フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月11日(火) 晴れ

2023-04-12 13:56:34 | Weblog

7時45分、起床。

69歳になった。とはいっても浦島太郎のように一瞬にしてそうなったわけではなく、昨日まで68歳だったので、見た目は何も違わない。気分的には60代最後の年ということで、多少の感慨はある。若い頃は自分はもっと早く死ぬだろうと思っていた。それは早く死ぬことの恐れの裏返しではなかったかと思う。来年は70歳である。せっかく69歳まで生きたのだから、もう1年は生きて、70代という地平に立ってみたい気持ちはある。その後は・・・何歳まで行きたいという目標のようなものはない。あえていえば、父が81歳まで生きたので(清水幾太郎もそうだった)、そこまで生きられたら十分のような気がしている。

チーズトースト、、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食(途中でおかずが物足りないことに気づき、ソーセージを3本追加した)。

本日の『らんまん』。成長に伴って子役が替わったのは万太郎だけでない。万太郎の姉の綾も、番頭の息子で万太郎の世話役の竹雄の子役も替わった。綾の利発さ、竹雄の一途さはちゃんと引き継がれている。子役時代は今週いっぱいかな。

昨日のブログを書いてアップする。

2時頃、昼食を食べに「吉岡家」へ行く。いい天気だ。

稲庭うどんを注文する。

サイドメニューから蛸の唐揚げ。

2時に旧「スリック」(併設のギャラリー)に誕生日のプチシフォンケーキを受け取りに行く。以前は誕生日シフォンは大きなホールのみ受け付けていたが、いまは小さなサイズのホールも受注している。

踏切を渡ろうとした直前に警報音が鳴り始めた。早足で渡る。もう少し歳をとったら、自重すべきだろう。

御成橋通りを行く。店の数は減っているとはいえ、昔からの商店街という雰囲気が残っているのは、きれいに並んでいる街灯のせいもあるだろう。

約束の時間より15分ほど早く着いたので、「リトルミトン」に顔を出す。

テラス席でアイスレモネードを飲む。テーブルの上のランタンを夕暮れに灯すといい雰囲気になるのはインスタの写真で知っているが、だんだん日が長くなってきているから、その時間帯は6時から7時(閉店)の頃と限られてきている。夏になったら出番がなくなるのかな。あるいは仕事終わりの方たちにも客層を広げて、営業時間を8時くらいまで延ばすというのもありかもしれない。

カフェ仲間のトモミさんが下のお子さんを連れてやってきた。やぁ、お久しぶりですね。

美咲ちゃんは1歳3カ月になっていた。智美さんは中学の先生をされているが、来年の春まで産休を続けることにしたそうである。

「リトルミトン」の玄関脇には小さなお子さんのための木馬が置いてある。

2時になったので、ギャラリーの方に顔を出す。注文しておいたプチシフォンケーキ(2個)と誕生祝いの花束をいただいた。でも、これでは赤字では?「誕生祝いのケーキにもれなく花束が付いてくるわけではありせん(笑)」とマダム。それはかたじけない。ありがとうございます。お礼にマダムの髪がちょっと跳ねているところ、隠しておきますね(笑)。

われわれの写真を撮って下さったのは、金継職人の深澤朋美さん。今度、このマンションに仕事場を借りることになったそうで、マダムと打ち合わせの最中だった。お店の名前は「継ぐ暮らしD.R.O.P.work」と決まったそうである。自宅とは別に仕事場を持つというのはなかなかのことである。「自宅で仕事をしていると日常との境目が難しくて。ここで頑張って仕事をしようと思います」と深澤さんは言った。

帰宅して妻とティータイム。妻はこのためにジムの後のランチを軽めに済ませている。

チョコレートと瀬戸内レモン、どちらも美味しそうである。

半分こにして両方味わうことにした。美味しかった。ペロリと食べてしまった。

今日、金継の話を聞いて、昨年秋の松本旅行のときに「グレインノート」で買って東京に戻る前に割ってしまった田中一光さんのご飯茶碗のことを思い出した。色合いは今度の松本旅行で購入したコーヒーカップと同じものである。

大きな3片と小さな3片に割れたが、足りない部分はない。接着剤で付ければ修復はできそうであるが、踏み切れないでそのままにしてあった。

試しに写真をマダムに送って深澤さんに見積もりをしてもらった。

茶碗の直径と高さが知りたいというので図に描いて送った。

ほどなくして見積もりが届いた。使う素材(金・銀・真鍮・漆)によって違うが、1万2千円から1万4千円ほどで、預かり期間は6か月から8カ月とのこと。

けっこう費用も時間もかかるんだ。元々の作品の購入金額は4千円ほどだったので、その3倍になる。ならば次に松本にいったときに(人気の作家さんの作品なのであるとは限らないが)新品を購入した方がよいとも思うが、その一方で、金継というのはたんなる修復ではなく、新しい作品の創造という面もあり、あの藍色にはきっと金の色が合うだろうと考えたりもする。田中一光の作品を使って世界に一つだけの(元々一点ものではあるのだが)個性的なごはん茶碗が出来上がるというのも素敵ではないか。

預かり期間が長いのは、注文の順番待ちということではなく、先ず器の割れを接着、欠けを埋めてから、2~3週間そのままおいてしっかり乾燥させ、次に修復箇所をきれいに整え漆を何度も塗り重ねた後、最後に仕上げとして金などの粉を蒔き磨いて完成となる。平均で3~4カ月の工程だが、漆がしっかり定着したのを確認するためにもう1ヵ月いただいているとのこと。今回の場合は破損が激しいため(ですよね)、6~8カ月の見込みとのことだった。なるほどね。丹念な、根気のいる作業なんですね。

「確かにあの器には金はとても素敵に映えそうですね。でも、お値段も時間もかかってしまいますので、どうぞじっくりご検討下さいませ」とのことだった。

午後6時、夕暮れである。

カラスはねぐらに戻るところだろう。

野良猫は、食べ物をもとめてか、うろうろしている。いや、御贔屓の御宅があるのだろう。町猫はそうじゃないと生きていくのは大変だ。

今夜がすき焼きだ。私の誕生日と12月30日はすき焼きというのが我が家の習慣である。用意したのはグラム1400円ほどの肉500グラムである。

いい肉である。

美味い。

惜しげもなく投入する。

すき焼きは肉だけ食べるわけではないから、250グラムも食べれば十分である(妻は150グラムくらいかな)。ご馳走様でした。お腹いっぱいでデザートにケーキを食べても美味しく味わえないだろうと、昼間のティータイムに食べておいて正解だった。残った肉は明日食べよう。

食事をしながら『おとなりに銀河』(録画)と『鶴瓶の家族に乾杯』(録画)を観る。ぼちぼち春ドラマが始まるな。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。