ポロ・オーナーにとりましてはアニキ分のゴルフは目の上のたんこぶ(いたそ)です(爆)。ニッポンではそれほど意識することわないですが、欧州の階級社会が生んだ産物ですから、folks(民の)wagen(乗り物)だなどと名乗ってはいても、この2車のあいだにはけして超えてはならない壁が歴然と存在するのでございます。
というわけで今日はAさんのお使いで、岐阜のトクイチオートへとゴルフ5、GT-FSIで出向いてまいりますた。日本列島のほぼすべてが高気圧にすっぽり覆われる、という絶好の好天だ、との天気予報を聞いて単調な高速道路よりも、イパーン道をのんびりいってみよう、と考えてR19沿いの所謂木曽路をたどります。
ゴル5のデカさは実は乗り味に効いています!どっしりと重厚なんですが、絶妙のシフトスケジュールとよく動く4輪の動き、さらにボトムエンドから湧き出る非常にキモチイェ~トルクに助けられて、ちょいとした移動でも心地よさを感じられる仕立てとなっています。ゴル6は5に遮音材を詰め込んでさらに静けさを増しただけのものですから同傾向でしょう、きっと(爆)。
個人的には1→2あたりのつながりのよさとタイアのころがる感じが非常に気持ちよく、発進の瞬間から、「オイ、アンタポロに乗ってるんだってな・・・どうだい?モノが違うだろ~。くやしかったらあと100万だしな。」といわれているようなイヤ~な気持ちになります(爆)。もちろんゴル4のときからこの歴然とした違いは演出されていましたが、5になってからは4の重厚さにヒラヒラ感が加わって、GTIみたいなスポーティさすら醸すようになってる!!
ううむ、クヤシ~。乗らなきゃ良かった~、と乗るたびに考えさせられるゴル5(爆)。ちなみに現行TTと初代TTにもこのゴル4と5のテイストの違いはきっちり反映されていますね~。
普段使いの道具としてこれ以上のちょうどよさははっきりいって少ないと思われます。テールレンズのかっこよさでは6よりも5でしょうし、GTIのドロボーマスク(爆)もなくなってみるとあれはあれで、となります。ううむ、名車といってよいでしょう>ゴル5