フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月19日(金) 曇り

2019-04-20 11:10:25 | Weblog

9時、起床。

パン、トースト、牛乳、紅茶の朝食。

昼前に家を出て、大学へ。

研究室にニューヨークからかわいい少女がやってきた。ジュリちゃんだ。 

卒業生のアマネさん(一文、社会学専修)の娘さんである。昨年は2月、一昨年は12月にやってきた。時期はいろいろだが、年に一度、フランス人の旦那さんとアマネさんの実家に帰って来るのだ。ジュリちゃんは9歳になった。

 四国旅行に行って来たそうで、どこを訪れたのと聞いたら、ミシュランガイドを片手に4県全部を車で回ったそうだが、四国があんなに山国だとは知らなかったという(大歩危小歩危の渓谷)。そして四万十川はやっぱりきれいだったそうだ。

昼食を食べに出る。ハナミズキが満開だ。

「たかはし」、いつもここに来る。 

和食の定食がいいのだという。それはわかります。 

アマネさんはいつも魚料理を注文する。今日は甘塩紅鮭。 

最近はカズオ・イシグロの小説にはまっているそうだ。たゆたうような文体に魅了されるという。彼女は彼の小説を原書(英語)で読んでいるのだが、それで文体の魅力を味わえるというのははたいした語学力である。ちなみに村上春樹については、エッセーには魅了されるが、小説はなんどか試みたがのめり込めなかったそうだ。

ジュリちゃんはいつも玉子焼き定食を注文する。 

彼女はメモ用紙をポーチに入れていて、ちょっとした時間にそこに絵を描いている。実在する友だちや空想の世界の中の住人を描いたりしている。現実と空想の世界の境界線はあいまいなようである。いや、その全体が彼女にとっては現実であり、われわれが考える「現実」は現実の一部に過ぎないのである。

私は豚肉生姜焼き定食。 

お店の方も年に一度やってくる二人のことは覚えている。 アマネさんが奥さんとおしゃべりをしているところをパチリ。

  デザートは「カフェゴト―」で。これもいつものコースである。私は洋梨のタルトとアイスアップルティー、アマネさんはチーズケーキとアイスティー、ジュリちゃんはチョコレートタルト。

以前はよく「変顔」を見せてくれたものだが、それは影を潜めるようになった。 

片鱗は少し残っているみたいだ。(笑)。

このあと2人は原宿に買い物に。お目当てはかわいいソックスだそうだ。

残り少ない日本での日々を満喫してください。また来年いらっしゃい。

5限・6限はゼミ。今日は4年生のゼミ論テーマの発表(昨年秋に行ったライフストーリーインタビューのデータをふまえながら)。

休み時間のスイーツは4年生のYさんが用意してくれた。 

ミルフィーユ状のウェハースにクリームがサンドしてあるお菓子。 

終了時に集合写真を撮る。 

GW明けのテキスト 講読や合宿の相談があるので3年生にはちょっと残ってもらう。昨年から導入した春学期の3年生合宿は7月7日(日)8日(月)の一泊二日で行うことに決まる。

夕食は蒲田に着いてから「そば新」で軽めにとる。 

 うどんにコロッケとチクワ天をトッピング。

「蒲田屋」のあった場所には建物を解体した後の残土がまんじゅう墓のようになっている。

2時、就寝。


4月18日(木) 晴れ

2019-04-19 11:13:50 | Weblog

8時、起床。

近所のコンビニ朝食用のパンを買いに行く。昨日から始まった「蒲田屋」のあった建物の解体工事はあっけないほど一挙に進んでいる。

 パン、サラダ(+ウィンナー)、牛乳、紅茶の朝食。 

今日の『なつぞら』。ここまでなつの味方、よき理解者であった泰樹(草刈正雄)が農協との確執から時代遅れの頑固者となり、なつと対立する存在になってしまった。あるいは泰樹の側から見れば、いい子だったなつが反抗期(思春期=発情期!)に入ったということである。子どもが大人になって行く過程で、親への反抗は必然的に通る道だが、親のいないなつにとっては、泰樹との対立がその機能的等価物なのである。そしてそれは予定されていた進路(酪農)の変更の一要因となるのだろう。つまりドラマ的にも必要な出来事なのである。

昼前に家を出て、大学へ。専門学校の桜並木は新緑の並木へと変貌した。

3限は大学院の演習。今日からの3回は毎回2名ずつ自己紹介的に自分の研究テーマについて発表してもらう。今日はマスター2年のY君とマスター1年のLさん。

演習を終えてから「メルシー」に昼食を食べに行く。 

安定の味、チャーシューメン(630円)。 

戻ってくる途中でお八つの鯛焼きを買い、研究室で食べる。

卒業生のケンゾー君(論系ゼミ2期生)からLINEのメッセージが届く。昨日、お子さんが生まれたそうだ。メッセージの冒頭「お疲れ様です」と書いているのが何だか可笑しい。「お疲れ様」なのはあなたの奥さんでしょ(笑)。無事ご出産おめでどうございます。お子さんが生まれて家族の物語は新しいステージに移行しますね。「夫」+「父親」。役割が増えるわけで、夫婦関係が「産後クライシス」に陥らないために、狩野さやか『2人は同時に親になる』(猿江商会) を読むことをお勧めます。しっかりね。

5限は講義「日常生活の社会学」。 

今日は卒業生が仕事終わりに研究室を訪ねて来る・・・というのは私の勘違いで、約束したのは来週だった。妻には夕食は食べて帰ると言ってしまっている。

日曜日の句会の予約の確認がてら「カフェゴト―」に寄る。

 ショーケースには大好物のタルトタタンがあったので(焼く回数を前より増やしているそうだ)、注文する。これで夕食は軽めなものになることが決定。

紅茶はアップルティー。「まやんち」や「スリック」などの紅茶専門店では、ポットのお茶を頼んだ場合は、最初の一杯はお店の方がカップに注いでくれるが、一般のカフェでは客が自分でカップに注ぐ(ことがほとんど)。ここももちろんそうなのだが、前者に馴れている私は、「あっ、ここはセルフサービスなんだ」と、一拍遅れて気づく。他のパターンとしては砂時計がテーブルの上に置かれて、砂が全部落ちたら注いで下さいというのもある。あるいはもっと大雑把に「お好みのタイミングで」と言われることもある。

 結局、夕食は、蒲田に着いてから、「ちよだ鮨」で握りをテイクアウトして、家で食べることにした。 

 明日も授業はあるが、授業としては木曜日がピーク(準備や疲労が)、木曜日の夜はちょっと早めの週末気分。

2時、就寝。


4月17日(水) 晴れ

2019-04-18 11:18:03 | Weblog

8時、起床。

寝坊したわけではないのだが、朝起きて一仕事していたら朝食をとりそこなった。

9時半に家を出て大学へ。

「蒲田屋」の入っていた建物の解体工事が始まった。

区長・区議会議員の選挙運動が佳境を迎えている。 

早稲田の駅を出て、コンビニで昼食用のおにぎりなどを買う。ここには吉野家も入っているのだが、新メニューの「一汁三菜朝膳」の看板が目を引く。ご飯とみそ汁におかず3品ということで、具体的には、メインがハム&エッグ、副菜がサラダと納豆(362円)あるいは牛小鉢(452円)である。 

10時半から大学院の社会学コース会議。

昼食はおにぎり2個(鮭と梅)とミニワンタン。久しぶりのラインアップである。 

2時から教授会。議題が盛りだくさんで6時までかかった。

めったに発言はしないのだが、今日は最後の方で「学生引率費」の件で一言発言した。学生引率費というのはゼミや演習の合宿で教員が学生を引率する場合にかかる費用を大学が支給するものである。具体的には、交通費、宿泊費、日当(食事代相当)である。年間「5泊6日」までの範囲で支給されるのだが、私が常々「おかしい」と感じているのは、実際には5連泊の合宿などはまずなく、2泊3日とか1泊2日の合宿がほとんである。「5泊6日」と言うのはトータルな数字なので、たとえば2泊3日の合宿を2回、1泊2日の合宿を1回やったとすると、交通費は3回分、宿泊費は5泊分ちゃんと支給される。ところが日当は8日分ではなく(5連泊を想定した)6日分しか支給されないのである。残りの2日分は文字通り「手弁当」なるのである。これは「おかしい」と私は思うのである。学生引率はボランタリーでやっているわけでなく、教員としての仕事の一部である。もし合宿中になにか何か起きたら教員はその責任を問われる。また大学も事故等があった場合に備えて引率期間中の団体保険に加入する。こういうちゃんとした校務としてやっている仕事に対して「手弁当」というのは理屈が合わないと思う。金額としては日当は大した金額ではない(引率の回数を増やすことで大きく増えるのは交通費である)。「だから手弁当でやってね」ではなく、「だからきちんと支給します」であるべきなのだ。金額の問題ではなく、学生引率という責任ある仕事に対する考え方の問題なのである。

教授会の後、社会学コースの新任の池田先生の歓迎会が高田馬場の「新屋敷」という割烹料理店で開かれた。

10時、帰宅。

冷蔵庫から牛乳を取り出して飲む。「十勝牛乳」だ。『なつぞら』だ。 

 ところで我が家では生協から一週間に1000ccのパックを1本と500ccのパックを購入しているのだが、不思議なことに(今日気づいたのだが)、1000ccと500ccでのパックでは牛乳の製造元が違うのだ。500ccは松本で作られている。

 そんなことを考えながら、今朝時間がなくて観ていなかった本日の『なつぞら』を録画で観る。

今日が締め切りの今度の日曜日の句会の投句(3句)をする。

1時半、就寝。


4月16日(火) 晴れ

2019-04-17 21:02:05 | Weblog

9時、起床。

パン、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

お昼に家を出て、大学へ。  

昼食は「ミルクホール」で購入したカレーパン(左)とあんドーナツ(右)とコーヒー。 

3限は院生の研究指導。1時からドクターのS君、2時からドクターのOさん。

4限は空き時間。

5限は演習「現代人と社交」。 

講義終え校舎の上の春の月 たかじ 

スロープを降りているときにスマホの防災速報が鳴る。阿蘇山が噴火したとのこと。 

まだニュースは見ていないが、今日はパリではノートダム寺院で火災が起こったという。 

夕食は麻婆茄子(唐辛子入り)、 

サラダ、キクラゲの佃煮、味噌汁、ご飯。 

ご飯のお替わりをして、明太子でお茶漬け。 

2時半、就寝。


4月15日(月) 晴れ

2019-04-17 18:10:24 | Weblog

8時、起床。

トースト(バター&コンフィチュール)、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

玄関わきの花棚が花盛りだ。 

昼食は「マーボ屋」に食べに行く。 家との境のところで料理人の加藤さんが何か見ていたので、何をされているのですかと尋ねたら、新しいエアコンの室外機の設置場所を考えているところとのこと。去年、エアコン一台だけではどうしようもなく暑かったので(厨房の熱が室内にこもってしまうのだそうだ)、今年はもう一台増設するそうだ。

 

「マーボ屋」にはランチメニューがあるが、通常のメニューからも注文ができる。今日は「今月のおすすめ」から春キャベツとエビ、アサリのあんかけ焼きそばを注文。

 

朝はパン、昼は麺、夜はご飯というのが私の食生活の原則である。このうち朝のパンと夜のご飯はほぼそのとおりだが、昼の麺はご飯になったり、パンになったりすることもある。今日は原則通りの一日になりそうだ。 

あんかけ焼きそばには癒し感がある。 

爽やかな天気だ。散歩日和だが、週末に卒業生とのカフェ巡りが続いたので、今日はやらなくてはならないことがたまっている。「マーボ屋」から直帰する。

陽が長くなった今日この頃を表す「遅日」という季語がある。でも、日が暮れるのは遅くなっても、夕食の時間に変わりはない。

夕食はとろろ汁、アスパラのベーコン巻き、焼き鳥、味噌汁、ご飯。

 

 

 普段はしないご飯のお替わりをして、とろろ飯。

2時半、就寝。