King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

2005★GOD Presents ROMANCE GRAY35

2005年07月14日 23時56分51秒 | 日々のこと
アマゾンで注文して、月曜に届きました。
ずっと繰り返し堪能しました。
35周年。前の30周年の時には武道館で行い、今回は4日間パルコ劇場で
行われました。チケットはあっという間に完売。私も初日のチケットを
オクで手に入れました。あっという間に2倍の値段になりそれでもちっとも
惜しいとは思いませんでした。しかし、実際に行って見るとゲストばっかりで
ちと当て外れでした。そして、あのタイマーズの復活と完全な当て逃げです。

一昨年のパルコ劇場では、ワンマンショウということで彼がアコギ一本で
まさにワンマンショウでした。それは凄い感動ものでした。ですが、出来上がった
DVDはとちったりミスったりしている映像が最初続き大丈夫かなこれという
感じのものでした。それから較べると今度のDVDはすさまじさがあります。
冬の十字架では、彼はヒット曲がでない状況やCDもまともに出せない状況を
歌ったり、スタッフを恨む自分を歌にしたりとかなり行き詰まった状況を思わせる
作曲活動から、ウオンテッドからJUMP、KINGからGODと周りに乗せられ、それに
乗ることで自分で自分を演出し続ける彼のスタイルがほとばしるようになりました。

30周年にはあったテレや気恥ずかしさも、今回はとにかくやっていこうこれが
自分なんだという開き直りにも似た彼の生の姿があります。このDVDの4日間で言えば
やはり、陽水が出た3日、チャボの出た4日が一押しです。私もその日に行きたかった。
このDVDの中で一番のシーンは、陽水との『帰れないふたり』です。これはもう
鳥肌もんです。そして、陽水の台詞がなんともいいのです。『35年?何が』これは
同じ時代を同じだけ走ってきた彼だからいえる言葉です。

歌唱については、声がかれているのはご愛嬌です。
愛し合ってるかいと問い続けて35年。そんなミュージシャンがいた。
彼を愛するミュージシャンが彼の歌をやるが誰も彼にかなわない。
そんなDVDですね。
コメント
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