虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

自閉っ子たちの成長 1

2018-09-28 21:51:38 | 自閉症スペクトラム・学習が気がかりな子

小学2年生の自閉症のAくんは、小学生になるまで発語がほとんどなく、非常に激しい多動がありました。

1年生の今ごろは、「何歳ですか」という質問に答えることもできなかったのですが、

が、親御さんたちのきめこまやかな関わりで、この1年で急成長しました。

今まで大人にしか話しかけなかったのですが、自信が出てきたのか、

クラスメイトや仲の良い男の子に自ら話しかけていくそうです。子ども同士でも会話して通じることが出てきたのだとか。

ファミレスでも自分で注文して、お店の人にも通じていたとのことです。

「ねえねえ、お母さん、夫婦って何?」とか聞いてきたこともあったそうです。

興味関心が広がり、おしゃべりになり、ゲームやパズルに親しむようになりました。本も大好きです。

『ビーカーくんと放課後の理科室』を読んでから、理科実験も楽しむようになりました。

 レゴが大好きなAくんは、恐竜がなぜ絶滅したのか気になった際、

レゴで溶岩の流れる火山を作ったり、恐竜図鑑の化石ができる過程をよく見ていたそうです。

「月や太陽はなんで追いかけてくるの?」と言ってたとお母さんからお聞きしました。


電子回路のパズルが気に入って、一度にビギナーコースの10番目まで

根気よく組んでいました。

三匹の子ブタのゲームをとても喜んでいました。負けてしまった上、なかなか上がれず、

何度もサイコロを振りなおすことになりましたが、我慢強く、最後まで楽しそうに

遊んでいました。

はじめて取り組んだ『ロボットタートルズ』というプログラミングの

ゲームです。ゲームをする前は、「やりたくない」と不安そうでしたが、

やってみると気に入って、二度も遊びました。


これからの教育キーワードは「没頭力」汐見稔幸・高濱正伸対談 の紹介

2018-09-23 20:40:28 | 日々思うこと 雑感

これからの教育キーワードは「没頭力」汐見稔幸・高濱正伸対談

という記事にとても共感したので紹介します。

子どもの才能が花開く教育の在り方について、東京大学名誉教授・白梅学園大学学長の汐見稔幸(しおみ としゆき)氏と、幼児から小学生対象の学習塾「花まる学習会」代表の高濱正伸(たかはま まさのぶ)氏が興味深い話を語っておられます。




ゴールは100円ショップの鉄琴のビー玉コースター

2018-09-21 22:06:44 | 工作 ワークショップ

年長の女の子たちがビー玉コースターを作って遊んでいました。

100円ショップの鉄琴を材料のひとつとして用意しておいてあげると、ゴール部分に

使って喜んでいました。

いい音が出ます。

女の子たちがビー玉コ―スター作りを始めたきっかけは下の

ビー玉をくぐらせるパズルです。


就学前に何を学習したらよいか  心的パターンを創造するよう うながすには? 続きの続き

2018-09-20 21:23:55 | 算数

前回の記事で、

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親御さんから、

「他人の話を聞きません」

「みんなが集まっているときに、一人だけ自分勝手に振舞っています」という

相談を受けるとき、子どもの様子には何の心配も感じられないけれど、

その子を見守る親御さんの言動が気になる、ということは結構あります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

と書きました。

 

子どもが相手の話に熱心に耳を傾けるようになるには、

自分の話に、親愛を込めて、熱心に、耳を傾けてもらった経験が

たくさん必要です。

 

0~3歳の脳を形づくる環境がわかるスケール

という記事でも取り上げたのですが、

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① 世話をする人の情熱的、言語的な反応の仕方

子どもが声を出したときに、反応しないとか、単に動作を真似するという

レベルではなく、親愛を込めて、心のこもった言葉で応えているか。

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が、子どもの脳の発達に大きな影響を与えることが指摘されています。

 

「他人の話を聞かない」という子とお母さんの関わりを見ていると、

お母さんが子どもの話に相槌を打ったり、

うれしそうな表情で子どもが興味持っていることに共感を示したり、

子どもが始めた話で盛り上がったりする姿が少ないように見えることがよくあります。

 

その一方で、子どもの振舞いを心配そうに見つめたり、

「きちんと聞きなさい」と注意したり、

子どもが笑いながら話しかけるのに、さらっとした反応を返したり、

大人の説明に飽きて、半分腰を浮かしている子にくどくどと言って聞かせたりすることは

多いようです。

 

性格上、「情熱的」に相手の話を聞くのが苦手な方もいらっしゃるでしょうが、

幼い子にとって、親の自分に対する反応の質がいかに大切か、

どうか心に留めておいてくださいね。

 

↑ 大きな数を体感するための手作り教具です。

 

就学前に何を学習したらよいか  心的パターンを創造するよう うながすには? 続き

2018-09-17 09:35:12 | 算数

『よみがえれ思考力』から、子どもが心的パターンを創る過程を援助するための

ガイドラインの続きです。

 

本にある順序は変えてあります。

なぜかというと、親御さんの多くが、「パズルや市販されている教材」とか

「何度も繰り返し練習」いったお金で購入できるものや、

子どもに強いることができるものを目にすると、それに気を取られるあまり、

もっと重要で基本的なことを無視してしまいがちだからです。

 

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★ 自分で遊ぶ時間を子どもに与えること。子どもにつきまとう母親は、自分自身で

心的パターンを形成するという能力の成長を邪魔している。


★ パズルや市販されている教材が視覚のパターン化に役立つだろう。

寄せ木細工のブロックやドミノ、万華鏡もよいだろう。

「この絵はどこがおかしいんだろう?」といった質問は認知の技能を結びつける

ことになる。

                    (『よみがえれ思考力』からの引用)

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一方で、不必要に子どもにつきまといながら、

他方で必要とされる教具を用意しても、

自ら意欲的にさまざまなものを吸収していこうとする態度につながりません。

  

とはいえ、「つきまとうのがよくない」と字義通りに解釈して放任しすぎたり、

孤独を感じさせるほど一人遊びを強いたりするのも問題です。

子どもが、就学後の学習に核となるような心的パターンを形成するのを

援助するには、大人がちょうどよいバランス感覚を身につける必要があります。

 

 

            ↑ ポケモンチップで対戦中 

  

子どもが学習の基盤となる心的なパターンを形成していく上で、 

それを援助し高めるのも、邪魔して押さえつけるのも、 

身近にいる親の「感じ方」とのつながりを感じています。

  

春休み向けの算数クラブで、親御さんから、「他人の話を聞きません」

 「みんなが集まっているときに、一人だけ自分勝手に振舞っています」という

相談を受けることが何度かありました。

実際、算数をテーマにした遊びやクイズをするとき、子どもたちを呼び集めても、

席に着こうとしない子は何人かいます。

 

「これやってみたい子!作り方を教えて欲しい子はいる?」とたずねると、

「はい!」「はい!」と元気に手があがる中で、一人遊びに興じている子もいます。

 お母さんが何かたずねたり、教えたりしているときに、今にもその場を逃げ出し

そうな雰囲気で気もそぞろになって、話を聞いている子もいます。

 

わたしは、そうした姿があるから、即、集団活動が苦手で他人の話を聞くのが

 苦手な子だとは思いません。 

わたしなりに、「この子は気がかりな子」「あまり心配はいらない子」という 

判断の基準があるからです。

 

たとえば、こちらの目を見てよくニコニコ笑う子が照れたり、恥ずかしがったり、

少し我を張ったりして、ほかの子らと一緒にする活動に参加しなかったり、

こちらの話をきちんと聞かずにうろうろする場合、

あまり心配はいらないと思っています。

何度かレッスンに通ってもらえば、みんなでする活動を楽しむようになり、

 大人の話に集中して耳を傾けるようになるはずですから。

表情、目の合い方、暗黙の了解の理解度、遊び方、おしゃべりする内容、

親子の関わり方の様子などから、気になる子もいます。 

 

親御さんから、「他人の話を聞きません」

「みんなが集まっているときに、一人だけ自分勝手に振舞っています」という

相談を受けるとき、子どもの様子には何の心配も感じられないけれど、

その子を見守る親御さんの言動が気になる、ということは結構あります。


就学前に何を学習したらよいか  心的パターンを創造するよう うながすには? 

2018-09-16 20:55:50 | 算数

『よみがえれ思考力』の著者、ジェーン・ハーリーは、小中学校の教員、

読みと学習のスペシャリスト、大学教員、小学校校長などのキャリアを持つ、

国際的にも評価のある研究者です。

 

ジェーン・ハーリーは、子どもの学習について長年研究したのち、

パターンというものが知能にとっては鍵であると確信するようになったそうです。

情報をパターン化するということは、それまで発達している心的な留め金で

新しい情報を関連付け、まとめあげることです。

感覚レベルで入力された情報をまとめあげ、関係性を「見て取る」ことができる

子どもたちは、思考と考えをまとめあげるのに手間取りません。

 

わたしは虹色教室で自閉症の子たちと接することが多いのですが、

どの子も経験したことを意味へと落とし込めないために困っています。

学校での成績は抜群の一部のアスペルガー症候群の子らにしても、

経験から意味をつむぎだすのは、非常に苦手なようです。

 

ジェーン・ハーリーも、自閉症児のひきこもりや異常なこだわりは、

経験を意味のある形にまとめることができないことの障害から派生しており、

彼らは見たもの、聞いたもの、感じた物が混沌とした状態になっているのだと

多くの専門家が考えていることを指摘しています。

 

ジェーン・ハーリーによると、早期教育の弊害とは、

レベルの高い課題を、その脳の領域が発達する前にこなそうとすると、

低次の神経系を使ったり、自分で意味のパターンを創造するより、

言われたことをただ受け取るような「習慣」がつくことに原因があるようです。

 

就学前の子に何より大切なのは、

意味を探究し、自分で意味のパターンを創造するように援助することです。

 

虹色教室の活動でも、子どもが周りの世界を理解する方法を身につけること、

自ら心的パターンを創造していくよう助けることを一番大切にしています。

 

といっても、そうした言葉だけでは、具体的にどんな関わりをしたらいいのか

ピンとこないですよね。

『よみがえれ思考力』の中にも、ほかのさまざまな幼児の発達を研究する本の中にも、

ヒントやアドバイスが載ってはいますが、

実際にそれを実行するとなると、戸惑う方も多いのではないかと感じています。

 

そこで、教室で心的パターンを創造するために

どんな働きかけをしていて、子どもがどのように成長していったのか、

できるだけていねいに書いていこうと思っています。

 

 

 

幼児期の子どもが心的なパターンを創造していくには、どんな環境が必要なのか、

レッジョ・エミリアにしても、モンテッソーリにしても、

そのほかの幼児の認知の発達をていねいに研究している方々にしても、

さまざまな貴重な実践方法を提示しています。

 

そうした実践のひとつひとつに向き合ってみたら、どうだったのか。

上手くいかない場合、どのような工夫が必要だったのか。

 

自分の子らや虹色教室の子どもたちと過ごす中で発見したことを

順に整理していきたい、と目論んでいます。

 

とはいえ、あれもこれもと盛り込もうとすると、

読んでいる方々に混乱を与えてしまうでしょうから、

まず最初に、赤ちゃん期から青年期までの子どもに必要な働きかけと、

発達研究の成果をバランスよく伝えてくれる

『よみがえれ思考力(ジェーン・ハーリー著)』で取り上げられている

<就学前の子向けのガイドライン>をベースにして

教室で発見したことについて書いていこうと思います。

 

ここから下の赤い文字で書いている部分は、『よみがえれ思考力』からの引用です。

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★六歳以前の子どもの仕事は、周りの世界を理解する方法を学習することであり、

学習に関わる神経構造が関与しない意味のない教材を丸暗記させることでは

ないことに気をつける。


★心的パターンは感覚連合のネットワークの上に作られる。

感覚的な世界のパターンに注意を向かせるように子どもたちに仕向ける。たとえば、

「これはどんな味がする?」とか「それは何の形に似てる?」という問いかけをする。


★日常的な出来事の中で、子どもが関係や意味を理解できるように助けること。

たとえば、子どもがくどくど聞き続ける「なぜ」という質問は、

出来事のつながりをつけたいニードの表現法の一つである。

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上の3つのことは、幼児との関わりでとても大切なことですが、

親子関係でも園などの先生と子どもの間でも軽視されがちなことのように感じます。

幼児は、目で見ること、耳で聞くこと、手触りや匂い、味などに注意を向けて、

言葉で大人と共感しあう中で、感覚的な世界のパターンに気づいていきます。

 

幼児の暮らしが、「とにかく何かをしなくては」「できるようにならなくては」と

アウトプットをして周囲に評価されることを中心に回っていることはよくあります。

 

そんなふうに忙しくしていると、長い時間、何かを覗きこんでみたり、耳をすませたり、

砂や粘土の感触と戯れたり、匂いを嗅いだり味わったりしながら、大人とおしゃべりする

時間は、どれも無意味で無駄な時間のようにしか感じられないかもしれません。

でも、それは大きな間違いのようです。

 

幼児の心的パターンは、感覚連合のネットワークの上に築かれるのですから。

以前、こんな記事を書いたことがあります。具体的な方法を知りたい方は、

リンク先に飛んでくださいね。

 

★幼児が「よく考える」ようになるためのいくつかのステップ 1 <見る>

★幼児が「よく考える」ようになるためのいくつかのステップ 2 <見た後で>

★幼児が「よく考える」ようになるためのいくつかのステップ 3 <聞く>

★幼児が「よく考える」ようになるためのいくつかのステップ 4 <聞いた後で> 

★幼児が「よく考える」ようになるためのいくつかのステップ 5<感じる>

 

子どもが関係や意味を理解できるようになるために、子どもの体験するさまざまな

出来事をていねいに解説を添えたり、子どもが自分でやってみれるようにしたり、

子どもにもわかるレベルの間違った推理をして、「ちがうね~」と考えさせる機会を

作るようにしています。ちょっとした工作をするのも、役立ちます。

次のリンク先は、2歳6ヶ月の◆ちゃんのレッスンの様子です。

 

2歳6ヶ月の◆ちゃん 昼と夜が気になる

 

◆ちゃんの一つひとつの体験に、ゆったりていねいに付き合うことで、

◆ちゃんはさまざまなことに疑問を持ち、周囲の物事を関連づけ、

論理的に考えていく力を発展させていきました。この春、年中さんになりますが、

観察力、ゲームのルールや物語などの理解力、分析する力、言葉で表現する力、

エネルギッシュに物を作り出す力など、どれもしっかりと育っています。

 

 

これは、春休みの算数クラブに来た新年長さんたちの工作風景です。

ゴムで飛ばす鉄砲のようなものや弓矢のようなものを作って

得点ゲームを作っています。

ゴムが引っかからず、うまくいかないとき、「どうすればいいのかな?」と

一緒に作品を眺めていたら、

「そうだ、引っかけるところを作ればいいんだよ」と言いながら、

ハサミで逆三角形の切り込みを入れていました。

また、お友だちの作品と同じものを作ろうとして、

真似してストローを貼り付けたものの、実際、ゴムをかけてみると、

ゴムがストローと鉄砲の間に食い込んで飛びませんでした。

「どうしてだろう?」と、うまくいかない部分を観察していると、

「わかった、セロテープを真ん中らへんに貼ってるからだ。

だから、ゴムが入っちゃうんだ」とうれしそうに言っていました。

「こうよ」と教えるのではなく、「どうすればいいかな?」「どうしてだろう?」と

一緒に首をかしげながら、物をさまざまな視点から観察してみる体験は、

見る力の質的な変化をうながします。


年中さんたちの算数レッスンで  100ってどれくらい?

2018-09-13 21:41:45 | 算数

年中さんたちのレッスンで、『おうさまがかえってくるまで100びょうまえ』という本を

読んであげると大盛況でした。

この本、読んであげる年齢層によって

響くところがちがう本です。

 

小学1年生のグループでは、この本で、60秒をカウントする時、「後、40秒で、100秒でしょ?」と

残り時間をカウントしたり、「72秒が1分と12秒」と言ったりしていました。

寝ているけらいを起こしているシーンでは、「あーあ、10秒も無駄にしてしまった」とつぶやいていました。

 

年長さんたちは、カウントしている数の流れがよくわかっていて、「70秒の1秒前は69秒だった」

「80秒の2秒前は78秒だった」「100秒の半分は50秒」ということがわかっていました。

 

年中さんたちは夢中になっていっしょに100まで唱えていました。

そして、「100の半分ってどれくらいかな?」とたずねると、

「8くらいかな?」「うーん、12くらい?」ととんちんかんな答え。

「じゃあ、100ぴきのハムスターを、数えてみよう」とハムスターを

容器の中に入れていきました。

100は本当にいっぱいです。

100の半分もいっぱいありました。

 

 

くりあがりの学習をしています。7たす4をしています。4ひき増えるけど、

10のおうちに入る方の手を選んでね、というと、ちゃんと選べていました。

10と1になるので、11。

年中さんたち、「算数大好き大好き!」と大合唱してくれて、かわいい限りでした。

 

他の算数遊びをごらんになりたい方は、

http://nijiiroonline.moo.jp/senden/

のサンプルページをごらんください。

サンプルだけでも、十分遊んだり学んだりしていただけるように

たっぷり紹介しています。


「こういう風にしたい」をとことんやりつくした子の底力。

2018-09-08 17:33:36 | それぞれの子の個性と才能に寄りそう

 

年長のAくん、Bくんのレッスンの様子です。

Aくんは「こういう風にしたい」という思いが強い子です。そして、これまで「こういう風にしたい」

という思いを自分のできることの中で繰り返しやりつくしてきた子です。

最近のAくんの工作の様子を見て、そうした自分発の「こういう風にしたい」

をとことんやりつくした子の底力を感じます。

Aくんが2、3歳のころは、教室にある電車類をセロテープでつなぎたいという気持ちが強くて、

教室に来るたびに全ての電車をひっつけていました。

そうやってセロテープ1本を使いきるいきおいで貼りまくっていたおかげか、

テープ技ではしごを作るのなんてお手のものです。

 几帳面なAくんは、壁や床のあらゆるところに補強のスチレンボードの棒を

貼っていました。

 

一方、動きを作り出すのが大好きなBくんは、シーソーのような動きや面白い転がり方を

ずっと探求していました。

 


『幼稚園』10月号の付録

2018-09-07 20:08:17 | 通常レッスン

『幼稚園』10月号を購入しました。付録を組み立てると、このとおり。

かなり大きなサイズのガチャガチャのおもちゃができました。

レバーをひねるとカプセルが一つ出てきます。

シンプルだけどとてもよくできている作りで、

しくみの勉強になります。