旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

建勲神社

2009年10月06日 | 旅 歴史
 京都市北区紫野北舟岡町にある建勲神社です。
 建勲神社は通称けんくんさんで親しまれています。御祭神は織田信長公です。船岡山に鎮座されている神社です。明治2年(1869)明治天皇により創建されました。
 信長公18功臣画像は拝殿に掲げられています。舟岡山頂に鎮座し、東山三十六峰や京都市街の眺望は絶景です。桜もきれいに咲いていましたが花見客はほとんどいませんでした。
 豊臣秀吉は大山崎にて明知光秀を打ち主君の無念を晴らしました。そして大徳寺にて七日間の盛大な法要をしたそうです。秀吉は正親町天皇の勅許を受け船岡山を信長の廟所と定めました。
 信長の他に信忠も祀っています。永禄11年(1568)の信長上洛の日にちなんで、10月19日に舟岡祭が催されます。


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平野大社

2009年10月06日 | 旅 歴史
 今日は京都市北区平野宮本町にある平野大社を紹介します。
 桓武天皇が和気清麻呂の助言で平安遷都した794年に大和国から移され創られた由緒正しき社です。境内には約60種500本もの桜が咲き乱れます。珍種の桜も多いそうです。
 鳥居を通れば猿田彦社 稲荷社が赤い鳥居で建つ 舞殿が正面に次に拝殿があります。本殿は「平野造り」といって、2殿ごとに結合した特殊な造りで重要文化財に指定されています。
 第一殿に祀られている今木神(いまきのかみ)は桓武天皇の生母で百済系の高野新笠(たかののにいがさ)の粗神で大和国高市郡今木神を延暦3年(784)長岡遷都のときに移し、次いで平安遷都後ここに移したそうです。
 皇室の尊敬あつく土地も寄進されましたが、中世は衰微し、江戸時代に幕府は75間四方の土地を与えた記録が残っているそうです。今は桜の名所で嵐山、円山公園、御室などと名前が出るところです。
 平野神社は高校駅伝、都道府県女子駅伝の1区中継所でもおなじみの所です。4月2日には例祭の平野祭があり、 4月10日には花山車の行列も出る桜花祭があります。これは花山天皇が寛和元年(985)に行った祭礼が起源とのことです。



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