報告その1,教育セミナーを開催しました。
まず先頭は私。
今回は、入試の動向や傾向ではなくて、この時期の勉強のしかたと、効果的な教材について。
特に使ってもらいたい教材を詳しくていねいに説明しました。ちょっと詳しすぎたか…いいでしょう。本当にフルに活用してください。
北村先生からは、学習プログラムを説明。
そして、河合塾マナビスのデータを使って、厚見先生からの説明。
これが、中学生に、そして小学生にも役に立つ内容が山盛りです。最新のデータから…中身は省略しますが、色々なことが見えてきますよ。
チームM…河合塾マナビスのスタッフの皆さん、データと資料、見やすい画面などを用意してくれて、ありがとうございます。
私自身も、頭の中に書き込まれているデータを、これが古くなっていますから、最新版に書き換えています。
今回は、金沢市のスタッフが研修&見学に来ていて、教育セミナーにも参加。
猛然とメモを取りながら聞いていました。
その後は、中学生の受験特訓クラスの授業も見学。そして金沢市へ去る。
見学や研修で忙しかったと思います。
帰り着いたら金沢は雪かな。頑張れ、チームK(金沢)♪
日本のみなさん、おめでとうございますー♪
はい、ありがとうございます。
というニュースだったのに、扱いが地味。そこで私が鼻を高く。
まず、ニュースは
「成人力」日本は世界1~2位、OECD 16万人参加の国際調査。
ではここで生徒諸君へ。
OECDは「Organisation for Economic Co-operation and Development:経済協力開発機構」の略。本部はフランスのパリ。
加盟国は38か国で、ヨーロッパと北アメリカがほとんど。アジアでは日本と韓国です。一般に、OECDに加盟できたら先進国、といわれます。
今回のテストは、小ざかしそうな生意気な子供を集めて算数のクイズのような問題を解かせる…そういう詰め込みガリ勉テストじゃないのです。
対象者は大人で、成人の社会生活スキルをはかる「国際成人力調査」でした。
日本の分野別の平均得点(500点満点)は、「読解力」が289点(OECD平均260点)で2位、「数的思考力」が291点(同263点)で2位、「問題解決能力」は276点(同251点)でフィンランドと並んで1位だった。
日本は全3分野で1~2位で、前回に引き続き、世界トップ水準を維持した。
うむ。日本人の大人、いいじゃないか。
しかし、新聞社の解説は、またもや
「〇〇する力が不足していることが明らかになった」
などと反省している。
これは謙虚なのか、日本人は自分たちの国や国民自身の悪口が好きなのか、どうなんだろう。
生徒諸君よ。日本人おとな達は、しっかりしているのです。
そして、同じ教育環境、同じ社会で育っていく君たちも、ちゃんと成長できますよ。
そこは安心して、地味に地道に伸び伸びと頑張りなさい&成長していきなさい。あ。楽しくね。
写真の山並みは、今朝の琵琶湖の西岸、比良山の方向です。琵琶湖線の電車から、美しい景色が見えました。また冬へ一歩。