旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

玉作湯神社

2009年07月27日 | 旅 歴史
 島根県松江市玉湯町玉造にある玉作湯神社です。
 玉作湯神社は、奈良時代の「出雲国風土記」に「玉作湯社」と記され「延喜式神名帳」にも記載されている古社です。
 近世には「湯船大明神」「湯姫大明神」などとも呼ばれましたが、明治になって「玉作湯神社」となりました。
 祭神は玉作部の櫛明玉命(くしあかるたまのみこと)で、上代、出雲国造(くにのみやつこ)は朝廷に献上用の勾玉をここで作らせたそうです。
 神社境内は、全域が国指定史跡で、花仙山周辺では最古の玉作り遺跡です。古代ここで玉作りが行なわれ、境内には砥石類収蔵庫があり、国の重要文化財を含む勾玉や玉磨砥などが保管されています。


下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
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出雲玉作史跡公園

2009年07月27日 | 旅 歴史
 今日は島根県松江市玉湯町玉造にある出雲玉作史跡公園(イズモタマツクリシセキコウエン)をしょうかいします。
 出雲玉作史跡公園は玉造温泉街の東の丘陵地にある公園です。かつて玉造部の人々が住み、勾玉などを作ったと思われる玉造遺跡につくられています。
 園内には竪穴式住居や玉作りの工房跡が推定復元されているほか、発掘された実際の工房跡などがあります。

 出雲は「神々のふるさと」と呼ばれ、神話や古代遺跡が数多く残っています。玉造という名が示すように、古代、勾玉などの玉類の国内有数の生産地でした。
 「古事記」にはスサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した後、玉造の勾玉を天照大神に献上し、これが皇位継承のしるしである三種の神器の一つ「八尺瓊の勾玉」となった事が記されています。

 遺跡からの出土品は隣接の出雲玉作資料館に収蔵展示されています。
 
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