中3の日曜日の受験特訓クラス。テキストにはバキバキの難問もありまする。
この日は、あえて難関私立高校の難問をピックアップしました。
京都の女子校、大阪の高校、名古屋の…。
予習をしていて、「うむむ。これは…いや…しかし…答えは…」
そりゃあ正解はわかりますよ。でも、じゃあ正しいものを1個選んで、他のものはどこがどう間違いなんだ。
そこを説明できるように予習しておかねば。
これが難儀です。
「そんな生き物、知らないけどなぁ」
「この中で、台湾から輸入しているものは何だろうか」
もちろん、既に正解を見つけた後ですが、しかし、ちゃんと説明したい。
生徒も
「正解はわかったけど、これはどうなんだろうか」
と疑問に。そこにちゃんとボールを投げ込んでいかねば。
後半では公立高校の入試問題へ。
さすがにハイレベルではあるけれども、教科書のワクからは外れていない。資料も与えられている。
生徒たちは、ほっとしたようすでグイグイと正解を書きます。
クセ球を3球ほど投げ込んでから、直球のド真ん中ストレート。私のプランどおりの進行でしたが、それにしても難問だったなあ。
この時期から、勉強を頑張ろうとして奇怪な教材に突撃して、迷路に迷い込む生徒が。
そうならないように、ちゃんとアドバイス、サポートを。
時々は剛速球も投げますからね。カッキーンと打ち返してください。
秋が終わって、いよいよ冬へ。もうすぐ吐く息が白くなりますね。元気よく、冬を駆け抜けます。