晴れているけれども、気温は冬です。
久々に読書レポート。
ドナルド・キーン氏の日記。日記と言っても短編集です。この美しい日本語の短文を書くのだから、ドナルド・キーン氏の日本語、おそるべし。
氏は太平洋戦争の開戦で、アメリカ海軍の日本語専門家として養成された。英語を敵性語句などと呼んで忌避した日本との気合の差、合理的な判断力、対応力の差。うむ。
戦後は京都大学で日本の文学を研究。東日本大震災で「日本を励ましたい」と日本国籍を取得したのでした。大震災で打ちのめされた日本と日本人を励ましたい。そういう応援のメッセージとして、すでに高齢になっていたドナルド・キーン氏は日本国籍を取得。あのときは、ちょっとジーンと…。
本の中には紫式部の紹介などが短文で、しかし鋭く、深く、温かく。
紫式部、日本史で覚えた。国語でごく一部分を習った。以上です。
キーン氏の深い＆詳しい日本文化と日本文学。
私などの知らない日本ワールドです。まいりました。
NHK大河ドラマ「光る君へ」の出演者と制作者の皆さん。ドナルド・キーン氏も応援していますよ。頑張ってください。
中３クラスの授業。
私立高校の合格発表、県立高校の特色選抜＆推薦入試とスケジュールが連続。
現在の入試の状況は、県内の私立高校の場合、バキバキに厳しいものではありません。が、そこは生徒たちにはわからない。緊張したはずです。
生徒たちは２回の試練で、疲れていると思います。
体力もそうですが、精神的にも。
元気よく、明るく授業に来ました。
あえて試験の手ごたえは質問しませんでした。
お疲れ様でした。
まずは一休みして、それから地味で地道な県立高校対策へと切り替えていきますよ。
授業では、またもや「気合の大盛」の、巻末ページを使いました。
前半部の巻末まとめ、後半部分の章末まとめ。
途中で、ノートを使って作図も。
そして、宿題は多めに…かなり多いです。
宿題は、後半部分の普通のページから、ドドーンと。
一休みしたら、さぁ、宿題で仕上げていきますよー♪
