12月12日。
で、思い出すのは「イッチニ、イッチニと少年十字軍」です。
少年十字軍は、フランスやドイツにおいて神の啓示を受けたとする少年エティエンヌの呼びかけにより少年少女が中心となって結成された十字軍。
1212年のフランスの少年十字軍では、少年少女が十字軍として聖地エルサレムをイスラム教徒から奪還しようとパレスチナに向かう途中、船を斡旋した商人の陰謀によりアレクサンドリアで奴隷として売り飛ばされた。(百科事典ウィキペディアから引用)
これを高校の世界史で習いましたが、あのころから中東方面は混乱、陰謀と戦争と…。
たまたま手元に「世界紛争地図」という本があって、著者はフランスの元・外務大臣。
ワイワイと煽り立てて、戦争を楽しむ?という本じゃありません。冷静な分析。
シリアは人口が2500万人。内戦での死者が50万人、国外への脱出が約600万人、国内の避難民が700万人と。
シリア国内の軍事組織や武装勢力は、なんと6種類も示されて、地図には勢力分布が色分けされている。これをまとめていくのは…大丈夫かなあ。
2024年は戦乱と紛争と混乱の年だったなあ。
世界各国の選挙でも、たいていは政府与党が負けた。イギリス、アメリカ、フランス、そして日本…申し合わせたのかというほどの政権与党敗北、下剋上の2024年じゃったなあ。
そこへ年末になってシリアと、そしてお隣さんの韓国でも。
強権と弾圧による平和ではいけませんが、大混乱も騒乱もいけませぬ。
そうしてみれば、日本はオオゴトにはなりません。そこは安定の日本です。
「政治と金の問題であるぞ!」と声高に論じても、まあ、国民の生活には特に何も…そんなことを言ってはいけないのかも。
OECD(ざくっといって先進諸国)の学力の調査では、日本が北欧のフィンランドとトップを競う。項目によっては1位も。
こんなとき、日本のマスコミや役所は
「やったぞ、世界一だ。どんなもんだい♪」
と鼻高々…じゃないですね。あまり自慢しません。日本では、「日本はダメだ!」という話が受ける。教育も、根拠も無く「日本の教育はダメだからなあ」と…。
日本と1位を争うフィンランドは、静かな「森と湖の国」です。人口556万人。これは北海道ぐらい。
有名人は、サンタクロースとムーミン。あ。ムーミンは人口には入りませんか。
日本からは、「教育についてフィンランドに学ぼう」ということで調査団、見学団が行く。しかし、フィンランドでは「うちのような小国に大国の日本が来て、何を?」と、不思議なのだそうです。
国内が落ち着いていて、福祉も整っていて、つまり日本でいうと、山の手の閑静な高級住宅地のような国。国民は豊かで、教育熱心。それを見て、はて日本が制度などを学べるのか。私も、フィンランド航空で北ヨーロッパ旅行に行ってみたいですけど。
日本、お役所も学校も、先生たちも、ここはもっと自慢していいと思いますよ。
そして日本の生徒たち。鼻高々で、胸を張って、そして明るく元気よく勉強しましょう。
さて、冬です。見事に晴れてますが、気温は下がって、湿度も低いか。冬の玄関ですね。
おうみ進学プラザは、冬期講習会へ。
その前に、12月の学習プログラムをやり切りますよ。
中3は、もちろん高校入試へ。どのクラスも、個別指導の教室も、いい感じです。
「あれれっ?こんな時間に…」
自習に来る生徒もしだいに増えて、そして、本当に自習しています。「自称・自習」じゃない。本当に自習しています。
中2から下の学年は、早々と新しい県立高校入試の方向へ。
イッチニ、イッチニと進んでいくよ。
リンゴ。
東北方面からいただいた立派なリンゴ。
大きくて、スイカか、カボチャか、ああ!これはリンゴですか。
そんな大きくて真っ赤なリンゴです。
〔リンゴの歌、その3〕赤いリンゴに、唇よせて、黙って見ている青い空~♪
*並木路子 古いです。私、知りませんよ。歌えるけど。
〔リンゴの歌、その4〕 青いリンゴを抱きしめても、思い出さえ帰らない~♪
*野口五郎 これは新しいですね。もちろん歌えます。
1個、食べました。シャキシャキでパリパリで、美味しかった。
あんなに大きなリンゴ、滋賀県では見たことがないです。
生徒諸君よ。リンゴを食べて、ミカンも食べて、風邪をひかないで頑張ろうぞ。