フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月22日(土) 曇り

2023-04-23 13:12:54 | Weblog

8時半、起床。

ロールパン、ハム&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。ロールパンは食パンよりも高さがある。トースターの電熱線に近い。気を付けてはいて上の方が焦げてしまう。

食事をしながら『ドキュメント72時間』(再放送)を観る。岡山県備前市にある24時間営業のドライブイン「大阪屋」が今回の舞台。長距離トラックの運転手が多く立ち寄る。トラック運転手たちの語りもよかったが、彼らが食べている食事もおいしそうだった。ホルモンうどん、スタミナ定食、八宝菜・・・私は車を運転しないが、近所にあったら絶対に食べに行きたい。

玄関前の薔薇が咲き始めた。

昨日のブログを書く。ほぼ書き上げたところで消えてしまった。ナンタルチア!

11時半に蒲田駅で卒業生のレイナさん(論系ゼミ8期生)と待ち合わせ、「リトルミトン」へ行く。この時間であれば土曜日でも座れないということはない。テラス席も空いていたが、昨日が暑かったせいか、今日は涼しく感じるので、店内のテーブル席を選ぶ。

彼女は一月ほど前に西葛西の実家を離れて、武蔵小杉の近辺で暮らし始めた。新生活の様子を聞く。

私はキッシュとサラダとアメリカンコーヒー。

デザートはヘーゼルナッツのチョコレートのマフィン(写真を撮り忘れたので、別の日に撮った写真で代用)

レイナさんはソーセージパイとサラダと紅茶。

デザートはニューヨークチーズケーキ。(この写真は彼女が自分のカメラで撮った)

スタートからガッツリ食べないで、縁日の露店を食べ歩くようにカフェ巡りをするというのが最近の流儀である。

「リトルミトン」には1時間ほど滞在した。

二軒目のカフェは池上の「ハナコーヒー」。

土曜日のこの時間(1時半ごろ)にしては空いている。

私は玉子サンドのセット(紅茶とミニ台湾カステラ)。玉子サンドは二人で食べる。

レイナさんはフローズン台湾カステラのアイスサンドとコーヒー。

彼女はインドに本社のあるIT企業に勤めている。就職6年目に入るが、プロジェクトのチームリーダーを任されるなど、頑張っているようだ。先日も就活学生向けの広報番組に出演して、あれこれ語ったそうである。

「ハナコーヒー」には2時間近く滞在した。最初、空いていた店内もわれわれが出る頃には客でいっぱいになっていた。

本門寺参道の霊山橋の近くに「ブックスタディオ」がある。レイナさんが案内看板に気づいた。

「並んでいるのでしょうか?」とレイナさんが言った。いいえ、店の前のスペースも店の一部さんです。

ここはラックのボックスの一つ一つの個人本屋さんなんです。店番はその本屋さんが輪番制でやっているのです。

昭和30年代の大田区の街の写真集を手に取るレイナさん。私が写真の解説役を務める。私は昭和29年に蒲田に生まれたので、その時代は私の子ども時代と重なっている。

小寺の一つ、中道院。ここは早咲きの白梅が有名だが、境内には季節の折々の草花が咲いている。

紫のこの花は・・・

スマホで写真にとって画像検索をしたら「紫蘭」と判定された。白い花もあったが、それは「白紫蘭」というそうだ。それってちょっと無理のあるネーミングではないだろうか(笑)。

彼女はカメラ(オリンパスペン)を今日は持ってきている。

こちらの花は「勿忘草」である。「わすれなぐさ」という言葉が美しい。慎ましいたたずまいの花にピッタリだ。

本門寺の階段を登る。

仁王門をくぐると、大きな柱が立っている。千部会法要が行われるのだ。千部会法要とは、立教開宗を記念して法華経全巻を読誦する報恩法要のことである。4月27日から3日間行われる。

大堂の扉が一部だけ空いている。今日は涼しいので風が入って来ないようにするためかと思ったが、閉門の時間(午後5時)まであと1時間ほどになっているからのようである。「ハナコーヒー」に長居しすぎたかもしれない。

今日の本門寺公園にはずいぶん子ども多いなと思ったら、バーベキュー広場にたくさん人がいた。そのグループの子どもたちなのだろう。

本門寺公園は山の斜面にあるので、立体的というか、歩いていて風景が変化するのがいい。

こども広場のベンチで。

その子ども広場にいた女の子にレイナさんが突然「〇〇ちゃん?」と話しかけたのでびっくりした。彼女のいとこ(お母様の妹の子ども)で、一家で公園に遊びに来ていたのだ。西馬込にお住まいとのことで、ときどきここにはいらしゃるそうだ。私のことは「大学時代の先生」と紹介された。レイナさんが「大学時代の先生」と時々カフェ巡りをしていることを叔母様はご存じなので、笑顔で挨拶される。

そのとき叔母様が撮って下さったわれわらの写真。ありがとうございます。それにしても世間は狭いですね(笑)。

レイナさんのポートレイトを何枚か載せておきましょう。

レイナさんが着ているスプリングコートは叔母様からいただいたものだそうである。

コートを脱いでもらって、新緑の中、軽やかな感じで。

子ども広場の横の弁天池の噴水を背景に。

時刻は4時半になっていた。最後のカフェに行きましょう。

本門寺のそばの古民家カフェ「蓮月」に行く。お昼前後は行列ができていたりする人気店だが、この時間だと空いている。

以前は蕎麦屋「蓮月庵」であった。

入口横の土間部分の席が空いていた。私が一番お気に入りの席である。隅の席なので、横を他の客が通ることはなく、落ちついた空間になっている。

窓辺に並べられた小物も面白い。

二人ともホットレモンを注文する。

1時間ほど滞在し、あれこれおしゃべりをした。今日はいつにもましてたくさんおしゃべりした気がする。

彼女とは蒲田駅の改札で別れた。また会いましょう。

今日は一日薄曇りの天気だった。

ただいま、チャイ。玄関を上がる前にチャイを抱っこして近所を散歩する。

お隣のNさんが「チャイちゃ~ん!」と出て来られる。ちょっと抱っこしてもらう。チャイは喜ぶでも嫌がるでもなく、これもご近所づきあいだと心得ているようである(笑)。

『福山雅治 福のラジオ』を聴きながら、昨日のブログを書いてアップする。

夕食は焼鰺、玉子とベーコンとチンゲン菜の炒め、ゴボウの鶏肉巻き、茄子の味噌汁、ごはん。

食事をしながら『unknown』の初回(録画)を観る。高畑充希が吸血鬼一族の娘で田中圭が警察官というのは『ルパンの娘』と設定が酷似している。ただ、今回は、田中圭の方も深刻な秘密を抱えているようで(具体的に何かは今日は明らかにされなかったが人が死んでいる)、そこが大きく違う。

レイナさんからいただいた焼き菓子を食べる。

パイナップルの入ったやつを食べる。

今日撮った写真の整理をする。

本日提出されたレビューシートのチェック。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

寝る前の30分ほど『街とその不確かな壁』(43章と44章)を読む。

1時半、就寝。