても、しっかり解けるようになっておくには、勘だけじゃ無理で

時間はいるな。ある程度の時間、それに関わるのは避けられないけど。

もうちょっと時間が欲しいな」

超のんびり屋の息子も、受験日が近づくとさすがに時間の大切さを

実感している模様です。

 

 

話を2年生の子らのレッスンに戻しますね。

規則性の問題を理解するために

ブロックで規則的に大きくなっていく形を作りました。

最初は小さなサイズで作るつもりが、女の子ふたりとも、どんどん三角を大きく

することが楽しくてたまらなくなって巨大な三角形をこしらえていました。

 

表を作って気づいたことやわかったことを話しあうと

どんどん面白い意見が出ました。

ブロックのパーツのひとつひとつに上から番号をつけていくと、(左から右)

3段目なら、5,6,7,8、9の番号になります。

そのように番号をつけていく時、4段目の一番小さな数はいくつで、

一番大きな数はいくつか、10段目の一番小さな数はいくつで、

一番大きな数はいくつかといった問題も考えました。

ブロックでさんざん遊んでいた子らは、ブロックを指さしながら、

「一番小さい数って前の段の最後の数よりひとつ大きくなるだけだから

そんなの簡単だ」と言っていました。

 

↑ 自分なりに数のきまりについて書いて考えいました。

 

規則性の問題を子どもと楽しみたいという方は

写真のようなブロックの山を作りながら、

「この三角の山に隠れている秘密を探り出そう!」と提案して、

思いつく限りのルールを自由に言い合うといいかもしれません。

規則性の問題の解き方を教えるのではなくて、物をよく観察して、

「いくつずつ増えているか」とか「こういう表を作ってみたら面白そう」といった

自由なアイデアを出しあって紙に書いて検証しあうのです。

計算してみて、面白いルールを見つけたらそれも発表しあいます。

算数の世界がとても好きになりますよ。

 

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<どうして低学年の子に植木算や旅人算などを教えているの?>

 

虹色教室では、小学校低学年の子らにも

植木算や旅人算といった中学入試向けの算数の問題に触れる機会を

たくさん設けています。

 

でも「どうして?いくら何でもそんな先取り必要なの?」と感じている

方がいらっしゃるかもしれませんね。

 

実際に、とても有利にはなるでしょうが、

中学入試に有利だから、という理由でそんなことをしているわけではありません。

 

さまざまな理由がありますが、

一番の理由は、算数が実生活でどのように役立つのか、

今練習している計算訓練は、何のためにあるのか、

問題を通じて自然に理解することができるからなのです。

 

算数の本当の面白さや頭を使うことの楽しさにも気づけます。

 

植木を道路に植えていくということ、

自分が見慣れている都市の景観にどれほど算数が深くかかわっているのか、

そうしたことを知っていると、「算数が将来なんの役に立つんだ?」

何て疑問に縛られて、やる気を失うこともありませんよね。

野球の試合も見せずに、野球を知らない子に、素振りばかり練習させても、

上達させるのは難しいはずです。算数だって同じです。

 

植木を端から端まで3メートルおきに植えていく時、

2本植えたら、端から端までは何メートルで、

3本植えたら何メートルかという植木算の基本的な問題は、

指を折って、簡単な足し算ができるようになった子ならすぐできます。

そこで、絵を描いて考えてみることを学ぶと、たちまち応用がきくようになってきます。

 

子どもの頃、わたしは団地や学校の階段で、

じゃんけんしては「グーリーコ」「チヨコレイト」「パイナップル」と言いながら、

段を上り下がりする遊びをしていました。

そこで起こっていることは、旅人算について考える上で描く線分図の上で

起こっていることとよく似ています。

幼い幼児にしても、グリコばかり続くよりも、パイナップルばかり続いた方が

相手より先に進めることを体感で理解しているはずです。

そして、こうした生活に溶け込んでいる算数の概念に好奇心をくすぐられる感性を

持っているからこそ、これが子どもを惹きつける遊びになるんですよね。

 

虹色教室の幼児さんたちは、物を規則的に並べていくことが大好きだし、

ブロックでピラミッドのような形を作ることを喜びます。

そうした時に、算数の規則性の概念への気づきにつながるような

問いかけをしていると、算数がとても好きになっていきます。

 

計算のタイムを縮めるために計算プリントをこなすのでなく、

そこに勉強の動機があるのではなくて、植木を植えるために計算する……というのは、

意味を実感しやすい体験です。

そこで、ミスをして、自分の盲点となっていることに気づくことは、

その子が抱かされてきたイリュージョンを揺るがせて、素直に世界を眺めることが

できるようになるきっかけを作ってくれます。

 

なぜ算数を学ぶの?

 

という問いは、小さな本作りをしてみるだけでもすぐに理由を理解することができます。

たてとよこの長さを無視すれば、絵が貼れないとか、本の形にならないとか何らかの

不都合が生まれてくるのです。

 

基礎的な知識をためたり、計算を訓練したりすることは大事です。

 

でも、実際の暮らしのなかで、どう算数が使われているのか知り、

自分も算数を使って何かしてみて、それから訓練に戻る、

訓練からまた、どうして算数という行きつ戻りつする学びの時間を

作ってあげたいと感じています。

 

 


作文を書く力を育てる遊び

2015-07-27 09:48:39 | 虹色文庫出版局
写真は 小学1年生入学準備号のふろくのかるたで遊んでいるところです。
学校での生活シーンのイラスト満載で作文指導に役立ちます。

遊び方は まずカードを見てひとりがイラストの説明をします。
 
レッスンでは、6歳の女の子が左上のカードを指して
「しずかちゃんが掃除しています。」と言いました。
そこで 私は「しずかちゃんが ほうきでお掃除をしています。
ほこりがもうもうと立ちました。」と 少し文を長くして言い直しました。
すると女の子は「しずかちゃんが ほうきで教室を掃除しています。
ほこりが立ちました。目が少し痛くなりました」とさらに文を
くわしくしました。
 
次は私の番です。
「掃除の時間です。しずかちゃんは ほうきで教室を掃除しています。
ほこりがもうもうと立ちました。目や鼻がむずむずとかゆくなりました」

そんな具合に 文を少しずつ膨らませたり くわしい表現に変えながら
文章作りのトレーニングをしています。

いきなり作文用紙を与えるよりも
まずスラスラ言葉が組み立てられるようになる方が文章は上達します。
あまりルールに縛られずたくさんヒントを与えてあげながら
遊んでくださいね。

あるもので工夫する面白さ と 無から生みだす喜び と 自分で気づいて考えて動く時の満足感 

2015-07-26 14:21:01 | その他

過去記事です。

昨日~今日とユースホステルでのレッスンに行ってきました。

さまざまな年齢の子たちが知恵を絞りあったり、協力しあったり、

難しい課題に取り組んだり、無心に遊んだり、お手伝いに励んだりする

姿がほほえましかったです。

 

引きだすタイプのチーズの空き箱を持ってきた小2のAちゃん。

「筆箱を作る」とのこと。ストローの先に円錐状に巻いた折り紙をつけて

えんぴつを作る方法を教えてあげると、何本か作った後で物差しを作っていました。

それから、「後、何がいるかな?」とワクワクした表情で思いを巡らせていました。

 

できあがった状態が未定で、自分の想像力で、

「何を作ろうかな」「どんな材料でどんなふうに作ろうかな」

とアイデアを練るのは、とても楽しいようです。

ケシゴムやえんぴつけずり、キャップなどを作っていました。

細い曲がるストローがあったので、「コンパス」の作り方を教えてあげると、

とても喜んでいました。

 

Aちゃんと仲良しの2年生のBちゃんも筆箱を作りたがりましたが

Aちゃんと同じような箱がありません。そこで、透明の空き容器の上部をくり抜いて、

引き出し部分にし、外回りは画用紙で作っていました。

 

↑ えんぴつをえんぴつけずりでけずっています。

 

筆箱の出来栄えに心底満足した様子のAちゃん、Bちゃん。

翌朝はまだみんな寝ているというのに、6時から朝食時間まで、

ランドセルを作っていました。

Aちゃんのランドセルには背のカバーにポケットがついていて、なんと、

竹ぐしが入れてありました。

ランドセルの留め金部分をひもにしたので、柔らかすぎて留めるための

隙間に入ってくれないので、穴を通すための道具らしい……。

Aちゃんなりの試行錯誤がうかがえます。それにしても、竹ぐしを入れるポケットとは、

絶対大人には出てこない発想でびっくりしました。

教科書類もきちんと作っていました。

 

↑の写真はBちゃん作のランドセル。

Aちゃんは、みやげものの箱を利用して、大きな面のふたを画用紙で作ることで

ランドセルを作っていましたが、Bちゃんはアイスクリームなどの

空いている口が小さい箱を使っていたので、上部に小さなカバーをつけていました。

あちこちに立体的なポケットをつけているので、とてもおしゃれです。

 

ユースホステルのレッスンに持っていける工作素材は限られているので、

あるもので工夫して作らなくてはなりません。

足りなさや不自由を自分たちの知恵で解決する楽しさを

AちゃんもBちゃんも満喫していました。

 

工作素材に持っていっていた木片を使ってサンダルを作っていたAちゃんとBちゃん。

 

頭の中で立体図形をイメージするのが上手な小4のCちゃん。

ひもの先に描いた絵をつけて飾り物を作っていた時、

どうも自分のイメージ通りにならないらしく、

「先生、これふわっと傘みたいに広がる形にしたいんですけど、

こんなふうにぺしゃんってなっちゃうんです。どうすればいいですか?」と

ていねいな口調でたずねてきました。

「そうね、ペットボトルの口の近くの円錐にこう~斜めに広がっている部分を

利用したらどうかな?」と返事をしていると、近くにいたDちゃんのお母さんが、

「お茶が入っているペットボトルならあるから、みんなに飲んでもらうと使えるわよ」

と言って、子どもたちを呼び集めて、紙コップにお茶を注ぎ出しました。

 

すると、Cちゃんが、「いいです。もう、ペットボトルいらないです。

自分でいいこと考えました!」とはしゃいだ声をあげました。

 

ストローを使って骨組みを作って、赤ちゃん用のベッドメリーのような

おもちゃを作っていました。

 

このおもちゃ、お姉ちゃんたちに付いてきていた1歳や2歳の妹ちゃんたちに

大人気で、さんざん遊んで引っ張った挙句、終いに壊してしまいました。

Cちゃんは残念がりながらもさっぱりした様子で、「いいよ、いいよ。すごく喜んで

たっぷり遊んでもらったんだもん。また教室で、こんなふうにストローで形を作って

何か作ってみることにするわ」と言っていました。

 

ブラックライトを持っていってたので、蛍光ペンで星座を描いて

和室の玄関の真っ暗にできるスペースにプラネタリウムを作りました。

 

『STRATEGO』という対戦ゲーム。初めてのチャレンジでしたが、

勝負は、かなり白熱して、長い勝負が終わった後も、2回戦目に突入していました。

 

2歳児さんの妖怪ウォッチ。

 

水性マジックがにじむ実験も兼ねて、お魚作り。

 

トランプ手品の種を見破るのに、みんな夢中。

手品の種を言葉で言い当てるのって難しいですね。でも面白い。

どうしても種がわからず、知りたくてたまらず、うずうずして、

「教えてーどうやってしているのか教えてよー!」と泣き出してしまう子も……。

 

勉強タイムは真剣そのもの。ちょっとややこしい線分で考える問題を解きました。

4年生以上の子らが頭を悩ませていたのは、こんな問題です。

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3人の合計は41こです。

さやかちゃんのこ数が、たくみくんより3こ多く、

あかりちゃんより7こ多くなるように分けましょう。

それぞれの子のこ数を答えてください。

             (SAPIX パワードリルより)

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夕食や朝食の準備や後片付けをできるだけ子どもたちにしてもらっています。

その時、子どもたちにどんな仕事を任せるか、どんな言葉をかけるかによって、

子どもの表情の輝きや食後の活動や学習への取り組み方に

雲泥の差が出るのを、実感しています。

 

大事にしているのは、手伝わせることではなくて、

自分で気づいて考えて動くチャンスをたくさん作ることです。

 

たいていの場合、親御さんたちは食堂に着くなり子どもたちを席に座らせて、

子どもたちの食事の世話をし始めます。

 

そこで、わたしが、「ここでは、子どもたちに

自分で食事の準備をしてもらいますよ。でも熱いお味噌汁をついだり

(火傷しない温度の時は、子どもたちについでもらっています)

運んだりすることや、割れそうなものを運ぶのは、大人がします。

みんなは、自分でできそうなことはないか、お箸はみんなの分そろっているかな、

ご飯が足りない人はいないかな、と調べて、気づいたことがあったら、

お箸を取りに行ったり、ごはんをよそったりしてちょうだいね」

と告げると、それまで座ったまま「いただきます」を言う許可が出るのを

待っていた子らや「早く食べたい」と愚図りだした子らが、

きょろきょろ周囲を見渡して、何をしようかと考えだします。

 

すると、子どもが「何をしたらいい?」と親御さんに助けを求めて、

親御さんが、「ご飯をよそって」とか、「お椀を取ってきて」と指示を出して、

子どもが指示通り動く……ということがよくあります。

 

 子どもが困った顔をすると、すかさず、どうすればいいのか

ていねいに説明して、手取り足取り、次の手順を教える方も大勢います。

 

見ていると、身体として「何か上手にこなすこと」「何かできるようになること」を

支援して、「失敗しないように」助けるけれど、

子ども自身が自分の頭を使う場面は奪っているように感じます。

 

テキパキ動くことや「お手伝い体験」というイベントに参加させることは望むけれど、

極力、頭は使わせないようにしている方はとても多いのです。

 

その一方で、「頭を使わせる」ことを意識しすぎて、テストすることなど不必要な場面で、

子どもの知能を試すような問いを投げかける方もいます。

 

子どもにしっかり頭を使わせることも、

頭を使わないようにさせることも、

対応としては大差はないのだと思います。

 

ちょっとした言葉のかけ方。

自分で考える時間を持てるよう少しだけ待つこと。

失敗や間違いを受け止める態度。

 

そんなささいなことが、子どもが自分で考えることを習慣にするか

否かを決めているように見えるのです。

 

  

先日のユースホステルで、こんなシーンがありました。

デザートの小皿が、食事のテーブルとは別の場所に置いてありました。

職員さんに、「こちらにデザートを置いていますので、取りにきてくださいね」と

声をかけられたので、子どもたちに行ってもらうことにしました。

デザートの小皿の脇には、スプーンやフォークが置いてありませんでした。

 

そこで、子どもたちに、「デザートの小皿を取りに行く時に、

何か足りないものがないか、注意してね。ほら、食べる時に必要なものが

ないと困るでしょう?

もし足りないものがあったら、どうすればいいのかよく考えてね」と言いました。

 

すると、ひとりの子が、「スプーンがないから、スプーンを取りに行って、

デザートも持ってきたらいいんでしょう?

もし、探してもスプーンが見当たらなかったら、あそこにいる人に

スプーンを20本くださいって言えばいいんでしょう?みんなで20人だから」と言い、

それはうれしそうな得意気な表情をしていました。

それを見た別の子が、そそくさとトレイを取っきて、

「これに乗せたら、いっぺんにたくさん運べるわ」と言いました。

「いいこと気づいたね。そうよ。両手を使っても、ひとりで2皿しか運べないわよね。

トレイなら、たくさん運べるわ。でも、ひっくり返さない量にしてね」

と言うと、満面の笑み。

 

最初に、「デザートを取りに行ってね」と言い、取ってきたら、

「スプーンをくださいってあそこの職員さんに行ってきてね」と言う……という

声のかけ方をしていたら、

こんな魅力的な子どもたちの笑顔を見ることもなかっただろうな、としみじみ

感じました。

 

子どもたちがお手伝いをする時、怪我をさせないことはもちろん、

他のお客さんや職員さんの迷惑にならないか

気をつけることも大事だと思っています。

お漬物をスプーンで小皿につぐ作業をしたがった子がいたのですが、

上手にスプーンが扱えずにこぼしていました。

そこで、お漬物をよそう作業は年上の子にしてもらい、

お漬物を運ぶ作業をその子にしてもらうことにしました。

そんな場面でも、子どもたちの意見や不満などに

よく耳を傾けていると、子どもたちは何に問題があったのかよく理解し、

大人が考えるよりもよいアイデアを出してくれることはよくあります。

 

食べ終わった食器を返しにいく際、「お皿もお箸もいっしょに返すだけでいいのかな?

何か気づいたことや発見したことがあったら教えてね」と言うと、

「お箸やスプーンを入れるケースがあることに気づいた子がいました。

その発見があんまりうれしそうだったので、

「あそこにお箸やスプーンを入れることを知らない子たちがいるはずよ。

お皿を返しに行く子たちがいたら、教えてあげてね」と言うと、

スプーンを返しにきたおチビちゃんを抱っこして、スプーンをケースに入れるのを

手伝ってあげていました。

 

ユースホステルのレッスンに持っていけるものはしれていますから、

毎回、ちょっとした飢餓感を体験します。

材料が足りない、道具がない、遊び道具がない……それこそ、お家にあるような

テレビや携帯ゲームや毎日のルーティーンに埋め込まれた時間を潰す何かもありません。

 

必要は発明の母じゃないですけど、そんな時に各々が知恵を絞って

「面白さ」を生みだそうとする試みが、

何ともいえずワクワクして楽しいのです。

想像力、思考力、創造力、推理力、表現力、言葉の力等、

自分の内面にある目に見えない道具をフルに使って、胸が高鳴るような時間を

創造していくプロセスを共有することは、

物にあふれて自分の内面の力とアクセスできなくなっている現代の子どもたちへの

最高のプレゼントです。

 

70枚入り100円の茶封筒。

底をつまむと生じる三角形が、猫や犬の耳になります。

そんな発見を子どもたちに見せると、「どうやるの?」「すごいすごい」という声とともに、

お人形作りが始まりました。

わたしの手本通りに作る子、羽根やくちばしをつけてみみずくを作る子、

危険生物を作る子……とめいめいオリジナルのアイデアを盛り込んで作っていました。

 

飽きるくらいたくさん作った後で、子どもたちの間から

自然発生的に、封筒人形を使った人形劇遊びは始まりました。

 

和室の作りは、観客席と舞台と舞台裏をイメージさせるものだったようです。

 

居住まいを正して劇の開始を待つお客さんに、

「しゃべらないでください~!」等、劇場でのマナーを訴えるAちゃん。

「~しないでください」「~はダメです~」という前振りばかりで、

いっこうに劇が始まる気配なし。

 

この日、虹色教室で、自分で作った物語を人形劇にして演じるのが

大好きな男の子たちも参加していたので、

お客さんたちがお腹を抱えて笑い転げる姿もありました。

 

 

封筒の底を切って、もう一枚の封筒(端を折ってサイズを調整しています)

をその中に入れて引き出したり押し入れたりすることを使って、いろいろな遊び道具を

作っています。

 

答え部分を引き出すあみだくじ。

 

テレビ。

 

テレビの作り方のアイデアを目にしたBちゃんが、

イラストを文字に変えて、電飾掲示版を作りました。

 

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あるもので工夫する面白さ と 無から生みだす喜び と 自分で気づいて考えて動く時の満足感 3

あるもので工夫する面白さ と 無から生みだす喜び と 自分で気づいて考えて動く時の満足感 4


クイズつきお買いものゲーム (お家にあるゲームに+α)

2015-07-26 09:47:12 | 算数

前回のレッスンで単位の変換の問題の理解につまずきがあった子どもたち。

「1メートルは何センチメートルですか?」

「1メートル10センチメートルは何センチメートルですか?」

「1時間10分は何十分ですか?」などのよく似た問題をたくさん解いて

練習する必要があるのですが、同じような問題ばかりだと集中力が続きません。

 

そこでお買いものゲームにクイズを取り入れて

単純な繰り返しで定着を図る必要のある問題を出題することにしました。

 

写真は、市販のお買いものゲームです。

?のマスに止まったら、クイズを出してもらって、

解けたら一気に買い物したいものがあるお店に飛べるルールです。

もちろん、「クイズ」のルール部分はわたしが付け加えたものですが、

なかなか好評でした。

 

お家にあるゲームでこのようなルールを加えたい場合、

『すごろく』のいくつかのマスに?マークの札を置いておいたり、

トランプの3と7が出たら、?カードというルールにして答えられたら

かなり有利になるルールにするといいかもしれません。

 

こうした場で出すクイズは忘れないように定着を図るための復習程度の

易しいものにし、ゲームの楽しさを損なわないような注意が必要です。

 

マクドナルドのサンバイザーを作りました。マイク付き。

 

白バージョン。


どっちが大事?子どもの発想 大人の提案?

2015-07-25 07:59:34 | その他
図鑑を見ながら、ちょっとした実験などをするとき、
「こんなことやってみよう!」と大人が提案するのがよいのか、
子どもの「こんなことしたい」を待つのが良いのか悩むという方がいます。

私は、どっちも五分五分で、どちらでもいいけど、
途中では、できるだけ子どもの発想や気づきを優先させると
良いと思っています。

いろんな方法に正しい、正しくないという○×をつけて、
良いことばかりすると、結局子どもが伸びない気がします。

子どもの自由にさせていっさい口出さないときもいるし、
きちっと大人の指示に従わせるときも必要。
子どもが試行錯誤して失敗するのを見守るのもいるし、
きちんと手本をしるして、そのとおり真似させるのも必要。
大人が「こんなことしてみない?」と誘うときも、
子どものやりたそう~に敏感に反応するのもどちらも大事ですね。
大目に見るときもいるし、ビシッと叱るときも必要。

こうしたことって、一貫性のない子育てとは、ちょっとちがいます。
情報でだけ、「一貫性のない子育て」が悪いと知ると、
偏ってバランスが悪くなっても、目の前の事実から目をそらして、
思考停止状態で自分の信じる情報に従う方がけっこういます。
でも、そうして思考停止でいつも同じことをするのは、
本当に一貫性のある態度と言えるのでしょうか?

現代のように情報があふれる世界では、
大人自身が、凛とした気持ちと柔らかな感性で、
「今」を正直に生きていないと、
子どもに教えることも、伝えたいことも、
何が何だかわからなくなってしまいますね。

アスペルガー症候群の子と立体図形

2015-07-24 17:45:18 | 算数

アスペルガー症候群の子の学習を見ていると、

算数がとても得意な子らと、図形分野や文章題・分数の計算などでつまずく、

算数が苦手な子らの2タイプに分かれます。

 

ハンディーがない子のなかにも、図形分野や文章題、分数の計算などで

つまずく子はけっこういるでしょうが、

アスペルガー症候群の子のつまずき方は、一般的な子らのつまずき方とちょっと

異なるように感じています。

 

特性による物の見え方やイメージの仕方の偏りがあって、

学校の授業のように集団に向けて教える教え方では

いつまでたっても理解に至らないことがあるのです。

 

どのような困り感を抱えているのかというと、

絵で描かれた立体図形の図と、それと同じ実物がつながりにくいことも一つ。

 

教科書などに描かれた立体の図と同じ立体を準備して、

絵のなかの辺と辺、点と点を対応させていくことが難しかったり、

図を積み木などで作って表現することができなかったりします。

 

またさらに困難なのは、欠如している部分を想像で補って形を捉えることです。

上の写真のような形の『容積』にあたる部分の形を想像することが難しいようです。

 

また、上の写真のような形の欠如した部分を補って、

大きな塊から欠如した部分の塊を引いて体積を求めるといった問題が

とても苦手なようです。

 

いろいろ試してもうまくいかない場合、本人が好きな動物なりキャラクターなりが

欠如した部分を埋める形にぴったりサイズで詰まっているような絵を描いてあげると、

空白部分を埋めている空間を実体のあるものとして捉えるようになる場合もあります。

 

幼児期からブロックや積み木で遊んだり、工作をしたりしていると、

かなり立体の見え方に偏りを持っていた子の困り感が減ったケースがいくつかあります。

遊びの世界にぜひ創作活動を加えてくださいね。 


子どもたちの発想と工夫に脱帽! 夏の電子工作講座 2日目

2015-07-22 18:26:43 | 工作 ワークショップ

夏休みの電子工作講座2日目が無事終わりました。

↑ の写真は小1のAくんの線路です。

実は小3のBくんが、「長い線路が描きたいから大きい紙はないの?」と

たずねたので、布団が包んであった巨大な紙を細長く切ってあげたところ、

あまりの長さに恐れをなして、「やっぱり……いらない」と言いだしたのです。

すると、隣にいたAくんが「ぼくはほしい!短くしないで!そのまま長い線路を

描きたい」と引き受けました。

そして、黙々とがんばってこの大作を仕上げていました。

 

 

線路の途中にある信号機のところでパンタグラフが、

それに触れるとブザーが鳴るしかけが完成。

 

一方、長いサイズの線路をあきらめたAくんは段ボールで折りたたみ式の線路と

駅を作りました。

パンタグラフに鳥がぶつかると、事故を感知してブザーが鳴るしかけ。

 

立体駐車場を作った小1のCくん。

車用エレベーターが上の階の駐車スペースに着くとブザーが鳴るようにしました。

 

小1のDくんの『カードを認証する機械』です。

裏面にアルミ箔を貼ったカードをタッチさせると、ブザーが鳴ります。

 

小1のEくんの『マンションのエレベーター』。3階に着くとブザーが鳴ります。

 

小1のEくんの『玉入れゲーム』。

アルミ箔で包んだビー玉を投入口から

落としていくと、いくつか入れたところでブザーが鳴ります。

 

しかけは、電池のプラス側につないである針金とマイナス側につないである針金が

、写真のように少し離れた状態で設置してあることです。

玉が増えると、接触している玉のアルミ箔を通って通電し、ブザーが鳴ります。

 

電流のしくみを誰よりもよく理解していた小3のFくんの

『いろいろ遊べるゲーム』。

紙コップに刺してある針金は床面のアルミ箔に触れるように作っています。

ワニクリップをつなぎ変えていろいろ遊べます。


子どもたちの発想と工夫に脱帽! 夏の電子工作講座 1日目

2015-07-21 19:15:51 | 工作 ワークショップ

夏休みの電子工作講座の一日目が終わりました。

どれもすてきな力作ばかり。子どもたちの発想と工夫に脱帽しました。

 

シンプルなイライラ棒の作り方と、

画用紙にアルミ箔の陸と合間の川を作って橋を作ったらブザーが鳴る仕組みを見せると、

子どもたちはその仕組みを土台にして、めいめいがオリジナルのアイデア(真似っこ

して作った子も一部にいましたが、材料選びで個性が出て味のある作品ができました)

で工夫して作っていました。

電池ボックスに抵抗とワニクリップをはんだ付けしたものを

準備していたので、電流の流れがとてもわかりやすかったようです。

 

小2のAくんの『電車と線路』。

パンタグラフが電線に触れるとブザーが鳴るように作っています。

 

線路にアルミ箔を敷いているので、それが動く電車に巻いてある針金に触れ、

その針金がパンタグラフの部分とつながっているため、

電線に触れると電気が流れるようになっています。

 

小1のBくんはAくんの作り方を真似て電車を作りました。

音が鳴るとうれしそうでした。

 

小3のCくんの、大砲を撃って的に当たるとブザーが鳴るしかけも

すばらしかったです。

 

ヨーグルトのカップに差しこんだワニクリップを

上下に動かすともう一方のクリップに触れるため

ブザーが鳴ることに偶然気づいたCくん。

その大発見を活かして、お城に向かって大砲を撃つとクリップが動くようにしました。

 

Dくんは1年生なので本人の発想を大事にしつつ、音が鳴るしかけは

わたしがお手伝いしました。『遊園地』です。

イライラ棒の仕掛けを土台にしたジェットコースターと回るとブザーが鳴る観覧車、

空気を吹き込むとおばけが飛び出すお化け屋敷の建物などを作りました。

観覧車は穴を三角にすることで、角のひとつに針金が触れた時に

ブザーが鳴るようになっています。クルクル回らないのは残念ですが、

Dくんは大満足の様子でした。

 

 

大がかりなしかけに取り組んだのは、小2のEくん。

子どもたちの間から、「(画用紙より)もっと大きな紙はないの?」という声が

あがったので、前日のレッスンで小3の女の子たちが作っていたお店を出すと、

Eくんがそれで「店を閉めるとブザーが鳴るしかけ」を作ることにしました。

 

前日の女の子たちの制作風景。

 

 

店の背後にプラスとマイナスの線をつないでいます。

 

閉めるとブザーがなりました。

 

万歳~!をしたいところですが、

店に泥棒が入るとブザーが鳴るのはいいのですが、

店を閉めるとブザーが鳴るというのはどうしたものか……?

 

すると、小3のFくんがこんな案を出して問題を解決しました。

玄関の敷物を『踏むとブザーが鳴る仕組み』

 

ストローで浮かしているのですが、体重をかけるとブザーが鳴ります。

これは名案ですね。さすがに工作好きのFくん。

 

(小2のGくんと小4のHくんの作品もとても良かったのですが、

本人たちが制作途中で算数の時間が来たので写真はまたにしてほしい……

ということだったので撮っていません。残念……。)

 

算数は午前の部は『賢くなる算数パズル』の問題をし、

午後は「原価、定価、利益」を決めて、さまざまな問題にチャレンジする遊びや

消費税を計算をしました。

どちらもみんなとてもよくできていました。