フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月25日(金) 雨のち曇り

2006-08-26 00:03:44 | Weblog
  朝、強い雨の音で目が覚める。このところ晴れと曇りと雨が一日の中に混在する不安定な天気が続いている。昨夜は寝たのが遅かったので、トイレから戻ってもう一度、昼近くまで眠る。朝食兼昼食はウインナーソーセージとキャベツの炒め、鰹の角煮、大根の味噌汁、御飯。新聞やTVで冥王星が惑星を降格になったというニュースを盛んに報じている。冥王星が惑星でなくなることの影響を訊かれた占星術師が、「天文学と占星術では惑星の定義が違うから…。占星術では太陽も月も惑星なのです」と答えているのに驚いた。そうか、これまで気にとめたこともなかったが、占星術っていうのは天動説の立場に立っているわけだ。考えてみれば、占星術はコペルニクス以前から存在しているわけだから、当然と言えば当然か。でも、近代版というか、地動説的占星術っているのは存在しないのだろうか?
  ルノアールに出かけていって、清水幾太郎が『中央公論』1970年3月号に書いた「見落とされた変数-一九七〇年代について」を読む。傍線を何カ所も引き、余白にもたくさん書き込みをした。刺激的な論文だった。ところで蒲田にはルノアールは2店あって、パリオ(東口駅ビル)4階に入っている小さなルノアール(64席)と、西口のグランタウンビル2階の大きなルノアール(147席)である。以前から気になっていたのだが、ブレンドコーヒーの値段が小さなルノアールは440円なのに対して、大きなルノアールは480円である。チェーン店なのに店によってブレンドコーヒーの値段が違うのはなぜなのだろうか。いつかレジで尋ねてみようと思いつつ、今日も訊けなかった。ちなみに今日のルノアールは480円の方である。
  西口駅前広場で「こころね」という2人組のミュージシャンが路上ライブをやっていた。先日(22日)もここでライブをやっていて、その日のフィールドノートにアップした写真にその模様が写っている。きれいなメロディー、素朴な歌詞、ピュアーな高音…、素人っぽいがいい歌だと思った。その日は、帰宅してから、即売していたCDを購入すればよかったなといささか後悔したので、今日はその『ウタギタ』というCDを2000円で購入した。帰宅してさっそくCDをかけてみたが、ライブで聴いたときの方がよかった。たぶんこれは一般的に言えることで、音楽はライブで聴くのが一番なのだろう。一期一会というやつなのだ。

          
           こころね。SHO(左)とATSUYOSHI(右)