旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

田部美術館

2009年07月30日 | 旅 歴史
 島根県松江市北堀町にある田部美術館です。
 田部美術館は衆議院議員・島根新聞社社長・島根県知事を務めた田部長右衛門により財団法人として設立されました。入口は武家屋敷特有の「長屋門」になっています。
 山林王といわれた飯石郡吉田村の田部家25代にわたるコレクションの中から,特に茶道関係のもの厳選した美術館です。不昧流を起こした大名茶人の不昧の愛用した「秋埜」の銘のある青井戸茶碗なども所蔵しています。

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小泉八雲旧居・記念館

2009年07月30日 | 旅 歴史
 島根県松江市北堀町にある小泉八雲旧居・記念館です。
 小泉八雲が明治24年(1891)5月から熊本に転任する11月までの6か月間住んだ武家屋敷です。明治24年1月に松江の士族小泉湊の娘の小泉セツと結婚したばかりで、ここで新婚生活を送ったのでした。
 この家は松江藩士だった根岸小石の手によって明治元年(1868)に建てられました。息子の干夫がその当時の主で長男磐井は松江中学で八雲に教わっていました。
 磐井はその後、東京帝大でも教わることになりました。大正2年(1914)八雲が愛した旧居の保存の為に松江に帰り、一部改築されていた家を元通りに復元し、記念館設立などにも力を尽くしました。
 その後も根岸家の人々の手によって、八雲が住んでいたままの姿を変えることなく保存され現在に至っています。
 「耳なし芳一のはなし」「むじな」「ろくろ首」「雪女」など馴染み深い明治の文豪・小泉八雲はラフカディオ・ハーンという名前でした。軍医でイギリス軍少佐だったアイルランド人の父親とギリシャ人名士の娘であった母親との間に嘉永3年(1850)に生まれました。
 アメリカに渡って新聞記者などをしたのち、日本に来て、英語教師を務めながら、「知られざる日本の面影」「東の国より」などの随筆や文学作品を通じて日本文化の海外への紹介者の役割を果しました。明治29年(1896)日本に帰化し、明治37年(1904)狭心症で亡くなりました。54歳でした。

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普門院

2009年07月30日 | 旅 歴史
 今日は島根県松江市北田町にある普門院を紹介します。
 普門院は天台宗延暦寺の末寺で山号は松高山願栄寺、北田川べりにひっそりと建っています。ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)がお茶の手ほどきを受けたという茶席「観月庵」もあります。
 松江初代藩主の堀尾吉晴が安来の清水寺大宝坊から僧の賢清を招き、松江城鎮護の祈願所として開山したものです。
  賢清は、吉晴が無き太閤秀吉の為に西川津の市成に建てた豊国神社の当職として招いたものですが豊臣家滅亡の後、豊国神社が取り壊されたため、吉晴が賢清の為に普門院を建立したということです。
 普門院の前の小豆磨ぎ橋で謡曲かきつばたを歌うと亡霊が怒って悪さをするという伝説があります。ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の「神々の国の首都」でも紹介されています。

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