黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

お正月は鮒寿司で。記述式は、勢いよくゴリ押しで…???

2024-12-27 17:59:06 | Weblog

あちこちの教室を巡回して、オリジナル版テキストの記述式のページをやっています。
記述式問題への取り組み方を伝える伝道師。フランシスコ・キヨエルと呼んでください。
これまでにマスターしていて、スイスイと書く生徒がいます。頼もしい。
  えらいこっちゃー。
困り果てる生徒も。
これしかない。そういう基礎基本の問題、「また、それですか。もう何回も聞かれていますよね」というオーソドックスな問題でも、意外に苦労しています。
そこを頑張って、記述式の問題の料理方法をマスターしてください。
私、滋賀県スタイルの練習用紙を500枚、膳所の印刷室で印刷して、持ち運んでいますよ。
記入欄が用紙1枚に3問。すると…。
はい、頑張りましょう。

【年末のショッピング情報】
ややっ!
道の駅で春菊を買った時に、フナ寿司を発見。農産物だけじゃなくて、水産物もあるのですね。すばらしい。
フナ寿司は滋賀県の郷土料理のチャンピオン。その強烈な個性は全国に鳴り響くという、発酵食品の王者であります。
大学生の頃に、はるばる滋賀県から来ていた膳所高出身の先輩が持ってきてくれて、
「これはフナ寿司といって、滋賀県の伝統的な食べ物。腐っている、と思うかもしれないけど、腐っていないから、食べてみて」
とのこと。
で、いや、しかし、そんなものは知らなかった私たち後輩一同(岡山県、山口県、島根県、愛媛県など西の方ばっかり)は
「そうは言われたけど、これはいくらなんでも…腐っとるよなあ」
という結論に。
先輩のお気持ちだけありがたくいただいて、そっと静かに…。
後から先輩には
  食べました。
  美味しかったです。
  ありがとうございました。
そういうことで、本当は鮒寿司はパスしたのでした。先輩、ごめんなさい。
私は、まあ「あれは絶対に無理!」と食べないというわけじゃないですが、特に大好物でもないです。
ところが、but!
滋賀県生まれの家族は「フナ寿司、大好きー♪」なのです。
うむ。ハズレを引いたら、臭くて塩辛くて、ただたんにマズいだけのゲテモノ。過去に何回も、買ってみたらマズかった、という経験をしています。
道の駅の人に聞いたら、二ゴロブナの正統派フナ寿司で、近江八幡市長命寺で作られているとのこと。たいへんヨロシイじゃないですか。これぞ琵琶湖の恵み、近江の味です。
約3000円。お正月用に、勢いで買ってしまいました。琵琶湖の贅沢です。
ここまではお買い物名人で良かったのですが、オーバーラン。
そばにモロコの佃煮が。
NHK「新日本紀行」で、琵琶湖の沖島の漁師のドキュメンタリーがありました。
フナ、モロコを取る昔ながらの琵琶湖の暮らし。あれですね。
で、モロコ、買いました。パック4個も。
さらに、「おおっ!これがゴリですね♪」
はい、ゴリも買いました。そのまた隣のアユの佃煮も買ったのです。
道の駅は、野菜はもちろんですが、琵琶湖の魚も安くて美味しいですよ。
以上、お買いもの情報でした。
*堅田の琵琶湖大橋の入り口あたりには、湖の駅というのがあります。
*鮴(ゴリ)を取るのに、川下に積んだ小石の堰に追い入れたところから、強引に自分の考えを押し通すこと。出典:『新明解国語辞典』三省堂
 私の村では、ゴリをジャッコ(たぶん雑魚から)と呼びました。浅い川の中で石を長く積み上げて、それを何人かで並んで押していく。こうして石を押してジャッコを取るのを「ジャッコ押し」と読んでいました。たくさん取れるから、砂糖と醤油で甘辛く佃煮にする。友達と力を合わせて小石を積み上げて、ジャブジャブ、ガラガラを押していくのは面白かったなあ。今では、村の子どもたちは川の魚なんか取らないのだろうかなあ。
あの漁法を、琵琶湖の方では「ゴリ押し」と呼んだのですね。
2024年は、ゴリ押しの勢いで前進しますよー♪
あ。無茶苦茶なことを乱暴に押し通すのはいけませんよ。


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道の駅の美味しい春菊を食べて、2025年へ。

2024-12-27 07:57:10 | Weblog

全国各地、雪の便りが。しかし、滋賀県の南部は快晴、快晴、また快晴で、時々は曇って小雨も。今までのところは穏やかな年の瀬です。
冬期講習会が進行中。わがままを言って、連続で3コマいただきました。押し売りの割り込みです。
オリジナル版テキストの記述式のページを、グイグイと進む。
割り込んだクラス、生徒たちはまだ記述式の問題に不慣れなのかなあ。
えらく深く静かに考え込んでいて、鉛筆が進みません。ため息で、鉛筆が重そう。
良い文を書かねば、ということで、考えすぎて動けない状態。これ、よくあるのです。
  国語の作文じゃない。
  賞をねらって書くわけじゃない。
  名作でなくていいのですよ。
  時間はせいぜい5分ばかりしか使えないだろう。
  メモのつもりで、パキパキッと明るく軽く書きましょう。
そういうアドバイスをして、再び挑戦してもらいました。
今度は全員が書けました。これでいいですよ。まず書かねば始まらないからね。
専用の練習用紙を使ったので、回収して採点しました。
いい感じですよ。
この調子で、伝授したワザと…いっぱい言いましたけど…そして姿勢とリズムと勢い、これが大事ですよ、これで記述式を突破♪
記述式の問題を怖がらない。むしろ「よっし、来た♪」という姿勢で。
そういう冬期にしますよ。

【グルメ編】
ある冬の晴れた朝でありました。全国各地、雪の便りが伝えられていますが、滋賀県の南部琵琶湖上空は、爽やかに晴れわたっていたのです。
そこで、自転車で出発進行♪
途中の田んぼでは、麦が芽を出し、青々と育っています。
地理でいうところの冬小麦ですね。
実は滋賀県は製造業従事者比率日本一の先端工業の県ですが、麦と大豆の栽培も盛んなのです。麦、元気いっぱいに育っていますよ。
  …中略…
農道をリュンリュン走って、道の駅に到着。
さっそく第一の目的の春菊をバサッバサッと買い物かごに。
軽くゆでて、
その①,ポン酢で。
その②,花ガツオをたくさんのせて醤油で。
香りと、ほんのかすかな苦みが美味しい。茎の部分のコリッとした歯ごたえもいい感じです。
道の駅の春菊は、茎もしっかりとしていて、スーパーの葉っぱが柔らかい「都会向け鍋料理用春菊」?よりもずっと美味しいのです。
大きな束を4つ、買い込みました。
ついでに小松菜も。

春菊を求めて道の駅へ行って
「さっき、自転車で来た紳士が、ごっそり買ってしまったので、もう春菊は売り切れです」
と言われたら、はい、犯人は私です。
年の瀬の春菊買占め事件でした。
*道の駅の春菊が、街中の野菜売り場よりも美味しいのは、農家が自家用に栽培して、それを道の駅に出荷するからだと思います。
春菊は、バサバサと大きくて葉が柔らかいものよりも、短くて茎が太いほうが美味しいのです。以上は農村出身の私の個人の感想です。
春菊を食べて、2025年へ。


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