あちこちの教室を巡回して、オリジナル版テキストの記述式のページをやっています。
記述式問題への取り組み方を伝える伝道師。フランシスコ・キヨエルと呼んでください。
これまでにマスターしていて、スイスイと書く生徒がいます。頼もしい。
えらいこっちゃー。
困り果てる生徒も。
これしかない。そういう基礎基本の問題、「また、それですか。もう何回も聞かれていますよね」というオーソドックスな問題でも、意外に苦労しています。
そこを頑張って、記述式の問題の料理方法をマスターしてください。
私、滋賀県スタイルの練習用紙を500枚、膳所の印刷室で印刷して、持ち運んでいますよ。
記入欄が用紙1枚に3問。すると…。
はい、頑張りましょう。
【年末のショッピング情報】
ややっ!
道の駅で春菊を買った時に、フナ寿司を発見。農産物だけじゃなくて、水産物もあるのですね。すばらしい。
フナ寿司は滋賀県の郷土料理のチャンピオン。その強烈な個性は全国に鳴り響くという、発酵食品の王者であります。
大学生の頃に、はるばる滋賀県から来ていた膳所高出身の先輩が持ってきてくれて、
「これはフナ寿司といって、滋賀県の伝統的な食べ物。腐っている、と思うかもしれないけど、腐っていないから、食べてみて」
とのこと。
で、いや、しかし、そんなものは知らなかった私たち後輩一同(岡山県、山口県、島根県、愛媛県など西の方ばっかり)は
「そうは言われたけど、これはいくらなんでも…腐っとるよなあ」
という結論に。
先輩のお気持ちだけありがたくいただいて、そっと静かに…。
後から先輩には
食べました。
美味しかったです。
ありがとうございました。
そういうことで、本当は鮒寿司はパスしたのでした。先輩、ごめんなさい。
私は、まあ「あれは絶対に無理!」と食べないというわけじゃないですが、特に大好物でもないです。
ところが、but!
滋賀県生まれの家族は「フナ寿司、大好きー♪」なのです。
うむ。ハズレを引いたら、臭くて塩辛くて、ただたんにマズいだけのゲテモノ。過去に何回も、買ってみたらマズかった、という経験をしています。
道の駅の人に聞いたら、二ゴロブナの正統派フナ寿司で、近江八幡市長命寺で作られているとのこと。たいへんヨロシイじゃないですか。これぞ琵琶湖の恵み、近江の味です。
約3000円。お正月用に、勢いで買ってしまいました。琵琶湖の贅沢です。
ここまではお買い物名人で良かったのですが、オーバーラン。
そばにモロコの佃煮が。
NHK「新日本紀行」で、琵琶湖の沖島の漁師のドキュメンタリーがありました。
フナ、モロコを取る昔ながらの琵琶湖の暮らし。あれですね。
で、モロコ、買いました。パック4個も。
さらに、「おおっ!これがゴリですね♪」
はい、ゴリも買いました。そのまた隣のアユの佃煮も買ったのです。
道の駅は、野菜はもちろんですが、琵琶湖の魚も安くて美味しいですよ。
以上、お買いもの情報でした。
*堅田の琵琶湖大橋の入り口あたりには、湖の駅というのがあります。
*鮴(ゴリ)を取るのに、川下に積んだ小石の堰に追い入れたところから、強引に自分の考えを押し通すこと。出典:『新明解国語辞典』三省堂
私の村では、ゴリをジャッコ(たぶん雑魚から)と呼びました。浅い川の中で石を長く積み上げて、それを何人かで並んで押していく。こうして石を押してジャッコを取るのを「ジャッコ押し」と読んでいました。たくさん取れるから、砂糖と醤油で甘辛く佃煮にする。友達と力を合わせて小石を積み上げて、ジャブジャブ、ガラガラを押していくのは面白かったなあ。今では、村の子どもたちは川の魚なんか取らないのだろうかなあ。
あの漁法を、琵琶湖の方では「ゴリ押し」と呼んだのですね。
2024年は、ゴリ押しの勢いで前進しますよー♪
あ。無茶苦茶なことを乱暴に押し通すのはいけませんよ。