年中のAくんと年長のBくん。
物静かだけれど芯が強くて独特の美的なセンスを持っています。
二人は今回初めて会ったのですが、たちまち意気投合していました。
AくんもBくんも、絵を描いたり物を作ったりするのが大好きです。
Aくんが好きなのは排水設備と算数タイム(毎回、算数タイムが終わる際に、
もっと長くやってほしいと必死に頼まれます。)、
Bくんが好きなのは、武士と恐竜と忍者とだんじり。
Aくんはどんな作品を作る時も、
模様を書き込んだり、カラフルな色を付けたりするのを怠りません。
Aくんの作品は誰にも真似できないような不思議な美しさがあります。
Aくんは最初、飛ぶ恐竜の脚を4本描いていました。
「翼のある生き物はこんな風に足が4本ついていないよ。
うちの鳥さんたちを見てみる?」とたずねると、AくんもBくんも「見たい、見たい」と
鳥かごの前に集まって、鳥の脚を確かめて、目を丸くしていました。
おそらくぼんやりとはわかっていたのでしょうけど、注意して見ていなかったようです。
すると、鳥を見ていたBくんが、慌てて恐竜図鑑のところに戻って、
飛ぶ恐竜の羽根についた前脚を指さして、「ここが(鳥と)ちがう」と言いました。
↑写真が見えにくくてごめんなさい。翼に指がついています。
興味のある方は「飛ぶ恐竜」で検索して画像を見てください。
爪の生え方が興味深いです。
AくんとBくんはそれぞれ翼に爪をつけていました。Aくんはつける位置を
間違えてしまったのですが、「このままでいい」と言っていました。
Aくんがかわいいふくろのラムネを少しだけ入れて持ってきました。
二人でおやつにしたあとで、袋で風を送る道具を作って、
舟を動かして遊びました。Bくんもカイロの袋で同様の道具を作りました。
算数タイム。
生き物や化石のリアルなフィギアを数えながら置いています。
めずらしい種類のサメのフィギアが人気でした。
15+1は?
20-1は?
といった問題を出しながらどんどん置いて、50まで。
それからいっきに、「50、49.48、47……3,2,1、0!」と
数えていきながらフィギアを片付けました。
カードの課題通りに積み木を積むゲーム。
カードには、難易度によって、1、2、3といった得点がついています。
それぞれ自分が取ったカードの得点を足して計算しています。